ドラゴンクエストIVチャート 第5章・導かれし者たち
アッテムト鉱山の奥には、豪華な神殿があった。ここにエスタークがいるのだろうか? 神殿内部1Fに入ると、まず正面に扉がある。ここに入ると、宝箱がたくさんある通路へ。宝箱は右の小部屋から順にちいさなメダル、まほうのせいすい、2480ゴールド、下側の小部屋の2つの宝箱はすばやさのたねとちからのたね。これらを回収したらつきあたりの昇り階段を上がろう。すると、大広間の回廊に出る。回廊の先には上り階段と下り階段があるが、まずは昇り階段へ。するといったん神殿の屋上を経由して、バリアの張り巡らされたフロアに出るはずだ。何やら魔物たちが巨大な像を崇めているようだが、そこは高台になっており近づくことができない。ここはいったん戻って、別のルートを探そう。それにしても、あの巨大な像がエスタークなのだろうか? 回廊まで戻ったら、今度は下り階段へ進む。その先には宝箱が3つある。小部屋の中の2つはちいさなメダルとミミック、高台の上の宝箱は今はまだ取れない。ちいさなメダルだけを回収し、奥の小部屋にある昇り階段を上がる。すると、さっきは近付けなかった、魔物のいる高台の上に出る。魔物の問いに「いいえ」と答えると、ライノスキング、ベンガル×2との戦闘になる。 魔物どもを片付けたら、続いてエスタークとの戦闘になるぞ。エスタークは最初は眠っているが、目を覚ますと打撃を中心にした2回攻撃をしてくる。また、こごえるふぶきを吐くので、こちらはフバーハを使っておくとダメージを軽減できる。エスタークが息を吸い込んだあとの打撃はかなり強力なので、メンバーに修得者がいるのならスクルトを使ってもいい(なくてもかまわないが)。もちろんエスタークにルカニは有効。まれにラリホーマが効くこともあるが、すぐ目を覚ます。エスタークは時々いてつくはどうを使って、こちらの呪文効果を打ち消してくる。そうしたらフバーハ、スクルト、バイキルトなどはかけ直しだぞ。 エスタークを倒したら、ピサロが現われる。すわ連続戦闘かと思うも、ピサロは早々に立ち去ってしまう。あとはこの神殿を出るだけだ。そういえば、エスタークを倒したということは、さっき取れなかったあの宝箱が取れるはず。中身はガスのつぼだ。ガス?いったい何に使うものなのか……そういえば、どこかにガスを必要としている学者がいなかったか? エスターク神殿出現モンスター
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気球を手に入れたら、地図の中心にある浅瀬に囲まれた島に行き、着陸しよう。外から見ると小さな島だったが、実際に着陸してみると以外に大きな島だとわかる。岩に囲まれて入れそうもない洞窟を見ながら歩いていると、町を見つけるはずだ。ここはゴットサイドの町。天空に最も近い町とのことだが、町の人たちはデスピサロが着手した究極の進化の秘法を危ぶんでいる。そして、それは神の予言にもない出来事だということも……。デスピサロはすでに、神をも超えているというのか? 空から落ちてきた人間 町内のアイテム ゴットサイド周辺モンスター
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ゴットサイドの東に、小さなほこらがあった。内部はモンスターは出現せず、実に静かだ。ふつうに進むと、どうしても取れないB2Fの宝箱がひとつあることに気付くだろう。 まず、エレベーターには乗らずにB2Fまで行く。さらに下り階段からB3Fに降りると、めがみのゆびわが手に入る。さて、あとはB2Fの取れない宝箱だが、そのそばには階段がある。B1Fから来る階段だが、B1Fに行ってみても、その階段は壁に囲まれていて近付くことすらできない。エレベーターはB1Fには止まってくれないし……。エレベーターの屋根に乗ることができれば、……ん?屋根に乗る?そうかそうか。もうわかったね。飛び降りればいいのだ。めでたく辿り着いた宝箱の中身は、バロンのつのぶえ。別れた馬車を呼び寄せるアイテムだ。いずれこれを使う時が来るのだろうか? |
天空への塔 ゴットサイドの南には、天空への塔がある。が、中に入ろうとしても「資格なきものよ立ち去れ!」と言われ、入ることができない。そういえば、天空に上れる者は「天空の剣・盾・よろい・かぶとすべてを集めし者」だけだった。現在はまだ剣がないのだ……。さて、剣はどこにあるのか?それらしい情報はない。そうだ、たしかヒルタン老人からもらった宝の地図には、大きなバツ印があった。まだその場所には行っていないじゃないか。確かめに行ってみよう! |
バツ印のある場所には、岩山に囲まれてひっそりと生きるエルフたちの里があった。里の中心にそびえ立つのは、力尽きた者をも復活させる力を持つという世界樹。だが、ここにも天空の剣はなさそうだが? 助けを呼ぶ謎の声 |
世界樹では足元に葉の生い茂る場所があるが、実はこれすべて世界樹の葉。むしって持っておけば、いざという時に役立つだろう。ただし、一度に一枚しか持てないぞ。 世界樹に入ったら、まず左右にある階段のうち、左の方を昇る。その先は行き止まりだが、しゅくふくの杖が入った宝箱があるのだ。これを取ったら1Fに戻り、あらためて右の階段を上って2Fへ。 2Fに到着したら、南側を回って3Fへの階段に行こう。他にアイテムはない。 3Fに到着したら、まずは南へ進んですぐそこの階段を上っていったん4Fへ。ここも行き止まりだが、世界樹のしずくが入った宝箱がある。これを取ったら3Fに戻り、こんどは北へ進んで南、西とぐるっと回るように進行、4Fへの階段を上がる。 4Fは一本道。多少枝分かれした葉が分岐して行き止まりになっているところもあるが、西、南、東へと回るように進んでいけば、5Fへの階段に辿り着く。 5Fに着くと、ひとりの女性が倒れていた。彼女の名はルーシア。魔物に翼を折られてしまい、天空に帰ることができなくなった天空人らしい。彼女はいっしょに天空まで連れていってほしいと言い、さらにこのすぐ近くに天空の剣があると言い切る。彼女をパーティに加え、5Fをさらに先に進んでみよう。しばらくすると一見行き止まりのようだが、枝の部分も歩けるぞ。すると、宝箱に入るでもなく無造作に、天空の剣が落ちているではないか!これでやっと天空の塔を上り、天空のお城へと行くことができるようになったぞ!ルーシアを連れて、天空への塔に急げ! 世界樹出現モンスター
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内部構造はかなり複雑で、出現する魔物もくせもの揃い。しっかりと自分の居場所をつかんでおかないと、迷子になってしまうぞ。一度は退却するのも戦略のうち。ちなみに、現時点では味方3人とルーシアのパーティになっていると思うが、ルーシアは入れ換えてもかまわないぞ。足手まといなようなら、ルーシアは馬車で待機させるべし。 まずは1F。ふたつの上り階段があるが、どちらを上がっても出る場所は同じなのでどっちからでもOK。2Fに着いたら、向かって左の上り階段で3Fへ上がり、さらに3Fですぐに4Fへ。行き止まりの小部屋にドラゴンシールドの入った宝箱があるぞ。これを取ったら2Fに戻り、今度は向かって右の階段を上る。するとそこは塔の外観になっているぞ。目の前の扉を入れば、ふしぎなボレロの入った宝箱がある小部屋に。宝を取ったら、外観にあるエレベーターで上の階層に上がるのだ。目の前にある扉は行き止まりの部屋なので、無視してフロア奥にあるエレベーターでさらに上の階層へ。 エレベーターで上の階層に到着したら、そのフロアにある扉に入ろう。ここは一応6Fという扱いになり、下り階段を進むと広々とした5Fに着く。ここには2つの上り階段があるが、まずはフロア中央の階段を進もう。すると、外観にある世界樹のしずくが入った宝箱が取れる。取ったら5Fに戻って、今度はマップ最西の上り階段へ。 階段を上ると、そこは再び外観。進路はふたつあり、ひとつは上へ向かうハシゴ、もうひとつはエレベーターだ。このエレベーターは3Fに戻るためのエレベーターで、一度作動させれば3Fと6Fを近道できるわけだ。ただし、宝物の取り忘れや戦略的撤退の必要がないなら無視してOK。先に進むのはあくまでハシゴだぞ。 ハシゴを上ると、8Fのフロアに辿り着く。ここも階段はふたつあるが、まずは右へ進もう。階段を上がると外観に出るが、目の前の扉は行き止まりなので無視し、右手の短いハシゴを降りて下の部屋に入ろう。そこには十字架のような形状をした床がある。実はこれの真ん中に、ちいさなメダルが落ちているので見逃すな。さらに奥に進んで階段を降りると、タルとつぼが2つずつある小部屋に着くはずだ。ここにはちからのたねとちいさなメダルがあるので忘れずに回収しよう。これらを取ったら8Fに戻り、今度はあらためて左の階段へ。 8Fの階段を上がると外観に出る。目の前のたいまつの炊かれた扉に入り、そのまま進むとエレベーターがあるはずだ。これに乗ろう。 到着したのは10F。右にある宝箱からメガザルの腕輪を回収し、あとはフロア中央の橋を渡る形で、マップ北にある上り階段へ。11Fに着いたらさらに上り階段がある。ゴールは近いぞ。 天空への塔出現モンスター
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やっとたどりついた天空城。ルーシアも嬉しそうだ。我々も、さっそく竜の神さまに会ってみようではないか。 新たな仲間 邪悪な波動 城内のアイテム |
天空城の雲の穴から飛び降りると、そこはゴットサイド付近にあった「入れない洞窟」の目の前。ここからなら洞窟に入れるというわけだ。 洞窟内部に入ったら、まずはまっすぐ進もう。つきあたりに宝箱があるはずだ。中身はひかりのドレス。これを回収したら、ルートを戻って分岐から西へ。長い回廊通路をひたすら道なりに進むと、西方向と南方向に分岐しているはずだ。正ルートは南だが、ここはいったん西のフロアへ。するとそこにはすべる床がある。うまく突破できればちいさなメダルの入った宝箱にたどりつくぞ。これを取ったら正ルートに戻ろう。 正ルートを進むと、さらに回廊をぐるっと回り、また西と南に分岐している。こんどは西が正ルート。ということは、南はお宝寄り道ルートというわけ。まずは南に進んで、回廊を進む。すると一面が毒沼で覆われたフロアに出る。中央には池があり階段もあるが、ここからは行けないので、毒沼に置かれた2つの宝箱(みずのはごろも、ごうけつのうでわ)を回収して正規ルートに戻ろう。 正規ルートに戻ったらまずは西へ。小部屋にある宝箱はほほえみのつえだ。さらに南へ進むともうひとつ宝箱があるが、こちらはミミック。無視するなり戦うなりして、ルートを西から北に道なりにすすめば昇り階段があるぞ。 昇り階段を進むと、さきほども一度来た滑る床フロアへ出る。こちら側にある宝箱はまじんのよろいが入っているぞ。これを取ったら下にある下り階段でB3Fへ。 B3Fに着くと、そこには4つの宝箱がある小部屋の中。ミミックはいないので安心していい。中身は3280ゴールド、いのちのきのみ、ちからのたね、すばやさのたね。これらを回収したら下り階段でB4Fへ。 B4Fは、さっきの毒沼フロアの池の中に到着。イカダに乗って東に進むと、さらに下り階段を発見できるだろう。B5F、B6Fは分岐もなくひたすら進むのみ。 闇の洞窟出現モンスター
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架け橋の塔 闇の洞窟B6Fを抜けると、つり橋に出るだろう。ためらわず進んでいい。するとその先に、下り階段のある壊れた塔がある。ここが架け橋の塔だ。まずは階段を降りて、下の階へ。そこにはいのちのきのみの入った宝箱がある。床の亀裂をはさんだ向こう側にも宝箱があるが、もちろんこのままでは取れない。いったん上に戻って、今度は階段ではなくフロアに開いた穴から飛び降りよう。これでミラーシールドの入った宝箱にありつける。これを取ったら亀裂から飛び降り、下を目指そう。なお、この塔にはメタルキング&はぐれメタルがかなりの頻度で登場するので、レベル稼ぎをするのもいいだろう。他の出現モンスターは、闇の洞窟で出現したものが多い。特にレッドドラゴンやビックスロース、デーモンスピリットの出現率が高めか。 |
塔を抜けると、目の前にほこらがある。ここはきぼうのほこら。ここを訪れるたび主人公たちを回復してくれるほか、セーブもできる(ゲームの終了はできない)。ここを拠点にして、闇の世界を探索することになる(いったんここまでくれば、他の町にルーラで戻ることはもちろん、きぼうのほこらにルーラで来れる)。 闇の世界は、すぐに歩いて一周できるほどの小さなフィールド。中心部にはデスピサロの居城「デスキャッスル」があるが、結界が張られていて進入することができない。この結界を破るには、闇の世界に4ヶ所ある結界それぞれを守護する魔物を倒さなければならないのだ。 闇の世界周辺モンスター
4つの結界を破れ! まずは南東にあるほこらから攻めよう。ほこらの中は何もしかけはなく、ボスもアンドレアル×3。呪文も効き易いので最も難易度が低いと言える。ただ、最初はアンドレアル×3だが、中途半端に数を減らすと仲間(アンドレアル)を呼ばれてしまうので、できればすべてに均等にダメージを与えていきたいところ。主人公は打撃よりもギガデインを中心に攻めるといい。アンドレアルの高熱のガスは、フバーハ必須。撃破に成功するとドラゴンシールドが手に入り、4つある結界のうち1つが消えたことになる。ボスを倒したらきぼうのほこらに戻って回復&セーブ、そして次のボスへ向かう、を繰り返していこう。 続いては南西のほこら。地下におりると、謎の銅像がいる。こいつらは主人公たちと対になった動きをし、これに触れるとやり直しとなる。つまり、いかにこの銅像をかわして奥に進むか、が第一難関となっているわけ。具体的には、中心にある台座に銅像たちをひっかけて、やつらの隊形を崩していけばいい。ちなみにやつらをひっかけるには、背後にある石柱も使えるぞ。やつらの隊形を一箇所に固めることができれば、スキができるはず。あとはその横を通りすぎていけばいいだけ。見た目よりも簡単なパズルなので、何度かやってみて慣れれば問題ないだろう。 続いて北西のほこらに向かおう。ここは何のしかけもなく、最深部にはヘルバトラーが待ち構えている。ヘルバトラーは激しい炎や凍える吹雪を使うので、フバーハは必須。他にイオナズンも使い、おたけびでこちらをすくませてくることもあるので、HPを回復できるキャラが複数いた方が安全だろう。敵のHPがとにかく膨大なので、長期戦を覚悟しておくこと。倒すときせきのつるぎを入手できる。 最後は北東の塔だ。ここだけ塔のような外観をしているが、その通り内部もしっかり塔になっている。が、魔物は出現しないのでゆっくり探索しよう。とは言ってもたいして大きな塔ではなく、分岐は一度だけ。2Fに上がって、東西どちらの階段を昇るかだが、東の階段を上るとゾンビメイルの入った宝箱がある。西の階段を進むと3Fを経てボスのいる最上階に出るぞ。 すべての結界を解いたら、いざ、デスキャッスルへ! |
デスキャッスル 事実上のラストダンジョンである、デスキャッスル。城のようでもあり、ダンジョンのようでもある。特にラストだけあって出現する魔物が強力なうえ、ルートにいくつものしかけが施されている。では、順を追って解説していこう。 進入するとまず、バリア床の間を銅像が怪しく動いているだろう。これに触れると戦闘になるのだ。銅像をかわせばいいわけだが、実はここで戦うのはどぐうせんし。ザラキを使う非常に危険な魔物だが、ランダムエンカウントでは現われない敵なので、モンスター図鑑のコンプリートを狙うのなら一度は戦おう。ルートとしては、1F東側を通って南の階段から2Fに上がるだけだ。 2Fに着いたら、そのまま城の外観に出る。東に中への入り口があるのでそれを進むと、通路の突き当たりに昇り・下りの階段がひとつずつあるはず。ここは先に下り階段で1Fへと降り、毒沼エリア最奥にある宝箱からちいさなメダルを回収しよう。そのあとで昇り階段で3Fへ。 3Fはまず南に下って外観へ出る。外観西の入り口から再度内部に入るとゴンドラがあるだろう。ここではゴンドラは作動させず、反対側の出口からその奥の昇り階段へ行こう。 4Fに着いたら銅像の立ち並ぶ通路を東へ。外観を経ると宝箱の2つ置いてある小部屋に辿り着くはずだ。中身は世界樹の葉といかずちのつえ。これを取ったら、さっきの銅像が並ぶ通路に戻ろう。この通路にある、右から3番目の銅像は押すと動く。実はその後ろに隠し通路があるのだ。その先は一本道なのでひたすら進めば、城の外観にある宝箱を入手できる。中身は貴重な賢者の石だぞ!これはぜひとも手に入れるべし! 賢者の石を回収したら3Fのエレベーターまで戻る。今度はエレベーターを作動させよう。すると2Fに戻ることができる。北側はこれまでに来たフロアだが、南側は初めて通れるようになったエリアだ。道なりに進むと昇り階段があるので、これで3Fへ。 3Fに着くと、突き当たりにエレベーターがある。その先に階段が見えるのだが、今回はエレベーターの反対側に出口がないため行くことができない。実はこの階段こそ正解ルートなのだが、なんとかして向こう側に辿り着く方法はないものだろうか……。ここのカラクリはつの笛のほこらを思い出してほしい。エレベーターの屋根を渡れるように、エレベーターを作動させてやればいいのだ。 あとは4F、5Fと道なり。ひたすら進んで行くだけでOKだ。最後の洞窟のようなフロアを抜ければ、いったんフィールドに出るぞ。馬車がデスキャッスルの前で立ち往生しているが、デスピサロと戦うには馬車の中の仲間もいっしょにいた方が心強い。離れた馬車を呼び寄せるあのアイテムを、ここで使うのだ!馬車は一瞬にして主人公のもとへやってくるぞ。 いよいよ、デスピサロのいる玉座の間がある、火山の中に踏み込む時が来た!! デスキャッスル出現モンスター
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闇の火山 内部は非常に短い一本道だ。すでに異形の者となったピサロの姿を、すぐに見ることができるだろう。 いよいよラストバトル。デスピサロはこちらの与えたダメージが蓄積していくと、何度もその姿を変えていく。形態が変わると攻撃方法も変化していくので、ワンパターンな戦法では勝利は難しいだろう。形態に合わせた対応が求められるのである。また、柔軟な対応が必要なこの戦いでは、さくせんを「めいれいさせろ」にしてメンバーに直接指示するとともに、戦況の変化に応じてメンバーをうまく入れ換えていきたい。特に魔法の使い手はその持っている呪文に合わせて、何度も入れ換えをして活用していこう。 まず、デスピサロは両腕がある状態で攻撃してくる。2回連続で、打撃中心に攻めてくる。できればスクルトを重ねがけしたいところだが、スクルトはその時点でパーティにいるメンバーにしか適用されない。馬車のメンバーには効かないので、メンバーを入れ換えたら随時スカラをかけてフォローしてやりたいところ。打撃攻撃をする味方にはバイキルトをかけてやりたい。 ある程度ダメージを与えると、デスピサロの腕が一本になる。この状態では1ターンに1回しか攻撃してこなくなるので、だいぶラクになるだろう。こちらは手を止めず、防御呪文で守りを固めつつ攻撃を続けよう。 さらにダメージを与えると、デスピサロはもう一本の腕も失う。この状態になると、物理攻撃よりも呪文や息の攻撃の比重が大きくなるので、味方にはあらかじめ呪文や息を軽減する装備をまんべんなく与えておきたいところだ。 さらに攻撃を続けると、デスピサロの頭がなくなる。ここまでくるとデスピサロは激しい炎を使うようになるので、フバーハは必須。少しでも全体攻撃のダメージをやわらげることが大事だ。さらにデスピサロはめいそうで回復をはかり、また、いてつくはどうでこちらの呪文効果を無効化してくる。こうなると、すべての補助魔法はかけなおし。スクルトはいらないので、フバーハやバイキルトを優先して、余裕があったらスクルトもかけておこう。もちろん、そろそろ受けるダメージも大きくなってきているので、全体回復のベホマラーや、時として勇者も回復にまわってベホマズンを使う。 あと一歩か、と思うのも束の間、デスピサロは腕を回復。こうなると強力な打撃攻撃が復活するので、スクルトで対処したい。あいかわらずいてつくはどうも織り交ぜてくるので、最悪バイキルトはあきらめ、回復と防御魔法を優先すること。 さらにデスピサロの足がひときわ大きくなると、1ターンに2回行動することも。こうなってくると、こちらの魔法メンバーは回復に追われることになるだろう。それでもフバーハだけは欠かさないようにすること。 頭が回復すると、BGMが変化してデスピサロは最終形態となる。これまでの攻撃に加えて、より強力なしゃくねつの炎やつめたくかがやく息を放ってくる。魔法はフバーハを優先し、こちらの攻撃がひとりになってもいいので、賢者の石も使って回復していきたい。勇者は攻撃にこだわらず、臨機応変に対応していくことだ。 戦闘前に準備しておきたいことは、回復手段を持たない味方に世界樹の葉やしずくを持たせ、MPを補助魔法に温存したい仲間に賢者の石を持たせること。そして、MPの消費が激しいと思われる仲間にいのりのゆびわやまほうのせいすいを持たせることだ。もちろん、装備品も呪文や炎、吹雪を軽減できるものを中心にセレクトしたい。そのためには防御力は犠牲にしてもいい。防御力は最悪、スクルトでフォローできるからだ。準備をしっかりとし、きちんとさくせんを立てておけば、レベルはあまり重要ではないと言える。むしろ、レベルが高くても何の戦略もなしに無謀に挑んだのでは、勝ち目がないとも言えるだろう。HPが高いにこしたことはないのだが。 デスピサロを倒すことができたら、あとはエンディング。が、PS版の物語はこれで終わっていない。エンディング後にクリアデータをセーブしたら、そのデータでゲームを再開し、第6章に旅立とう。 |
2001 GAMERS EDEN