ファイナルファンタジーI(ファミコン版) |
52万本 |
ファイナルファンタジーI(ワンダースワン版) |
37万本 |
ファイナルファンタジーI(PS版) |
13万本 |
ファイナルファンタジーI(PSP版) |
12万本 |
ファイナルファンタジーII(ファミコン版) |
76万本 |
ファイナルファンタジーII(ワンダースワン版) |
24万本 |
ファイナルファンタジーII(PS版) |
11万本 |
ファイナルファンタジーII(PSP版) |
8万本 |
ファイナルファンタジー I・II アドバンス
|
28万本 |
ファイナルファンタジーIII(ファミコン版) |
140万本 |
ファイナルファンタジーIII(NINTENDO DS版) |
100万本 |
ファイナルファンタジーIV(スーパーファミコン版) |
143万本 |
ファイナルファンタジーIV(PS版) |
26万本 |
ファイナルファンタジーIV(ワンダースワン版) |
6万本 |
ファイナルファンタジーIV アドバンス
|
21万本 |
ファイナルファンタジーIV
(NINTENDO DS版) |
60万本 |
ファイナルファンタジーV |
245万本 |
ファイナルファンタジーV(PS版) |
15万本 |
ファイナルファンタジーV アドバンス |
24万本 |
ファイナルファンタジーVI |
255万本 |
ファイナルファンタジーコレクション
(IV・V・VIのPS版セット) |
41万本 |
ファイナルファンタジーVI アドバンス
|
28万本 |
ファイナルファンタジーVII |
362万本 |
ファイナルファンタジーVIIインターナショナル |
30万本 |
関連DC FFVII |
51万本 |
関連CC FFVII |
81万本 |
ファイナルファンタジーVIII |
360万本 |
ファイナルファンタジーIX |
282万本 |
ファイナルファンタジーX |
248万本 |
ファイナルファンタジーXインターナショナル |
24万本 |
ファイナルファンタジーXI
(拡張後は含まず、最初の「FFXI」まで) |
約55万ユーザー
(PC版も含む全ユーザー、
PS2版だけだと16万本) |
ファイナルファンタジーX-2 |
約194万本 |
ファイナルファンタジーXII |
約232万本 |
関連ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング |
約52万本 |
FINAL FANTASY XIII
|
約190万本
(ちなみに全世界累計500万本) |
FINAL FANTASY XIII-2 |
約80万本 |
FINAL FANTASY XIV
|
??? |
「FF」は、発売してからシリーズごとにじわじわと数字を上げてきているのが特徴。「FF」というタイトルそのものがブランド化してからは、そのどれもがかなりの本数を売り上げるようになっています。スーファミ後期の「V」「VI」、そしてPSの「VII」「VIII」では、ハードどころか業界を代表するビッグタイトルとして、その名に恥じない大ヒットを記録。PS2移行では当初こそ、ハードの普及台数に対する需要数が懸念されましたが、「FF」が発売されてみればなかなかどうして、それ自体がハードの売り上げを牽引しつつ、「X」「XII」がダブルミリオン超え(「X」はPS2ソフトとして初めてのダブルミリオン)。「X-2」ですら、200万にやや届かないぐらいで、さすが「FF」といったところ?
はたして、「FF」シリーズから「ドラクエ」のように400万を超える作品は現われるのでしょうか?「XIII」はシリーズで初めてPS3でのリリースになりましたが、ハードの普及率もあってか「FF」にしては苦戦したと言えます。ただし、なんだかんだ言われながらも「XIII」は、PS3ソフトでいちばんの販売数を記録しました。現状の最新作「XIV」は現状、PCのみでの提供。PS3版の発売もアナウンスされていますが、PC版がご存知の通り大幅テコ入れ&無償期間を経て、やっと正式サービス開始。その間にユーザーの関心はだいぶ薄れてしまったようで、今さらPS3版を出しても……です。
一方で、「FF」の海外での売り上げはどうでしょう。「I」が78万本、「IV」34万本、「VI」が45万本と、「ドラクエ」シリーズよりは売れているようですが、やはり日本国内とは異なる状況。日本版をそのまま移植しただけでは、海外ではなかなか売れないのかもしれません。海外版FF「ミスティッククエスト(スーパーファミコン版)」をプレイすると、海外での感覚の違いを少しだけ理解できるかもしれませんね。しかし、PSになってからの「FF」は海外でも、「VII」がなんと256万本、「VIII」も247万本と桁ちがいの売り上げを記録しています。美麗なムービーを導入し、より映画的になったことが受け入れられているのでしょうか?
余談ですが、海外版のRPGはたいてい難易度の調整(敵の強さやエンカウント率を下げ、味方の成長速度を上げる)が行なわれています。外国のゲームと言えば難易度の高さが有名ですが、それはアクションに限ったこと。実は外国人はRPGがニガテだという統計があるのです。その感覚は「FFVIIインターナショナル」をプレイすることで、どのぐらいの調整が行われているのかを実感してもらえるはず。この作品はエンカウント率などを海外でのバランスにしたまま日本でリリースされています。
以上、「ドラクエ」と「FF」の売り上げを比較してみましたが、「FF」が早い段階でハードの最高売り上げ記録を打ち立て、それをあとから「ドラクエ」が抜き去る、という図式がPS時代以降は顕著ですね。かたや任天堂陣営、かたやソニー陣営とハードの異なる現在ではその現象も起こり得なくなりましたが。しかしある意味、両陣営のトップRPGの座を「ドラクエ」と「FF」でおさえているわけで、それぞれがそれなりに売れてくれればメーカー的には問題なしというところ。今となっては同じスクエニからリリースされる両者ですから、比較そのものに意味はなくなってきてるんですが(どっちが売れてもスクエニの利益になる)、「FF」はとにかく開発費のかさむ作品ですから、「ドラクエ」並みに売れたとしても利益率はずいぶん違ってくるのではないでしょうか。
参考資料として、任天堂プラットフォームで展開されている外伝的シリーズ「FFCC」の実績にも触れておきましょう。
NDS「FFCC リング・オブ・フェイト」12万3千本
NDS「FFCC エコーズ・オブ・タイム」6万2千本
Wii「FFCC エコーズ・オブ・タイム」1万4千本
Wii「FFCC クリスタルベアラー」2万6千本(2009年11月現在)
……モト、取れてるんでしょうか。スクエニにあって、この実績で次回作の開発にGOサインが出るというのも凄いことですが。さすが河津サンであります。ちなみにPSPの「DISIDIA FINAL FANTASY」は約90万本、続編「デュオデシム」は46万本の実績となっています。 |