スタート地点　レイクナバ

主人公キャラ：トルネコ……今は人に使われる身の武器商人。いつかは自分の店を持つのが夢。

状況
　今日も今日とてトルネコは、町の武器屋におつとめに。その武器屋は家を出てまっすぐ西に歩くとあるらしい。まずはその武器屋へ。

町内のアイテム
　ネネからおべんとう（毎出勤時）、トルネコの家のタンスから皮のぼうし、トルネコの家の外に並んだツボの中にやくそう、道具屋のツボにどくけし草、防具屋の2Fのタンスに皮のたて、武器屋の地下のタルにちからのたね、あとは腰の悪い老人トムを教会まで押してあげると2ゴールド〜12ゴールド（1日1回、ランダムでいずれか）もらえる。こまかいことだが、ネネのお弁当は売ってしまおう。夜が明けると再びもらえる。

武器屋の仕事
　武器屋に行ってカウンターの中の男に話しかけると、「仕事をしに来たんだな？」と問われる。「はい」と応えるとトルネコはカウンターにつき、店員として仕事をすることになるぞ。仕事を中断したい時は武器屋の地下にいる店主に話しかけよう。だが、基本的には店主が「今日は店じまいだ」と言ってくるまで仕事をしよう。支払われる給料は完全に歩合なので、もちろん長く働いた方がいいわけだ。品物をひとつ売るごとに得られる給料は以下の一覧の通り。また、「値上げ」「値引き」をして売った場合も、それぞれ結果に反映される。

値上げと値引き
　客の問い（○○ゴールドでいいかね？）に「いいえ」と応えると、「あんたも冗談が好きだなあ……」「それじゃいらねえや。またな！」と言われることが多いのだが、まれに「なんだって？値上げしたって？」「なんと！まけてくれるのか？」とリアクションする客もいる。「値上げ」に対して「はい」と応えると「仕方ないからその値段で買おう」と承諾するか、「それじゃいらねえや」となる。値上げした額で売れれば、その分トルネコの給料もアップするのだが、客が帰ってしまうことも多いので狙ってやるのは難しい。反対に値下げして売れば、トルネコの収入も減る。

武器の買い取り
　まれに、武器を売りに来る客もいるぞ。もちろん最初から店にあるこんぼうや銅の剣、聖なるナイフはわざわざ買い取る必要はない。狙うのはクロスボウ、くさりがま、そして破邪の剣といった店にはない品だ。特にくさりがまや破邪の剣を買い取って、客に売らずにトルネコが自分で買えば、冒険の序盤からかなり有利に進めることができる。ただし、レアな武器は買いたがる客も多いので、ひたすら「いいえ」を選んで（×ボタン連打だ！）お帰りいただこう。

宿屋の店主の噂話
　しばらく仕事を続けるうちに、町内で遊んでいるトルネコの息子が「宿屋のおじさんが話しがあるって」と言うようになる。さっそく宿屋を訪れ、カウンターの中から話しかけよう。すると、「北の洞窟にお宝があるらしい」という話になるはず。仕事のかたわら、さっそく北の洞窟とやらに行ってみようではないか。

犬とトムじいさん
　トムじいの家の北側に、オリに閉じ込められた一匹の犬がいる。なんでもトムじいの息子の言うことしか聞かないそうだが……。しかもその息子は行方不明。今はまだ「なんのことやら」だが、存在だけは覚えておくこと。

レイクナバ周辺出現モンスター

レイクナバ北の洞窟

　まずはレイクナバ周辺で戦闘を繰り返し、レベルを上げよう。第3章ではモンスターが特別なアイテムを落とすような設定がされているので、それらを利用してトルネコの防具を強化（店を利用する必要はない）。ゴールドが溜まったら、武器屋の仕事中に買い取ったくさりがまや破邪の剣を自ら買い、装備しよう。装備が充実していれば、トルネコのレベルは2〜3で洞窟のクリアは可能だ。ただし、バブルスライムが出現するのでどくけし草は持っていくようにしよう。

　洞窟に入ったらまずはB2Fへ直行。水の溜まった部屋の前に岩壁があり、その岩壁のボタンを押すと水が流れてくるが、ここでは押す必要はない。強いて言えば南の階段に早く着けることぐらいか。

　南の階段からいったんB1Fに上がり、再びB2Fへ戻るとまた岩壁の前に出る。そのまま西に進んだところには、宝箱に入ったくさりがまがあるぞ。南に進むと穴が開いており、それ以外は行き止まり。さきほどの岩壁のボタンを押すとトルネコは水に流されてこの穴に落ちるが、実はこれが正しいB3Fへのルートだ。

　B3Fに落下したら西にある下への階段を降りる。B4FにはB5Fへ降りる階段があるが、ここを降りてもB5Fには人がいるだけでお宝らしいものはない。実はここでも、正しいルートへ進むには別の特殊な方法があるのだ。B4Fには、スイッチの付いた岩壁の向こうに岩石がある場所がある。このスイッチを押すと岩壁が崩れ、岩石が転がってくるのだ。これがうまく左側の通路に開いている穴に入ればOK。その先にある階段こそ、正しいルートへの下り階段なのだ。

　B5Fへ着いたら、容易に鉄の金庫を発見できるだろう。しかし、ただ取るだけでは扉が閉じてしまって戻れなくなる。金庫のあった場所にはなにやらスイッチが……。なるほど、このスイッチに何かが置かれた状態でないと、扉が閉まるようになっているわけだ。つまり、ここに金庫の変わりに何かを置けばよさそう。B5Fの中に、何か重いものはないだろうか？

　鉄の金庫は「全滅しても所持金が半減しない」効果を持つ特殊なアイテム。持っていなくてもシナリオのクリアには影響しない。持ち物欄を消費したくないプレイヤーは、取らずにストーリーを進めてもかまわない。ちなみに第5章に入ると、鉄の金庫の効果は無効になる。あくまで第3章限定の特別な効果なのだ。

レイクナバ北の洞窟出現モンスター

ボンモール北の村

　レイクナバから南に進むと、森の中に村を発見できるだろう。さっそく入ってみると、数件の民家と道具屋がある。そして道具屋ではなんと、はがねのつるぎを10ゴールドで売っているではないか！ひともうけのチャンス！と思いきや……。買ってみて道具欄を見てみると、ひ、ひのきのぼう？！

村内のアイテム
　道具屋のつぼにやくそうとうまのふん。奥の民家のタンスにステテコパンツ。

旅の建築家、ドン・ガアデ
　この村の娘と結婚するため、ここに住むことを決意したという建築家ドン・ガアデ。そんな軽率なことで大丈夫？

帰れない！
　村に入ってしまうと、元の道をどう戻ってもフィールドマップには戻れなくなってしまう。困り果てて村長らしき人物の家を訪れると、「道に迷いなさったか？」と聞かれ、「泊まっていってはいかがです？」とありがたい申し出をいただくことに。お言葉に甘えて泊まらせてもらい、一夜が明けると……。村が消えているではないか。いったいこの村は何なのだろうか？

ボンモール

城内のアイテム
　武器屋の中のツボに70ゴールド、防具屋のカウンター内にあるタルに命の木の実、宿屋のタンスに皮のたて。

防具不足のボンモール
　城内には防具を買ってくれる人物がいる。ボンモール周辺のモンスターはよく防具を落とすので、手に入れたらレイクナバや武器屋ではなく、ここに売りに来よう。通常よりも高い価格で買ってくれるぞ。ステテコパンツさえも100ゴールド以上で買ってくれるのだ。狙い目は、おおみみず他がしばしば落とす鉄のよろい。トルネコは装備できないので、迷わず売りに来よう。また、売値は変化するので、あまりに安ければ断って再度話しかけよう。例えば鉄のよろいは「990Gで買う」と言うということもあれば、「2331G」と言うこともあるのだ。できるだけ高く売った方がいい。

王の欲望、王子の苦悩
　王はエンドールに攻め込みたくてウズウズしており、建築家ドン・ガアデを探している。ん？ドン・ガアデ？どこかで……。

　一方で王子リックは「あなたを見込んで話があります。夜に武器屋の裏で……」夜になるのを待って聞いてみれば、彼はボンモール、エンドール両国の関係を憂いている。彼の願い通り、橋が直ったらすぐにエンドールへ向かい、あずかった王子の手紙をエンドールの姫に渡してあげよう。それにしても橋はどうすれば直るのか？

宿屋の男の話
　「最近、人を化かすキツネが出るそうな。だがきつねなど犬をつれて行けば退治できるはずだ」……犬、ですか？そういえばトムじいさんのところの犬は元気かな？

ろうやにいる男とは？
　武器屋の前をうろつく男が言うには、「あんたもレイクナバから来たのか。そういえばろうやにもレイクナバのやつがいたな」。最近行方不明なレイクナバの人物に心あたりがないだろうか？さっそくろうやに行って確かめてみよう。
ろうやでは兵士に見つかると強制的に退出させられる。彼らの目を盗んで動かなければならないぞ。おっと、ひとつだけ。ろうやに行く前にキメラの翼を買っておこう（すでに持っていればOK）。きっと役に立ってくれるはずだ。

新たな目的
　エンドールには店を売りたがっている老人がいるらしい。これは自分の店がほしいトルネコにはなによりの朗報！早くエンドールに行かなければ！

当面の目標
　エンドールに行って、姫に王子の手紙を渡す。しかし橋が壊れていてエンドールには行けない。橋を直すべく、建築家ドン・ガアデを連れて来なければならない。だが彼はキツネに化かされており、村から出ようとしない。なんとかキツネの正体を暴くために犬が必要だ。犬はレイクナバにいたが、トムじいさんの息子の言うことしかきかない。そのトムじいさんの孫は行方不明。そういえばボンモールのろうやにレイクナバの男がいるらしいが……。よーく順序だてて考えていこう。

ボンモール周辺出現モンスター

エンドール〜ボンモール〜エンドール

　エンドール城内・城下町のアイテムは第2章で取っていれば出現しない。

店を売りたい老人
　宿屋の隣に、店を売りたい老人の家がある。話を聞いてみると、エンドールで店を持つには王の許しが必要らしい。どうすればその許可をもらうことができるのだろうか？

人が争う場合ではない
　ボンモール王子の手紙を姫に渡すべく城内へ。さっそく姫の前で手紙を「つかう」と、かわりにエンドール王からボンモール王にあてた王の手紙をあずかる。これをボンモール王に渡すべく、ボンモールへと引き返そう。これがもとでうまく争いを避けられれば、両国の橋渡しとして働いたトルネコに、店を出す許可ももらえるという。ここは頑張るしかないだろう！

王子と姫の結婚
　ボンモール王子とエンドールの姫は相思相愛だった。ボンモール王にエンドール王の手紙を「つかう」と、王は攻め込むことを思い止まる。さっそくこのことを報せにエンドールへ戻ろう。すると、すでにボンモールから報せが来ており、エンドール王はトルネコに店を出す許可をくれるぞ。さらに「店を出したら知らせに来るのじゃぞ」とも。

出店への道
　店を売りたい老人のもとに行くと、35000ゴールドで店を買わないかと持ちかけられる。つまり、ここからは35000ゴールド溜めるのが主目的となるわけだ。エンドールで買った防具をボンモールで売るだけでもゴールドは少しずつ増えていくが、ここはレベル上げも兼ねてモンスターと戦おう。そして魔物が落としたアイテムを売りさばいていくといいだろう。

　うまく35000ゴールド溜めたらさっそく老人の家に。店を買い取るとトルネコの家族が引っ越してくるぞ。カウンター越しにネネに話しかけると、商品の仕入れと確認を行うことができる。通常は1500ゴールドで売れるはがねの剣を3000ゴールド以上で売ってみせるというのだから頼もしい限りだ。店は彼女にまかせ、トルネコは仕入れに精を出そう。他の店で買った武器を置いておくだけでも、売り上げは少しだが増えていくぞ。

新たなる展開ともうけ話し
　エンドールの東に住むお金持ち。珍品・古品を買い集めるのが趣味で、なんでも銀の女神像ならいくら出してもいい！とのこと。もし見つけることができればガッポリともうけられるかも？

王様の注文
　店を出したら知らせに来いと言っていた王様。行ってみると、「はがねの剣6本、鉄のよろい6着」の発注を受けた。くわしくは下の階にいる兵士長に聞けとのことだ。兵士長は１階の北東にいる（老人と二人でいる兵士がそれ）。城下町の防具屋で鉄のよろいは売っている。はがねの剣はボンモールの武器屋で売っているぞ。これらを揃えて兵士長に納入すると、手にした報酬はなんと60000ゴールド！思いもよらぬ大金だ。

雇われＮＰＣ
　トルネコの店の前にはスコットという傭兵がいて、5日400Gでパーティに加えられる。また宿屋の2Fにはロレンツという魔法使いがいて、こちらは5日で600ゴールド。ふところぐあいと相談のうえ、遠出をするなら雇ってみるといい。ただし、彼らNPCには直接命令できないぞ。彼らは独自に考えて行動するのだ。また、NPCにはアイテムを渡すこともできず、NPCが生き残っていてもトルネコのHPがゼロになった時点で全滅とみなされるぞ。

洞窟の老人
　エンドールの東の橋を渡ると、大きな洞窟があるが中はすぐ行き止まり。なんでも途中で資金が尽きてしまったのだそうな。60000ゴールドあれば工事を再開できるとは言うが……。のってみるのも悪くないか？

エンドール周辺出現モンスター

女神像の洞窟

　洞窟に入ると、まず目に付くのがB2Fへの階段だが、降りたところですぐに行き止まりだ。ここはB1Fにあるいかだに乗って水の上を進むべし。しばらく進むと穴があり、そこからB3Fへと直行することになる。

　B3Fでは、その大半の宝箱が高台にあるため取ることができない。そこにいる男も「宝が取れねえじゃねえか！」と言うばかり。ここで今、取ることができるのは唯一地面に置いてある宝箱のキメラの翼だけだ。ここは迷わず東へと進み、上に上がる階段からB2Fへ行こう。

　B2Fはほとんどが水に満たされており、目の前にある宝箱も取ることができない状態。ここもか……と途方に暮れる前に、道なりに進んで地面に設置されたボタンを押そう。これによって水が引き、宝箱を取ることができる。さらに引いた水がB3Fに落ち、高台の宝箱も取れるようになるのだ。そして階段でB4Fへも行けるようになり、銀の女神像が手に入るぞ。

　この洞窟を攻略するコツは、まめにエンドールに戻ることだ。モンスターも頻繁にアイテムを落とすため、すぐに持ち物がいっぱいになる。まめにアイテムをネネに渡し、効率よく洞窟を探索することだ。なるべくアイテムを捨てたりといったロスをなくし、少しでもお金を稼ぐようにしていこう。

　ちなみに洞窟内にあるアイテムはB2Fの西にある宝箱から順に、ホーリーランス、760ゴールド、やくそう、4つまとまったツボの中にどくけし草とキメラの翼、最東の宝箱に鉄のやり。B3Fは西から順に鉄のよろい、はがねのつるぎ。男がいる場所の2つの宝箱はカラっぽだ。B4Fに降りると銀の女神像の入った宝箱がある。

　銀の女神像はエンドールのお金持ちに売りに行こう。25000ゴールドで買ってくれるぞ。

女神像の洞窟出現モンスター

さらなる旅立ち

　60000ゴールド溜まったら、東の洞窟の老人の所へ行き、お金を渡そう。しばらくすると洞窟の工事が再開され（ここでエンドールのカジノが営業再開）、数日の後にはトルネコの店のネネのもとへ「洞窟が開通した」という知らせが届く。ネネはトルネコの夢を理解し、気持ちよく送り出してくれるぞ（この時点ではもう店への仕入れはできなくなっている）。老人の洞窟へ行くと、知らせの通り開通しているようだ。まだ見ぬ地へ、伝説の武器を求めて。東の階段を昇ると、第３章は幕を閉じる。

余ったゴールドの持ち越し方
　これまで通り武器や防具に変えたり、カジノのコインにしてもいいが、この章だからできる方法も紹介しておこう。レイクナバへ戻って武器屋の仕事をし、客が破邪の剣を売りにくるまでねばる。これを繰り返し、持てる限りの破邪の剣を持って5章へ持ち越そう。高値で売れるし、味方に装備させても効果は大。ただし、時間はかなりかかると思うが……。