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恥ずかしながら、ほみやのスタジオ?です。
こっそり更新・・・2011年最新版
ま、スタジオっていうかただの自分の部屋なんですけど(笑)。
機材がどれも微妙に古いものなのはご愛嬌ってことで……。
新しいものはもうソフトウェアシンセとか、プラグインになってるので。時代だなァ。
キーボード卓全景 メインのミキサー&キーボードシステム全景。3段のキーボードスタンドに、キーボード2台とミキサーを強引にマウントしています。

てっぺんのキーボードはローランドのJUNO−106S。知ってる人には「なんだ、スピーカー付きかよ」と笑われそうですが、このオモチャっぽいルックスが好きなんです。その下にミキサー、マスターキーボードと続きます。
卓とW7 上はアナログミキサー、MACKIE SR24-4。24チャンネルインプット、いちおう8バス扱いの設計です。すべての音源はここに立ち上がっております。いまだにデジタル卓でないのは、コイツがトラブルもなく元気に働いてくれるからです(笑)。

ちなみに、卓の左側に2つ乗っかってるのは、ALESISのミニコンプ、「ナノ・コンプレッサー」。昔はマルチの返りに入れていましたが、最近ではあまりここでコンプ処理することはなくなってきました。必要があればインサートする形にしてます。

卓の下にあるキーボードは、手弾き&打ち込みにおいてメインで使用しているYAMAHAのW7。↓
W7、ファントム 卓の下に、マスターキーボード扱いのYAMAHA W7が収納されています。手弾きと打ち込みは主にコイツで入力。ちなみに、これが生まれて初めて買ったシンセサイザー。16トラックシーケンサー付きのオールイン・ワンシンセです。当時最新機種だったのです。

W7の内蔵シーケンサーは今では使うことはありません。音源はしばしば利用してます。

W7の下にある銀色のモジュールは、ローランドの音源モジュールFANTOM XR。SAMPLE TOOLS EXPANSIONアップデート済みです。これが一応最新機材ですね。エキスパンジョンボード4枚を増設。もの凄い音源数で、まだすべてを把握しきれていないかも。ちゃんとラックに入れてやりたかったのですが空きがなく、仮置きのままここに居ついております。
メインのキーボードスタンドの左手に、単体MIDIシーケンサー・YAMAHA QY700があります。W7のシーケンサーが調子悪くなった時に導入したものです。32トラック+パターントラック×8を扱え、W7の内臓シーケンサーよりもスペックははるかに上です。音源も搭載していますが、それを使うのはいちばん最初の打ち込みでのスケッチ程度で、本チャンでは他の音源に差し替えるかブレンドします。

入力はW7での手弾き&ステップ入力のほか、QY700本体に付いているミニ鍵でチマチマ打ち込むことも多いです。DAWを使っていても、QY700はまだまだ現役。今でも立派にメインとして活躍しております。

QY700の下にある金色の機械は、デノンのCDプレイヤー
デジタルレコーダーセクション キーボードスタンドの右手にある、20Uラックの上に積み重ねられた、デジタルレコーダーたち。

いちばん上にTEACのパワーディストリビューター AV-P25。そしてその下の大きな白い機械が、FOSTEXの8トラックハードディスクレコーダー、D-80。HDDは標準で850メガ、最大拡張しても1.3ギガまで。そんなHDDいまどきありません。時代を感じさせる機材だなぁ。さすがにいま、録音に使うことはなかなかありませんが、過去の資産があるので手放せないという。

その下、2Uの白い機械はマランツの単体CDレコーダー(CDR630)。PCで簡単にCDが焼ける今となっては過去の遺物。こういうのがないと、CDというのは録音できないメディアだったんですよ昔は。

下の黒いのはSONYのDATデッキ、DTC-790です。
エフェクターセクション 20Uラックの中身・その1。

上からマルチエフェクター・YAMAHA SPX900、デジタルリバーブレーター・YAMAHA REV7、もうひとつ下がマルチエフェクター・YAMAHA SPX-1000。みごとにヤマハばっかりですね。

その下の段・左が、音源モジュールローランドSC-88Pro。植松サンも使ってます。その右はボイストランスフォーマー、BOSS VT-1。コイツは声を変化させる機械で、わりと遊べます。会社に来ていたデモ機をいじってたら気に入ってしまい、帰宅時に楽器屋さんに寄って衝動買いしました。
音源類 20Uラックの中身・その2。

88proから続いて、音源ローランドJV1080、その下が同じくローランドJV2080。ほみやが最も精力的に機材を買い集めていた頃は、JVシリーズが大流行だったんです。

その下はドラム音源、ALESISのDM-5、さらに下の白い機械はサンプラー、AKAIのS2000。メモリーはMAXまで増強済みです。とは言っても、今どきのパソコンに比べたら「屁」みたいな容量ですけど。データのセーブはフロッピーですし。でも価格のわりには優秀なサンプラーですよ。今でも使ってます。

音源モジュールがローランドばかりなのは反省点です。一台でもコルグ、カーツェルとかE-MUとかがあると良かったかなと。それでも懲りずにFANTOMとか買ってるんですけど。同一メーカーで揃っていると、ブレンドがラクなんですよね。他社音源はサンプリングやソフトシンセでまかなおうという考えです。

なお、JVは2台で計12枚、フルにボードが入っています。FANTOMのボード、SRXシリーズはSRJVからまとめたものも多いので、そういうものを改めて買わなくてよいのはコイツらのおかげです。
ラック下部 20Uラックの中身・その3。

サンプラーの下はMIDIパッチベイ・ローランドA880。全てのMIDI機材の入出力をコントロールする、地味だけど重要な機材です。その下がリミコン、ヤマハGC2020BII。そしてパッチベイと続き、再下段はディストリビューター、TEAC AV-P25。

オーディオのパッチベイは、今ではほとんど使用してません。ガリが出たりするので、よく使うものはミキサーに直挿ししています。一方でカセットやMD、ビデオやゲーム機といったものの出力はパッチに来てるので、いつでも卓に立ち上がります。
20Uラックのさらに右手にはデスクがあり、そこに2台のノートPC(WIN&Mac)を設置してDAWセクションとしています。

PCの後ろにはカセットデッキ(TEAC)とMDデッキ(SONY MDS-JE700)があり、出力はパッチに立ち上がっています。使う時だけ繋ぐためですね。今ではほとんど使わないので。

MDデッキの上にはDAW用HDDドライブと、オーディオインターフェースが置かれています。
WINDOWSノートにはDAWとしてCubase 5。もともと4でしたが、アップグレードしました。Cubase Studioとかエッセンシャルではなく、フルCubaseです。さすがにNUENDOというわけにはいきませんでした。趣味で使うものにそこまで投資はできません(笑)。

他に、各種ソフトウェアシンセがインストールされ、スタンドアロンのほか、VSTiとして使用できます。Stylus RMX、Score FX、Evolve、D-Pro、Ez drummer、E-MU Proteus VXのほか、初音ミクなんかもこの中。

オーディオインターフェースはEchoを使用し、MIDIはもちろんのことミキサーのマスターアウトも接続されています。CubaseでMIDIを打ち込むことはほぼなく(今後はわかりませんが)、マルチレコーダー&最終ミキシングマシンとして使用。
右はPower Book G4で、Pro tools LE 6.9.2を使用中。OSはTiger止まりで、現状で安定しているためアップグレードの予定なし。

Pro toolsはカセット4トラレコーダー・YAMAHA CMX IIで録音した過去の資産を移行してリミックス&リプロダクトしたり、Cubaseで吐き出したミックスファイルをマスタリングするのに使用しています。そのため、MIDI接続はしていません。音源もなし。インターフェースはM Boxです。

なお、これらノートPCはDAW専用であり、基本的にはネット接続もしていません(ソフトの認証が必要な時のみ、簡易的に繋ぎます)。いわゆるPCは、別にデスクトップが2台あります(こちらもWIN&Mac)。
ほかにSHUREのマイク、各種ヘッドフォン、ギター、カセット4tr・YAMAHA CMX-IIなど。
2台のパワーディストリビューターは一応、別系統のコンセントから引っ張っています。
各電源のプラグ極性も可能な限り一致させるなど、一応気を遣ってはおります。
ちなみに電力会社との契約は家庭用としてはMAXです。ブレーカーが落ちたことはまだありません。
同じ部屋の中にはテレビ、各種ビデオプレーヤー&レコーダー、ゲーム機もありますが、
音楽制作時にはそれらを同時に使わないようにしています。

安い機材を必死でかき集めた感があって、新旧が混沌としたスタジオですね(笑)。
いまどきの音楽制作は1台のPCで完結できたりしますけど、
これらハードは手放せず、いまだに意地になって使ってます。打ち込みも
DAWでなく単体シーケンサーで行っているあたり、古いなァ〜とは我ながら思ったり。
でも、慣れてるシステムが結局はいちばんなのかも。趣味ですし。

作業の流れは、
1.シンセセクションで打ち込み
2.Cubaseにパートごとに録音・ミキシング
3.pro toolsでマスタリング
という3段階になってます。アナログ時代はこれらをミキサーまでで終わらせていたのです。
便利にはなりましたが、やるべき作業が「あとでなんとかできる」という思考に陥りがちで、
そこは良くも悪くも緊張感がなくなってしまいましたね。
その後・・・
2011年に、楽器ショップ「MUSIC LAND KEY」のオリジナルミュージックデスクを導入しました。天板の広い机に、6Uのラックを用意したDTM用デスクです。そのラックと周辺に、音源モジュールをまとめました。ノートPCにインストールされている音源ソフトと同時にこれらをいじり易くするためです。

机の天板には、以前と変わらずCubase用Winノートと、Pro tools用Macを乗せています。デスクに標準装備の6Uラックには、上から金色のE-MU Orbit、JV-1080、JV-2080、そしてFANTOM XRもここにマウントしました。

E-MU Orbitは、何年も前に凄く欲しかったダンス&テクノに特化した音源モジュール。かなり良い状態で拡張済みのブツがあったので、衝動買いしてしまいました。今になってしまうと、やはり「当時の音」なんですが、ある意味では定番の音色になってもいますので、使えないわけではありません。かつて欲しい音源があった人、ソフトウェアシンセが主流となった現在「あの時の憧れのモジュール」がかなり安価に手に入ると思います。大人買いをオススメ。

デスクの上に置いた小さなラックボックスには、SC-88proとDM-5、MIDIパッチベイをマウント。その横の白いディスプレイはCubaseノートに繋がっており、こちらにミキサー画面を出力させています。ノート1画面にプロジェクトとミキサー両方を出すのはキツかったんですよねー。汎用PCを新調してHDディスプレイになったので、余ったものを活用しました。

今後、さらにハードウェアが増えることはさすがに無いと思いますが・・・。
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