FFX攻略フローチャート5

ガガゼト山
ガガゼト山に足を踏み入れると、まずちょっとした会話イベントがある。その後でいよいよ山を登ることになるわけだが、ここでこれまでさんざんキマリを罵ってきたビラン・エンケの二人組みと戦うことになる。しかも、ここではビラン・エンケ2人VSキマリ1人の戦いだ。苦戦が予想されるが、そこはバランスが取られているので安心していい。2人の強さはその時点でのキマリのパラメータによって変動するのだ。キマリが強ければそれなりに強く、キマリがあまり育っていなければそこそこに。勝てないレベルではないので落ち着いていこう。

なお、このバトルに突入する前に、フレンドスフィアなどをうまく駆使して、キマリに「盗む」を覚えさせるといい。ここまで不足してきたLv.3キースフィアを、2人から大量に盗めるチャンスなのだ。これはもう「絶対に!」と断言する。また、同じロンゾだけあってビランとエンケは多くの「敵の技」を持っている。新たにマイティガードやホワイトウインドを吸収するのはもちろん、ここまでで取り忘れた技も吸収するチャンスだ。いろいろとやることが多くて忙しいが、武器や防具を極力充実したものにし、たくさんの見返りを得たいものである。

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ビランとエンケに勝つことができると、再びイベントの後いよいよ登山が始まる。その前に、いったん山の入り口に戻ってみよう。ロンゾのショップがあるはずだ。この先、ショップは山の途中でオオアカ屋に出会うのみ。その後はかなり長い間ショップが出現しない。特に、ここで多めに聖水を購入しておくことを強くオススメする。リストはこちら

やっと登山開始。長く続く
登山道をひたすら進む。ここで現われるモンスターはかなりの種類がいるが、だいたいはどこかで見たようなモンスターなので戦い方は自ずとわかってくることと思う。機械系の敵が多く出現するので「盗む」であしらおう。アシュラは両腕を上げて構えている間は攻撃しないように。警戒すべきはそのぐらいだ。

入手アイテムも見ておこう。登山道に入ってすぐ、右手に
20000ギルの入った宝箱がある。その場所まで行くにはやや入り組んだ岩場を歩かないとならないのであきらめずに。さらに少し進むとメガポーション×2、道なりに進むと現われるちょっとした行き止まりにはブラスカのスフィアがあるぞ。さらにまっすぐ進み、最初の分岐を右(北)に進むと正ルートだが、その前にまっすぐ進んでみよう。行き止まりに守護の腕輪がある。あとは正ルートに戻って進もう。

しばらく進むと一人の男に出会うはずだ。彼の名は
ワンツ。24代目オオアカ屋を自称する青年だ。とにかくここでアイテムの補給を。山門のショップを利用しなかったプレイヤーはぜひここで聖水を。脅かすわけではないが、この先は本当にショップがないぞ。
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ここまで来る途中にいくつかの石像のようなものがあったと思うが、これを調べるとちょっとした会話イベントが起こる場合がある。物語を隅まで楽しみたいプレイヤーは、すべてのイベントを見ておこう。
そのままルートを進むとマップが切り替わり、次の登山道へと出るが、出現モンスターは変わりない。恐れずに進もう。マップが切り替わってすぐの左への行き止まりにはHPスフィアLv.4キースフィアがある。ルートへ戻ってひたすら進むといずれセーブスフィアが見えてくるだろう。まずはここで回復&セーブ。そして道を進んで峠へと向かう。
に入ると突然シーモアが現われてバトルになる。これまでのシーモアとは比べ物にならない強さなので、気を引き締めていこう。ユウナとキマリはトリガーコマンド「話す」で強化できるので利用すること。今回もシーモアは幻光祈機を従えての戦闘となる。そのコンビネーションは以前にも増していやらしく、シーモアが「滅びのヤリ」で味方をゾンビ化すると、幻光祈機がすかさずアレイズで即死を狙ってくる。ゾンビになった味方は最優先で回復しよう。シーモアは残りHPが1/2を切るとリフレクやフレアを巧妙に使ってくる。かつこちらの補助魔法を全体化デスペルで解除してしまうのだ。一方で幻光祈機は「魔法攻撃スタンバイ」の後、「完全なる破壊」を放ってくる。シェルの効果がないと、最悪の場合は全滅の危険もある攻撃だ。この戦闘にラクに勝利するには、シーモアを沈黙および毒状態にしてしまうこと。そうすればフレアも来なくなるしデスペルを使われることもない。毒のダメージでじわじわとHPを削ってやろう。

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シーモアを撃破して峠を進む。セーブスフィアの手前にいくつかの石柱があるが、その陰には「木曜の印」の入った宝箱が隠れているので見逃さないように。マップを切り替えると祈り子群に出る。ちょっと長めのイベントが始まる(ムービー挿入)。イベント中に操作しなければいけない場面も出てくるが、迷うことはないはず。
長いイベントを終えてガガゼト山・登山洞窟へと進入。ここでは何ヶ所かが通行できない状態になっており、「ガガゼトの試練」をクリアすることで先に進んでいくしかけとなっている。が、それだけではない。ここから登場するモンスターは登山道までのものとは別格の強敵揃いなのだ。強力な魔法を駆使するダークプリン、HPが高く、ステータス異常攻撃のやっかいなマンドラコラ、そしてFFの常連アーリマンベヒーモスも登場。ちょっとやそっとでは通してくれそうもない。苦戦を強いられているプレイヤーはそのまま先に進んでも辛いのが目に見えているので、しばしキャラクターの育成をしておこう。ここで現われるザコ敵と対等に戦えればこの先ラクなはず。

ここにもいくつかのアイテムが眠っているものの、そのどれもが「ガガゼトの試練」をクリアしないと取ることができない。まずは通行できない場所を通れるようにしていこう。セーブスフィアのある所から奥へは「ガガゼト第一の試練」をクリアすると行けるようになる。まずはセーブスフィアの手前の分岐を左折。少し進むと右手に怪しげな岩穴があるが、今はまだ入れない。とりあえずひたすらまっすぐ進むと水中に出る。当然水中ではバトルメンバーがティーダ・ワッカ・リュックに限定されるので準備はぬかりなく行おう。ちなみにここでしか登場しないスプラッシャー、アケオロス、レイジングスパイクといった3種のモンスターはしっかりと訓練場のリストに入っている。コンプリートを目指すならコイツらもきっちり捕獲しなければならないぞ。

水中を先に進んで再び陸に上がると、なにやら回転している光る物体があるはずだ。これが第一の試練で、挑むのはワッカ。即ち、殻のスキ間が正面に来る時にボールが核に当たるようにすればいいのだ。何度でもチャレンジできるので、タイミングをつかもう。成功するとセーブスフィアから奥への道が開ける。その前に第一の試練の奥へ進んで
Lv.1キースフィアをいただいておこう。

セーブスフィアの奥へ進む。T字路の右はまだ通れない。左へ進もう。しばらく進むと左側に岩の段々がある場所へと出る。この段々が出口への道なのだが、当然通ることはできない。とりあえず右の道をまっすぐ行こう。しばらく進むとまた水中へと進むことになる。奥まで行くと3色に光った第二の試練があるはずだ。この試練はティーダ・ワッカ・リュックをそれぞれ正しい色の穴に向かわせればクリアーとなる。それぞれの正解の色は、ここまで必ず何度も見ているもののはずだか……。

どうしてもわからない人は……

これで、最初のセーブスフィア手前の分岐を左折してすぐにある岩穴と、セーブスフィア奥のT字路の右、そして出口へのルートが開けたことになる。戻る前に第二の試練の突き当たりにあるラッキースフィアを取っておくこと。

最初のセーブスフィアまで戻り、手前の分岐を左へ。最初に入れなかった岩穴の中には
ピンチサポートがある。続いてセーブスフィア奥のT字路を右へ。短い水路を進むと突き当たりに回復の指輪リターンスフィアがあるぞ。ここまで回収したら、さっき開けた出口へのルートを進もう。
出口へのルートを進むとセーブスフィアがあり、その先へ行けば山頂付近に出るぞ。しかし、一息つく間もなく、聖地のガーディアンが襲いかかってくる。「フォトンウィング」というステータス異常攻撃をしてくるので、最低でも混乱は防具で防いでおくこと。また、こちらの攻撃に対して「スリップテイル」で反撃してくる。これは全体ダメージに加えて全員のヘイストを無効にする効果がある。さらに時折「マジカルブレス」を放つ。魔力の低いキャラクターだと一撃死の可能性もある、強力な魔法攻撃だ。防御力も高いのでアーマーブレイク、メンタルブレイクは必ず使うこと。

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聖地のガーディアンを倒したらいよいよザナルカンド。しばらくはイベントシーンでシナリオが進む。

ザナルカンド遺跡〜エボン=ドーム
ついに意を決してザナルカンドを進む一行。ザナルカンド・フリーウェイ跡ではガガゼト終盤で登場したダークプリンやマンドラコラ、ベヒーモスなどが大挙して押し寄せる。まったくの一本道なので迷いようがないマップ。途中にはラッキースフィアメンタルアーマーが落ちている。マップの終端まで辿り着いたら、エボン=ドームへと足を踏み入れよう。
エボン=ドーム周辺〜入り口へと進み、ドームの内部へ。ここでは時折イベントが挿入されつつ奥へ進むことになるぞ。きっちり敵も出現するので気を抜かないこと。ここで登場するのは霊堂僧兵と鉄騎11型、岩竜97型といった、ベベル突入時に戦ったものとよく似たモンスターたちだが、その強さは格段に上がっている。特に霊堂僧兵はこちらをゾンビ化する攻撃をしてくるので要注意。それに加えてヘタなボスよりもHPのあるゼロ式護法機士がザコとして頻繁に登場する。ナギ平原・橋周辺で戦った護法戦機の強化版である。「挑発」で相手の攻撃を「ブラストパンチ」に特定できる点も同じだ。

マップは基本的には一本道で分岐はない。ただ、一部に枝分かれした行き止まりの通路があり、そこに宝箱があることも。順を追って見て行こう。入り口より螺旋状の進路を進むと、途中で右に分かれる道がある。突き当りには
10000ギルがあるのだ。元のルートに戻って進むとセーブスフィアがある。その先を進むと立体交差をくぐる形で3又に分岐した場所に出る。ここでの正ルートは左だが、右の行き止まりにフレンドスフィアがある。正ルートを進みながら、マップの左側に注目してほしい。ややわかりにくいが、通路の下へ少々もぐり込む分岐があるのがおわかりだろうか。ここにはLv.3キースフィアがあるぞ。あとはひたすら先へ先へと進むだけだ。

一行は
回廊へと辿り着く。ここも基本的に一直線に進むのみ。階段を登って行けばいい。途中のガレキの中に運スフィアの入った宝箱がある。セーブスフィアを越えたら、いよいよ最後の試練の間に突入だ。
ここの試練の間はこれまでとは少々勝手が違う。モニターに表示される図形と同じものを、色の点灯する床を踏んで揃えていくというもの。言葉で言うのも少々わかりずらいかもしれない。試練の間の床のあちこちには、特定の場所に色の付いた模様が隠されており、ティーダが踏むことで光る。つまり、出題される図形と同じ分だけの図形を光らせて歩けばいいわけだ。図形のある位置が変わることはないので、基本的に記憶力が勝負。

くわしくはこちらで解説している。
試練の間をクリアすると、間髪入れずにボス戦となる。魔天のガーディアンとの戦いは、そのフィールドの特性をよく理解していないと、何をすればいいのか悩みかねない。敵の周囲には6つのサークルがある。そして、敵はこちらの攻撃に対して強力なカウンターをしてくる。そのカウンターが届くのは、敵の正面の3つのサークル。もうおわかりだろうか。つまり、トリガーコマンド「移動」で敵の背後にうまく回って反撃をかわしていくのがカギになっているのだ。3人とも正面に立ってカウンターをくらい続けては、あっという間に全滅だろう。また、魔天のガーディアンはバーサクを誘発する攻撃をしてくる。可能であれば防具などで未然に防いでおきたいところ。さらに、「マジカルマイン」にも注意。ターゲッティングされたサークルからはただちに退避すること。そのためにやむを得ず敵の正面に立たなければならない時は、いったん攻撃の手を休めよう。

くわしい攻略方法はこちら
魔天のガーディアンを倒したら、フロア中央のエレベーターで祈り子の間へと降りる。その後、大広間でしばらくのイベントシーンの後、続けてのボス戦となる。魔天へと移動し、対峙するはユウナレスカ。予備知識がないとあっさり全滅しかねない強敵である。

ユウナレスカはその形態を2度変化させる(つまり、ノンストップで3連戦になるということ)。第一形態はこちらの攻撃に対してチクチクとステータス異常を伴う反撃を行い、時にはHPを吸収してくる。これは難なく倒せることだろう。そこで第二形態。本当の戦いはここから始まると言っても過言ではない。第二形態は「ヘルバイター」という攻撃を頻繁に繰り出してくる。味方全体にゾンビを付与する攻撃だ。さらにゾンビ化した味方にケアルラやリジェネで追い討ちをかけてくる。ただし、ゾンビを治療したい気持ちもわかるが、可能な限り、ギリギリまでゾンビのまま戦っておくべき。なぜかはこの後、すぐにわかる。

第二形態を倒すとすぐさま第三形態へと移行するが、まず最初のターンに「オーバーデス」を放ってくる。味方全体への即死攻撃だ。即死耐性がないとこれで全滅してしまう。が、ゾンビに即死攻撃は無効。できればユウナレスカが第二形態から第三形態へ移行する際には、最低ひとりはゾンビのままでいるように。第三形態は「ヘルバイター」「オーバーデス」に加え、味方全体への混乱攻撃「マインドブラスト」も放ってくる。ゾンビは前述の通り放っておいてかまわないので、防具では混乱を防ぐようにしよう。

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ユウナレスカを倒したらここまで来たルートをドーム入り口まで戻る。その前に魔天(ユウナレスカと戦った場所)の奥にあるループする階段を何度か昇り降りしてみよう。宝箱が現われるはずだ。中にはティーダの七曜の武器を強化するのに必要な「日輪の印」が入っている。

飛空艇で世界の各地へ〜やり込み戻り旅
エボン=ドームから出ると、ブレイヤーは飛空艇を入手する(ムービー挿入)。ここからは各地のセーブスフィアに飛空艇への転送機能が追加され、各地への戻り旅が格段に楽になるのだ。モンスターを捕獲するもよし、キャラを育てるもよし、各種ミニゲームに興じるもよしだ。

ただし、この段階でのユウナたちはまだ反逆者扱い。寺院などの場所には立ち入ることができないばかりか、マカラーニャ寺院などではいまだにグアドが追いかけて来て戦闘になる始末。ここは落ち着いて、反逆の汚名を晴らそう。

まず、飛空艇の甲板への通路(キャビン)に向かい、そこでユウナ・キマリと会話をする。そうしたらブリッジに戻る。すると、イベントで「グレートブリッジ(ベベル宮)に行ってマイカ総老師と話しをする」ことになる。この後は基本的に自動的に進む会話イベント。この一連のイベントが終わると、飛空艇のリスト(行き先)に「シン」が加わり、最終決戦となるのだ。ここまでイベントを進めれば、ユウナ一行の反逆の疑いは晴れている。各地の寺院にも入ることができるのだ。ここから、本格的に戻り旅と隠しポイントの探索に移ることになる。
飛空艇入手後(寺院巡りのみ、グレートブリッジ訪問後)に変化するのは以下。

・各地の隠されたポイントを「サーチ」「インプット」で発見できる
  ……隠しポイントについてはこちらを参照。

・各地の寺院の試練の間に再挑戦が可能となり、
かつ今までは入れなかった祈り子の間に入れる(アイテム入手)


各寺院の祈り子の間で入手できるアイテム
  ビサイド寺院  白魔法スフィア・エリクサー・ポーション×2・ハイポーション
  キーリカ寺院  物理防御スフィア・すばやさスフィア・命中スフィア
  ジョゼ寺院  すばやさスフィア・魔法防御スフィア
 マカラーニャ寺院   魔法防御スフィア・命中スフィア


・エボン=ドームの試練の間で、「破のスフィア」の宝箱を入手できる

・サヌビア砂漠でミニゲーム「サボテンダー探し」が発生する

・マカラーニャのチョウ探しの難易度が第三段階になる

・各地のショップの品揃えが大幅に変化する
  
……飛空艇後のショップリストはこちら。

インターナショナル版では、各地にダーク召喚獣が配置される。
まずは各地4ヶ所の寺院めぐりから。ビサイド・キーリカ・ジョゼ・マカラーニャの4つの寺院では、かつてのイベントで最深部、すなわち祈り子の間へはユウナしか入れなかった。飛空艇入手後は、ティーダみずから祈り子の間に入ることが可能となる。祈り子とのちょっとした会話イベントがあるほか、貴重なアイテムを入手することができる(上の表を参照)。ただし、もう一度それぞれの試練の間をクリアする必要があるが、それとてかつて一度はやったこと(内容に変化はいっさいない)。すぐに祈り子の間へ辿り着くことだろう。

念の為に言っておくと、グレートブリッジに行ってマイカに会っていないと(反逆の汚名を晴らしていないと)、寺院からは追い出される(入ることができない)うえに、マカラーニャでは再度グアドに追いかけられて戦闘まで発生してしまう。

インターナショナル版では、一部の寺院にダーク召喚獣が配置され、倒すまでは寺院に入れなくなってしまった。
さらに、上記で述べているようにエボン=ドームでは新たに「破のスフィア」を使った隠しアイテムの獲得に挑戦できる。これも忘れずにいただいておくこと。なぜなら、ある隠し召喚獣を入手する条件が「すべての寺院で『破のスフィア』の宝を入手していること」であるからだ。
以前にビサイドまでの戻り旅をしていないプレイヤーは、いい機会だから各所を訪れよう。こちらを参照のこと。
飛空艇の「サーチ」で発見できるポイントのひとつに、バージ=エボン寺院がある。ここは、かつてティーダがスピラにやって来た時に初めて訪れた場所(「海の遺跡」と呼んでいた所)だ。そう、ジオスゲイノに脅かされたあの場所である。ここではいくつかのアイテムと隠し召喚獣「アニマ」を入手できるぞ。

飛空艇の行き先をバージ=エボン寺院に指定すると、セーブスフィアのある所に出る。ここから北に進むと目的地だが、南に出るとかつてティーダが落ちてきた海に行くことができる。ゲーム序盤でここの200ギルとポーション×2を取っていなかった場合は、ここで回収することが可能。セーブスフィアから北に進んだ途中の分岐の先には、これも以前に取っていなければハイポーションがあるのだ。

まっすぐ北に進むと道が途切れ、ティーダ・ワッカ・リュックの3人は
沈んだ広間の海中に飛び込む。ここで寺院への扉に近づくと、ジオスゲイノとのバトルが発生するぞ。ゲーム序盤に現われた敵だからとナメてかかると全滅するほどの強敵だ。「即死パンチ」「石化パンチ」を繰り出してくるので、防具で未然に防いでおきたい。特に水中での石化は砕けて復帰できなくなるので、防御を優先すべき。また、こちらのメンバーのうちひとりを「吸いこみ」で体内に取り込んでしまう(吸い込むと、キャラのステータス異常がジオスゲイノに付与される)。この時、吸い込まれたキャラはトリガーコマンド「あばれる」が選択できるが、ここでプレイヤーがとった行動によってジオスゲイノは4通りのリアクションを見せる。

吸い込まれた本人が攻撃
 吸い込まれているキャラに現在のHP分のダメージを与える(ゆえに、即死)


外にいる仲間が攻撃
 味方全員に「吸い込まれているキャラの最大HP−1」のダメージを与える。吸い込まれたキャラがメンバーでもっともHPの高いキャラだとあとの2人は即死。吸い込まれた本人はHP1で生き残る。


何もしない(ガードや回復を繰り返し、攻撃しないでおく)
 味方全員に「吸い込まれているキャラの現在のHP−1」のダメージを与える。この場合も、最悪吸い込まれた本人はHP1でかろうじて生き残る。


味方が吸い込まれている状態で敵にトドメをさす
 全員に9999ダメージ、相討ちでゲームオーバー(限界突破してればセーフ)


飲み込まれたキャラに応じて手段を考えよう。もっともHPの少ないキャラが吸い込まれたのならたいした被害はないが、もっともHPの高いキャラが飲み込まれてしまうと最悪だ。その場合は吸い込まれたキャラに暴れさせるのが安全。ただし、それでトドメをささないように!
くわしくはこちらで攻略。
ジオスゲイノ撃破後はマップ内、底の方にある岩穴の中にルールーの七曜の武器「ナイトオブタマネギ」が出現しているので忘れずに回収すること。その後、さきほどの扉から寺院の中へ入る。泳いで進んでいくと控えの間に辿りつくはずだ。ここにある石像をひとつずつ調べていくと、そのつど祈り子の間への封印がひとつずつ解かれていく。この石像は「破のスフィアの宝を獲得した寺院」に対応しており、封印をすべて解いて祈り子の間に入るには、ビサイド・キーリカ・ジョゼ・マカラーニャ・ベベル・エボン=ドーム、計6ヶ所でそれを達成していなければならないのだ(ただし、ベベルはクリアしていれば条件を満たしている)。見事すべての封印を解くと、祈り子の間で召喚獣「アニマ」を獲得できる。ちなみに控えの間にはメガフェニックス×4ラストエリクサーの入った宝箱がある。こちらも忘れずに。

ここで、祈り子の間に入れない!といったケースもよく報告されるが、そういった人はたいていエボン=ドームの「破のスフィアの宝」を入手していない。自分が条件を満たしているか、もう一度よく確認しよう。

オメガ遺跡
ストーリー上はまったく寄る必要のないオメガ遺跡。貴重なアイテムを得られるここを素通りするのはもったいない。また、モンスターの捕獲をしているプレイヤーには避けて通ることのできない場所だ。出現するモンスターはそれなりに強いものばかりだが、ある意味ではラスダン(「シン」の体内)よりも手応えのある戦闘を楽しむことができるぞ。

オメガ遺跡というぐらいなので、当然最深部にはオメガウェポンが待ち構えている。そこに至るまでの道のりは長く、しかもこれまでのマップとは異なり、ナビマップには「行ったことのあるエリア」しか表示されない。つまり、とりあえず移動してみなければマップがわからないということ。ただ歩き回っているだけではルートを見失うことにもなりかねない。登場モンスターがツラいと感じたら、探索もかねてしばしのキャラ育成に励もう。一気に最深部に辿り着こうなどとは思わないことだ。

オメガ遺跡で手に入るアイテムは以下。
アルベド語辞書第26巻Lv.4キースフィア守護の腕輪クロスカウンターLv.3キースフィア×2守護の小手フレンドスフィア×2Lv.4キースフィア妖魔の指輪サボテン・メイジウォーモンガーテレポスフィア×2ワープスフィア×99、以上の13点。

辞書をのぞくすべてのアイテムは宝箱に入っているが、まれに「はずれ」になることがある。オメガ遺跡の宝箱は「遺跡に入ってから何個目に取ったアイテムか」によって中身が決定する。かつ、「はずれ」が含まれていた場合、そのぶんだけ手に入るアイテムの数は減っていく。ワープスフィアまでのすべてを入手できるのは、よほど幸運なプレイヤーのみとなるだろう。また、たとえば宝箱が4個ある場所で最初に取った宝箱が「はずれ」であった場合、残りの3つは消滅する。これらの決定はプレイヤーが宝箱に接近した際に「すべてアタリ」、あるいは「4つのうち1個がハズレ」という判定が行われており、そこにはプレイヤーの意志は一切介入できない。完全な運だのみとなるわけだ。宝箱は3ヶ所に計12個。つまり、「はずれ」は最大3つになるわけだが、もちろん複数ある宝箱のうち最初に「はずれ」が出ると残りは消滅してしまうのだから、12種のアイテムすべてを手に入れるのがどんなに困難かわかってもらえるだろう。狙って取れるわけではないので、取れたらラッキーぐらいに思っておくことだ。

ちなみに途中でセーブしたり遺跡から出ると、カウントは1に戻ってしまうぞ。なるべくキャラを育成し、全滅の危険がなくなった頃に一気に宝箱を回収していくのが正しいやり方だろう。

それ以外に、確実に取れる固定の宝箱も3つある。ひとつは「印」によって出現する通路の先に
テレポスフィア、そして「上層」と呼ばれるエリアの行き止まりにフレンドスフィア、オメガウェポンのいる場所に魔力スフィアがある。ただし魔力スフィアはオメガを倒してから遺跡の入口に戻り、再度そこまで戻ってこないと出現しないので注意。

「印」の通路はふたつの「印」に触れないと通ることはできない。ひとつは通路の手前にあるが、もうひとつは下層の奥(北西)にある。先に奥の「印」に触れておかなければならないぞ。

出現するモンスターで注意したいのはやはり
モルボルグレート。「シン」の体内に出現するものとは異なり、必ず「先制」で「くさい息」を使ってくる。ステータス異常は防具で防ごう。また、スピリットは挑発してやるとなぜかこちらに対して「ホワイトウインド」で回復をしてくる。うまく利用させてもらうといい。しばしばバトルに登場する宝箱は、もちろん「盗む」でアイテムを入手できるが、「はずれ」だった場合にはそのままミミックへと変化する。「ぶんどる」を使えばミミックの出現は阻止できるが、ミミックを倒すと大量のギルを獲得できるので、わざと変化させてしまうのもいいだろう。

下層を奥まで進むと
アルテマウェポンとの戦闘になる。それなりの強敵だが、あくまでオメガの引き立て役に留まっており、ここまで辿り着いたプレイヤーならばたいした苦戦はしないはず。ステータス異常を引き起こす攻撃さえ防いでおくことができれば、勝利は確実。また、アルテマウェポンには「わいろ」を使うこともでき、1400000ギルでペンデュラム×99を入手可能だ。
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上層に入ると、円形のフロアに入るたび強制戦闘となる。出現するモンスターはこの遺跡内に登場するものだけなので、普通の戦闘と同様に対処していけば問題ない。そうしていよいよ
オメガウェポンとの対決となる。結論から言うと、かつてのシリーズで最強の称号を欲しいままにしていたオメガの姿は、今回は影を潜めてしまっている。印象としてはさきほど戦ったアルテマウェポンの強化版、といった程度で、使ってくる攻撃もほぼ同じ。ただし戦闘が長引くと「サンシャイン」を使ってくるので、なるべく早く決着を付けたいところ。「サンシャイン」はキマリに覚えさせることができるので、忘れずに「竜剣」を使っておくこと。「サンシャイン」はオメガと「すべてを越えし者」からしか修得できないぞ。
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インターナショナル版では、アルテマ・オメガともに強化がなされている。特にオメガはHPがオリジナル版の10倍にもなっており、各能力値も大幅に引き上げられた。

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