ボスモンスター個別攻略3
バージ=エボン寺院、オメガ遺跡、「シン」、「シン」の体内

ジオスゲイノ HP:32767
 大前提として、水中戦なのでバトルメンバーがティーダ・ワッカ・リュックになる。ジオスゲイノは通常攻撃に加えて「即死パンチ」や「石化パンチ」を繰り出してくる。いずれも確率は50%ほどだが、即死は蘇生すればいいが水中戦で石化してしまうと砕け散ってしまい、復活できなくなる。可能であれば3人に石化防御の防具を装備させたい。また、ジオスゲイノは味方の一人を「吸いこみ」で体内に取り入れてしまう。この際、吸い込まれたキャラクターの侵されているステータス異常をも取り込んでしまうが、ヘイストなどの有利な補助もコピーしてしまうので注意が必要だ。吸い込まれたキャラクターにはトリガーコマンド「あばれる」が現われるが、へたに動かない方がいい。こちらの攻撃に対するジオスゲイノのリアクションはいくつかあるので、どの手段がもっとも被害が少ないか考えるべきであろう。

吸い込まれたキャラが攻撃(あばれる)
→吸い込まれているキャラに現在のHP分のダメージを与える(=戦闘不能になる)。
外にいる味方が攻撃
→味方全員に、吸い込まれているキャラの最大HPマイナス1のダメージ。吸い込まれていたキャラはHP1で生き残る。
回復やガードをし、攻撃せずにターンを消費
→味方全員に吸い込まれているキャラの現在のHPマイナス1のダメージ。
吸い込まれている状態でジオスゲイノにトドメをさす
→全員に9999ダメージ。HPが限界突破していない限り全滅(ゲームオーバー)。


 吸い込まれたのが味方でもっともHPの高いキャラだと被害は甚大だが、何もせずに放っておくのがもっとも安全と言える。最悪、吸い込まれている本人のみがHP1で生き残った場合は、HPの回復よりも戦闘不能になった味方の蘇生を優先しよう。通常時のジオスゲイノは全体攻撃をしないので、こちらの頭数を増やした方がいい。仮に生き残ったひとりのHPを最大まで回復したところで、即死や石化攻撃をくらう危険があるからだ。
盗めるアイテム:
水の魔石×1もしくは×2
落とすアイテム:
パワースフィア×2、
エンカウントなしの武器、オートリフレクの防具
アルテマウェポン HP:70000
 通常攻撃を行いつつ「サイレス」「ブレイク」「コンフュ」「スリプル」など、状態異常を誘発する魔法を放ってくる。また「ホーリー」も放ち、しばしば「コアエナジー」「リヒトレーゲン」といった強力な魔法攻撃を繰り出してくる。特に弱点もなくほとんどのステータス異常が無効だが、暗闇と沈黙には耐性がない。うまく誘発することができれば、通常攻撃と魔法を封じてかなり有利に戦えるだろう。最も恐いのが「ホーリー」なので、沈黙は有効だぞ。「コアエナジー」はシェルで軽減可能。戦闘開始とともに全員にシェル、プロテスをかけておくといっそう安全。余裕があるならヘイストもおすすめだ。何にしてもアルテマウェポンの行動は遅く、HPは見た目のわりに少ないので、わりとあっさりと勝利することができるかもしれない。ちなみに140万ギルで「わいろ」可能。ペンデュラム×99が入手できる。
盗めるアイテム:
明日への扉×10もしくは×20
落とすアイテム:
Lv.3キースフィア、
ダブルドライブの武器、MP限界突破の防具
インターナショナル版ではHPが99999に修正されている。
オメガウェポン HP:99999
 基本的にはアルテマウェポンと大差はないのだが、魔力が上がっているので受けるダメージは増えるはず。ステータス異常を誘発する攻撃は「ブレイク」と「コンフュ」しか使ってこないが、その代わりにオメガへのステータス異常はすべて無効だ。加えて全属性半減なので、武器に属性を付加しているなら装備を変えよう。「ホーリー」は使わないものの、代わりに「グラビデ」と「アルテマ」を放ってくる。合間に「コアエナジー」「リヒトレーゲン」を繰り出すのもアルテマウェポンと同様(ただし攻撃力は上がっている)。戦闘が長期化すると全体魔法攻撃「サンシャイン」を放ってくるので、できるだけ早くケリをつけたい(「サンシャイン」はキマリが吸収可能)。どちらにしても、ザコと対等に渡り合ってここまで辿り着き、アルテマウェポンに勝利したプレイヤーにはそれほど脅威にはならない程度と思っていいだろう。
盗めるアイテム:
勝負師の魂×30
落とすアイテム:
Lv.4キースフィア、
トリプルドライブの武器、HP限界突破の防具
インターナショナル版ではHPが1ケタ増えて999999となり、攻撃力・防御力・すばやさいずれもが強化されている。さらにオリジナル版では5属性攻撃は「半減」だったのに対し、インターナショナル版では「吸収」になった。あらゆる面で手強くなったと言えるだろう。
「シンのひだりうで」「シンのみぎうで」 HP:各65000
 まず「ひだりうで」と戦闘になり、続いて「みぎうで」と連戦となる。どちらも攻撃手段は変わらず、攻略方法はまったく同じと言っていいだろう。最初はこちらと「シン」とは離れた状態になっており、物理攻撃は届かない(魔法およびワッカの攻撃は可)。トリガーコマンド「近づく」で接近し、相手の攻撃を「はなれる」で回避するというのはエフレイエ戦と同様だ。ただし使い勝手の悪さも同様なので、最初に接近したら速攻で勝負を決めてしまいたい。そこまで互角に渡り合う自信がないのなら、離れたままで魔法やワッカで攻撃していけば、相手の攻撃を通常攻撃のみに限定できるぞ。

 左・右ともに通常単体攻撃に加え「体当たり」で全体攻撃をし、「コアにエネルギーが集中している」のメッセージの次のターンで「グラビジャ」を放つ(離れていれば回避可能)。ターンの多くを「シンはなにもしてこない」で浪費する反面、「リセットオーラ」で敵味方すべての状態異常と補助魔法を解除してくることもある。アーマーブレイク、メンタルブレイクともに有効だが、「リセットオーラ」で解除されることを考えるとさほど頼りにはできないだろう。
盗めるアイテム:
左/メガポーションもしくは至高の魔石
右/エクスポーションもしくは光の魔石
落とすアイテム:
左/HPスフィア、毒攻撃改の武器
右/Lv.3キースフィア、石化攻撃改の武器
「シン」のコケラ:グナイ&「コア」 
HP:グナイ200000/「コア」36000
 まずは手前にいるグナイと戦闘、続けて「コア」との戦いとなる連戦バトル。グナイは基本的に「毒液」と「みだれつき」で攻撃してくるが、HPが1/2まで消耗するとカラに閉じこもり「かたい」状態になる。この状態になると暗闇を付与する全体攻撃「ためいき」を使うほか、こちらの攻撃へのカウンターでみずからに「ケアルラ」を使用して回復する。HPがある程度回復すると再びカラから出て通常の状態に戻る。一見キリがなさそうだが、沈黙に耐性がないので魔法を防ぐことはできる。つまり回復ができなくなるので、早期決着が可能だ。「サイレスバスター」で魔法を封じて攻撃していくといいだろう。まれに使ってくる「ウォタガ」も防ぐことができる。ちなみに弱点は炎で、水属性は吸収される。

 グナイを撃破するとそのまま「シン」の「コア」との戦いとなる。基本的にグナイが生きている間は何もせず、グナイがカラに閉じこもった場合のみ「グラビジャ」を放ってくるが、こちらの攻撃は射程無制限のものしか当てられない。グナイを倒すと接近しての直接攻撃が可能になる。この段階になると「コア」は「グラビジャ」のほか、「リセットオーラ」を放つ。また、こちらへのカウンターとして「ファイア」「ブリザド」「サンダー」「ウォータ」などの低級属性魔法を使うことがあるが、微々たるダメージなので気にしなくていい。接近したら集中攻撃をかけてさっさと終わらせるのがいちばんだ。
盗めるアイテム:
グナイ/星のカーテンもしくは光の魔石
「コア」/体力の泉×3もしくは×4
落とすアイテム:
グナイ/リターンスフィア、ゾンビ攻撃改の武器
「コア」/MPスフィア、スロウ攻撃改の武器
「シン」 HP:140000
 とにかく早くダメージを与えていくことがカギ。いかに少ないターンで多くのダメージを与えていくかだ。パーティの最高の攻撃を惜しまず出していくこと。「シン」にはオーバードライブゲージがあり、これが満タンになると次のターンで「ギガグラビトン」を放つ。これを発動されると必ずゲームオーバーになる。即ち、「シン」のゲージが溜まる前に倒せ、ということ。しかし、戦闘開始後は「シン」との距離が離れているので直接攻撃は当たらない(ワッカは例外)。魔法でダメージを与えていこう。

 「シン」のターンごとに飛空艇が引き寄せられていき、最終的に直接攻撃が当たるようになったら総攻撃だ。もちろんパーティ全員をヘイストにし、なるべく早く、多くのダメージを与えることだ。その間「シン」は単体攻撃の「にらみ」やステータス異常を誘発する「石化にらみ」「混乱にらみ」「ゾンビにらみ」を放つ。石化と混乱は優先して回復しよう。もちろん回復行動にかかるターンも惜しいので、防具で無効化するとなお良い。HPの回復も考えないでかまわない。また、今回は「シン」が「リセットオーラ」を使わないので、アーマーブレイクやメンタルブレイクが使えるならば、早いうちに使おう。理想は遠距離攻撃できるワッカが、最初のターンで「アーマー/メンタルブレイク」を使えること。より効率的にダメージを与えられるだろう。
盗めるアイテム:
エーテルもしくは至高の魔石
落とすアイテム:
Lv.3キースフィア、
いずれかのステータス攻撃改の武器、
完全沈黙防御の防具
シーモア:最終異体 HP:80000
 今回のシーモアは属性魔法(ラ魔法、ガ魔法)をメインに使い、まれにデスペルを放ってからアルテマを使ってくる。シーモアが用いる4連続属性魔法は、背後にある4つの幻光天極が決定する。4つある幻光天極の「内側(シーモア側)にある色」に対応した属性の魔法を放ってくるということ。幻光天極はこちらが攻撃することで回転させられるので(破壊はできない)、ある程度は属性をコントロールすることは可能。防具との組み合わせによっては回復も可能だが、面倒なことをするぐらいなら味方全員をシェルかリフレクの状態にしてしまう方が手っ取り早い。デスペルで解除されるだろうが、またかけなおすこと。どちらにしてもアルテマは軽減も反射もできない。属性魔法で受けるダメージを抑えていけば、それなりにラクに戦えるようになるはず。これまでのようにステータス異常攻撃をしてくることもないので、さほど脅威ではない。このあたりに出現するザコ敵のHPを考えれば、それほどHPも高いとは言えない。軽くあしらうつもりで戦ってやろう。蘇生・回復をきちんとしておけばまず勝利は確実。
盗めるアイテム:
光の魔石もしくは至高の魔石
落とすアイテム:
Lv.3キースフィア、ピンチに○○の防具
ブラスカの究極召喚 HP:60000/120000
 第一形態は通常攻撃と「ジェクトビーム」を放ってくる。ゲージが溜まるとオーバードライブ技「ジェクトフィンガー」を使う。「ジェクトビーム」は石化を誘発するので、事前に防具で防いでおきたいところだ。

 厄介なのは敵の両脇にいる「ジュ=パゴダ」。「カージュ」を使ってこちらの単体をあらゆるステータス異常にするうえ、「アスピラ」で1人のMPをすべて吸収してしまう。さらに「パワーウェーブ」でブラスカの究極召喚のHPを1500回復し、ステータス異常も回復する。当然「○○ブレイク」系の効果も解除されてしまうので、先に左右のジュ=パゴダの動きを止めておきたい(一定ターン経過後に再度動き出す)。ただし、ジュ=パゴダには遠距離攻撃(ワッカか魔法)でしかダメージを与えられない。

 さらに厄介なのはジュ=パゴダのHP。当初は5000だが、動きを止めるためにこちらが与えたダメージが、復活時のHPとなってしまうのだ。仮に限界突破キャラが50000のダメージで動きを止めると、復活する時にHPが50000になってしまい、普通のキャラでは倒せなくなってしまう。ジュ=パゴダはなるべく5000ギリギリで倒すようにした方が、後がラクだ。ちなみにティーダのトリガーコマンド「話す」で、2回まで敵のターンを「とまどっている」で浪費させて、かつパワーダウンさせることができるが、これはなるべく第二形態まで温存しておこう。

 第二形態は剣を持ち、通常攻撃が全体攻撃になる。また、これをカウンターで使うこともあり、侮れない。回復は確実・早めに行っておくこと。カウンターと正規ターンで連続して攻撃されると全滅の危険すらある。その点をのぞけば基本的には第一形態と変わらない攻撃をしてくるが、HPが1/2になるとオーバードライブ技が「真・ジェクトシュート」に変化する。「話す」を2回行い、ターン浪費&パワーダウンさせてやろう。実質的なラストボスゆえに苦戦は必至だが、エンディングも間近なので頑張ってほしい。
盗めるアイテム・落とすアイテム:なし
エボン=ジュ HP:99999
 シナリオ上でのラスボスバトルだが、その実質はイベントバトル。全員がオートリレイズになるので、全滅することはない。ひたすら戦っていれば必ず勝利できるので、こむずかしい理屈は抜きにしても気楽にやって良い。

 まず第一段階として、ユウナの修得しているすべての召喚獣と戦うことになる。召喚獣の能力はこちらの育成がそのまま反映されるほか、獲得していない召喚獣は出現しない(つまり、プレイヤーによって戦闘に差が生じる)。また、ブラスカの究極召喚戦と同様に両サイドにジュ=パゴダがいる。これらの動きを止めてから召喚獣を攻撃しよう。召喚獣は回避能力が高いので、キャラの育成状態によっては直接攻撃が当たらないかもしれない。魔法をメインに使った方が効率が良いかも。ちなみに、「みやぶる」を装備したキャラクターがいると、召喚獣のメッセージを見ることができる。

 すべての召喚獣を倒すと、エボン=ジュと直接戦闘になる。エボン=ジュは「グラビジャ」を使うが、これによってエボン=ジュ自身もダメージを受けるので、攻撃力に自信がなければ回復・防御に徹していれば敵は勝手に衰弱していく。敵の残りHPが少なくなったらプレイヤーみずからトドメを刺してやろう。それも面倒くさいのならばゾンビ攻撃改で。エボン=ジュをゾンビ状態にすることができれば、あとはアレイズ1発で倒すことができるぞ。
盗めるアイテム・落とすアイテム:なし

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