スタート地点　山奥の村

主人公キャラ
勇者（あなた自身）……名もない山村で暮らす幼い勇者。剣の修行中のようだ。

状況
　母親から「池の所にいる父親に弁当を届けて」と頼まれる。村を散策してみると、宿屋の主人が道に迷った旅の詩人を泊めたらしい。余所者を受け入れず、ひっそりと暮らしてきた村の人々はそれが災いのもとにならなければよいが、と懸念しているようだが？

町内のアイテム
　自宅のつぼにやくそう、橋の向こうにある階段のそばのつぼにどくけしそう、階段を降りた場所にあるつぼ、タルの中にやくそう、ちからのたね、3ゴールド。ただしいずれも序章で入手していない場合のみ入手可能。

とりあえずの目的
　町を探索し、人々と会話をしつつ、池の所にいる父親におべんとうを届けよう。用事が済んだら、自身も家に戻って食事にするとしよう。

そして、村を惨劇が襲う！

　このイベントの過程で、主人公は道具ぶくろとモンスター図鑑を手に入れる。

　ちなみに、イベント後には村の中心部・毒沼の真ん中あたりにはねぼうしが落ちているぞ。

突然、目的を失った主人公。いったい何が起こったのか？それさえわからない。どこへ向かえばいいのだろうか？

　だが皮肉にも、これまで村の外へ出ることを禁じられていた主人公が、初めて外へ出ることになるのだ。
もちろん外にはモンスターがうろついており、主人公に襲いかかる。そんな時、主人公は村のすぐ南に立っている一軒の小屋を見つける。

きこりの家

　小屋の中には一人のきこりがいた。とんでもなく口が悪いが、傷を負った主人公を無料で泊めてくれたりとその言動は裏腹なよう。

手に入るアイテム
　墓の前を調べるといのちの木の実、小屋の中のつぼにやくそうと50ゴールド、タンスの中に皮のよろい。

新たにわかったこと：
　ここから東南に行けば城がある。身よりも行き場もない主人公は、とりあえず城を目指すしかなさそうだが……。

山奥の村・きこりの家周辺モンスター

ブランカ城

　ブランカ城は、きこりの家から南に下ればすぐに見えてくる。城と城下町が一体になった大きな建物だ。まずは人々からの情報収集とアイテム探索をしていこう。

注意！ブランカ城からあまり東には進まないように。今の勇者には手も足も出ないモンスターが出現するからだ。この先に進むのは、もう少しあとだ。

城下町のアイテム
　武器・防具屋のとなりの老人宅のつぼに20ゴールド、宿屋の裏の民家のタンスに布の服。

王の忠言
　ブランカの王に謁見すると、主人公がこれからすべきことを教えてくれる。それは、単純明解に「地獄の帝王がよみがえるのをなんとしてでも阻止するのだ」。そのためには世界中を旅して、帝王についての情報を集めろ、とも。そんな大役が主人公ひとりに務まるのであろうか？

次に行くべきは？
　唯一人々が口にする地名、それはエンドール。どうやら次はここを目指すことになりそうだぞ。では、エンドールはいったいどこに？それについては、城下町の池のそばにいるターバンの男がこんなことを。「トルネコという男が掘ってくれた洞窟のおかげで、西のエンドールにも行けるようになりました」。と、いうことで、ブランカ城を出て西を目指そう！

　ブランカを出て西に進み、さらに岩山沿いに半島を南に下ると、洞窟の入り口が見えるだろう。実は、これこそが3章でトルネコが完成させたトンネルなのだ。これを抜ければエンドールはすぐなのだが、まずこの周囲ではメラゴーストなどの、主人公ひとりが相手にするには辛いモンスターが出現する。エンドール周辺ではさらに強力な魔物も出るだろう。できれば装備やレベルを充実させて進みたい。すぐにシナリオを進めたい人は、なんとかエンドールまで辿り着きさえすれば、マーニャ・ミネアと合流できるので戦いがグンとラクになるぞ。4章の終わりで彼女らに持たせておいた装備品で、勇者の装備も強力なものにできる。

ブランカ城周辺モンスター

エンドール

　なんとかたどりついたエンドール。ブランカで聞いた踊り子・占い師の姉妹はどこにいるのだろう？早く彼女らを探し出したい。

　ズバリ言ってしまえば、ミネアはトルネコの家の前で道行く人に占い中。マーニャはカジノのスロットにハマっている。ここで先に会うべきはミネアだ（先にマーニャの所に行っても仲間にはできない）。ミネアを仲間にしたのち、カジノに行ってマーニャを仲間にしよう。そうしたら彼女らの持つ装備品で主人公をパワーアップだ。

　ちなみに、トルネコの店だが、トルネコが旅に出たことで商品の仕入れができなくなったことを受け、その妻ネネが銀行に商売変えしている。ここに所持金を預ければ、全滅した時でもゴールドが半減しないので安心だ。

　町を探索するうち、トンネルを越えて東の砂漠に向かった商人の話を聞くことがあるだろう。この商人とは、他でもないトルネコのこと。東の砂漠は、ブランカ城のさらに東だ。姉妹と合流した今なら、そこに出現する魔物とも渡り合えるだろう。主人公のレベルの成長も期待できる。ここは早々に東へ向かおう。

　なお、第5章からの戦闘はA．I戦闘に変化。「さくせん」を「めいれいさせろ／めいれいするわよ」にしない限り、仲間キャラクターは各々の判断で敵を攻撃したり、仲間を回復する。できれば積極的に使っていきたい。なぜなら、戦闘を重ねるごとにA．Iは賢くなり、敵の弱点や魔法の効果を学習していくからだ。とりあえず敵も弱いこのあたりでは、「バッチリがんばれ」あたりにしておくといい。

　エンドールに出現するアイテムは、以前の章で取っていなければそのまま出現する。ただし、章限定のアイテムは取れないぞ。

エンドール周辺モンスター

その他の行動可能範囲

　橋を渡ってボンモール、レイクナバまで行くこともできる。サントハイム方面への旅の扉は使えず、あちらに行くことはできない。

　ボンモール城の王様、リック王子は結婚式のためエンドールに行っている。また、第3章で防具を買ってくれた城内の防具屋も、今は利用できなくなっている。

　キツネの村はなくなっている（中に入ることはできるが、何もないのだ）。

　また、レイクナバ北の洞窟や女神像の洞窟にも入れるが、出現モンスターは第3章と同じ。

ボンモール、レイクナバ周辺モンスター

レイクナバ北の洞窟出現モンスター

女神像の洞窟出現モンスター

砂漠の宿屋

　ブランカ城を越えてさらに東へ進むと、砂漠の手前に一軒の小屋を確認できるだろう。中に入ると、砂漠方面には行けなくなっている。なんでも「この広大な砂漠を徒歩で越えるのは難しいだろう」とのこと。では、何か特別な方法があるのだろうか？トルネコと思われる旅の商人は、この先にいるのはまちがいないのだが……。そういえば、小屋のそばには一匹の馬と馬車が。とりあえず、小屋にいる人間に話を聞いてみよう。

　小屋の中には、ホフマンという男がいた。馬車をゆずって欲しいと申し出るが、彼は聞く耳を持たない。「帰ってくれ」という彼に「いいえ」と答えると、ホフマンはかつて信じていた友に裏切られた過去を語る。どうやら人間不信に陥っているようだ。彼に「信じる力」というものを証明できれば、もしかしたら馬車を貸してもらえるかもしれない。彼がかつて友に裏切られたという洞窟は、どこにあるのだろう。砂漠を越えられない以上、そこを探索してみるほかないようだ。

入手アイテム
　小屋の裏手にあるタルの中にどくけしそう、小屋の中のつぼにおべんとう、タンスに15ゴールド。

次の目的
　砂漠はいったんあきらめ、ここから東にある洞窟に潜入。何か「友情」「信頼」を証明できるものを持ち帰れば、馬車を借りられる？

砂漠の宿屋〜裏切りの洞窟周辺モンスター

裏切りの洞窟

　洞窟に入ってまず目につくのが、巨大な岩でできた壁。一見すると行き止まりのようだが、思いきって突っ込んでみよう。なんともろくも崩れてしまうのだ。そのまま道なりに進むと、次に巨大な鉄扉がある。これもあっけなく開くので心配無用。なんだこの洞窟は……と思っていると、マーニャ・ミネアとはぐれてしまう。主人公ひとりになってしまうのだ。さっきの鉄扉は、ひとりでは開けられないようだ……。先に進むしかない、ということか。そのすぐそばには、下へと降りる階段が。まずはこれを下ろう。

　B1Fにつくと、マーニャとミネアの姿が。彼女らは主人公に気付かず、左の通路を進んでいく。後を追ってみよう（右の通路を進んだところで、鉄扉があるため先には進めないぞ）。彼女らに追いつくと、なんとニセモノ！ベロベロ×2との戦闘になってしまう。
戦闘が終了すると、床に大穴が開いて主人公はB2Fに落とされる。まったく何なんだ、この洞窟は……。

　B2Fに落ちたところで、ミネアとマーニャが魔物に追われている！彼女らを救おうと話しかけると、またもニセモノ！うらぎりこぞう×2、きゅうけつこうもり×2とのやや形勢不利な戦闘になってしまう。優先すべきはうらぎりこぞう。攻撃力が高いうえ、まれに力を溜めるので、戦闘が長引くほど不利になる。きゅうけつこうもりは後回しにして、こぞうを先に叩こう。
　戦闘が終わったら、階段でB1Fに昇る。ミネアとマーニャの姿には、今後警戒していかないといけないかも。

　B1Fに着いたら、そばの階段で再びB2Fへ。B2Fに着くと、またもマーニャとミネアの姿が！彼女らは南へと移動するので、後を追おう。すると、今度は彼女らからニセ者呼ばわり。どうやらはぐれてからこっち、彼女らも主人公のニセ者にだまされ続けてきたらしい。本人かどうか確認するため、簡単なクイズを出題されるのでそれに答えよう。正解すれば、再び彼女らがパーティに加わるぞ。階段を昇り、B1Fを経由して1Fに戻ろう。最初にはぐれた場所に戻るはずだ。

　1Fに着いたら、今度は南に進み、最初とは別のB1Fに降りる階段を進む。B1Fに着くと、すぐまた下りの階段がある。これも降りよう。

　B2Fに着くと、四方を岩壁に囲まれた場所を見ることができるだろう。この中心には小部屋があり、そこに目指すアイテムがあるのだ。3人そろった今なら、岩壁は何の障害にもならない。どんどん壊して、中心部に迫ろう。小部屋の中には、「信じる心」があったぞ。何の確証もないが、とりあえずこれをホフマンの所に持って行ってみよう。

　なお、この洞窟ではイベント戦闘のみ。ランダムエンカウントは発生しないぞ。

砂漠の宿屋

　さっそく、ホフマンに「信じる心」を見せる。すると、事態は良い方向へと転がり、めでたく馬車を借りることができた。しかも、ホフマン自身も仲間となってついてくるというのだ。新たな仲間を迎え、まずは広大な砂漠を探索してみることにしよう。

砂漠出現モンスター

砂漠を南へ下ると、ひとつの町が見えてくる。とりあえずそこで休息してみよう。

アネイルの町

　宿屋の前にいる男が町を案内してくれる。どうやらここは天然の温泉がウリの観光名所らしい。そして、教会に祭られているリバストのよろい。かつて町を救った英雄・リバストが着けていた鎧らしいが、どうも普通の鎧のようだ。

町内のアイテム
　大きい方の宿屋の裏手のタルにどくけしそう、墓場に3つある墓碑の真ん中・リバストの墓にちからのたね、温泉のタンスにちいさなメダル、ショップ内のつぼに50ゴールド、どうぐ屋のとなりの民家のつぼにすばやさのたね、小さい方の宿屋の中・タンスに皮のたて。

ちいさなメダル
　いちおう、ゲーム上で初めて入手できるちいさなメダルが、温泉のタンスにある（ミスなのか、第2章のテンペで手に入るが）。これは今後各所で手に入り、後に現われるメダル王という人物に渡すことで、その数に応じて貴重なアイテムが手に入るというものだ。他に使い道はないので、発見したらふくろに入れておこう。

墓場の幽霊？
　夜になると、墓場に幽霊が出るというのだが……。夜になったら行ってみよう。

リバストの鎧
　昼間はシスターが通路をふさいでいるが、夜になると自由に閲覧できる。見たところで何も起きないが……。

次の目的地
　すでにトルネコは、ここを後にしたらしい。町の人から、さらに南にはコナンベリーという港町があるという話を聞いた。次はそこを目指すとしよう。

アネイルの町周辺モンスター

コナンベリーの町

　コナンベリーの人々は困っていた。なんでも東の大灯台が怪しい光を放ち、出航する船がことごとく荒れ狂う海や魔物に襲われてしまい、船が出せないのだと言う。港町として栄えるコナンベリーにとって、これは死活問題だ。なんとかしたいところだが……。

海に沈んだ宝
　沈められた船の積荷の中には、光かがやく鎧もあったという。どこかでそんな鎧の話を聞いたような……。

サントハイムの姫
　最後に出た船は南のミントスに向かったらしい。それにはサントハイムの姫が乗っていたと言うが……。

勇敢な商人
　ドックには2つの船があり、奥の船は建造中とのこと。その依頼主はトルネコだということだ。やっと彼に出会えるかと思えば、「魔物のせいで船を出せないなら退治してきてやる！」と言って、単身灯台に向かったというのだ。

町内のアイテム
　教会の右隣の民家の横に置いてあるタルの中にちいさなメダル、シスターの住む民家のタンスにたびびとの服、港のドックのタルに15ゴールド、ちいさなメダル、ちからのたね。ドックに停泊している手前の船の船室、左のタンスにちいさなメダル、右のタンスにステテコパンツ。奥の建造中の船（トルネコの船）の船倉のタルに7ゴールド、どくけしそう、同じく船倉のタンスにせいすい。

次なる目的
　ひとりで灯台に向かったというトルネコの後を追う。すべてがうまくいけば、町は活気を取り戻し、かつトルネコを仲間にして船を手に入れられるかもしれない。

コナンベリーの町周辺モンスター

大灯台

　灯台に足を踏み入れたら、まず1Fの2つの宝箱を回収しよう。中身は400ゴールドとラックのたね。その後で奥に進むと、トルネコがいるので話かけよう。彼はひとりでやってきたはいいが、魔物が強くて先に進めなかったと言う。かわりに行ってくれないかと頼まれるので、引き受けよう。すると、「聖なる種火」の話を聞かされる。なんでもこの灯台の邪悪な炎は「聖なる種火」で消せるはずだ、とのこと。まずはその「聖なる種火」を見つけよう。トルネコは先にコナンベリーに戻って待っている、という。なんて人まかせな、とは言わず、2Fに昇ろう。

　2Fには宝箱が2つ。昇ってきた階段のすぐ左の方にちいさなメダル、最南の宝箱はちからのたねだ。以上を回収したら3Fへ上がるが、昇り階段は2つある。効率を良くするのなら、まずは南西の隅にある階段から行こう。3Fに上がると行き止まりだが、宝箱がひとつ。中身はまほうのせいすいだ。これを回収したら2Fに戻り、真ん中の昇り階段から3Fの正規ルートに進む。

　3Fにも宝箱が2つ。ルートに分岐はないので、これらを回収しながら4Fに昇る。ちなみに宝箱の中身はまんげつそうとクロスボウだ。

　4Fではまず中心部の宝箱を回収。これが聖なる種火だ。あとは邪悪な炎を消すだけ。最上階を目指そう。昇り階段は3つあるが、正解はひとつだけ。あとの2つは昇っても行き止まりだぞ。

　5Fが最上階となる。まずは北西の角にあるきんのかみかざりを回収。そうしたら中心部にいる魔物のところに行こう。ちなみにボス戦になるので準備はぬかりなく。

　ボス戦は、とうだいタイガー、そしてほのおのせんし×2との戦いとなる。とうだいタイガーはおたけびでこちらをすくみあがらせるほか、一撃のダメージがかなり大きい。だが、ここではまずほのおのせんしから倒しておこう。火の玉やギラで全体攻撃をしかけてくるからだ。しかも2体いるのでやっかい。ほのおのせんしさえ倒せば全体ダメージはなくなるので、とうだいタイガーに専念できるのだ。まずはルカニをかけ、あとはひたすら集中攻撃。とうだいタイガーはまれにホイミも使うが、こちらも残りHPをまめに回復していけばまず勝てる。念の為、戦闘前もしくは開始直後にさくせんを変更し、「めいれいさせろ／するわよ」にして直接指示を出そう。

　ボスを倒したら、あとは聖なる種火の出番。なすべきことをやったら、コナンベリーに戻ろう。

大灯台出現モンスター

コナンベリーの町

町の人々はすでに灯台が元に戻ったことに気付いており、町は活気を取り戻している。ドックの前にいるトルネコから仲間にしてほしいとの申し出を受け、それに応じると船で出発することになる。目指すは南のミントスという町だ。