ヘレティック・イクシオン攻略

注意:このイベントはインターナショナル版でしか発生しません!

イベント発生時期:ベベル寺院クリア後、自由に行動できるようになってから

イベント発生場所:雷平原北部・セーブスフィア付近

イベント発生条件:
1回目:雷平原北部の避雷針付近にたたずんでいる僧兵に話しかける。以後の再戦時はセーブスフィア付近にいるふたりの僧侶に接近すれば戦闘になる
2回目:雷平原北部で出たり消えたりしている少年僧侶・召喚獣のオブジェクトに接近する
 ヘレティック・イクシオンとのバトルはこれまでとは少々異なり、2度のバトルに勝利してはじめて倒したことになるというもの。1回目と2回目ではヘレティック・イクシオンの行動パターンも若干異なってくる。HPは一回戦・二回戦ともに120万だ。

 1回目の戦闘でのヘレティック・イクシオンの行動パターンは、基本的には自らのターンで「サンダジャ」を放ってくるということのほかに、こちらのいずれかの行動(戦う、技、魔法や盗む・くすねるに類する行動)に対してカウンターで物理攻撃を行なってくる。サンダジャは無属性なので属性防御は無意味。シェルで軽減は可能だが、とにかく威力があるので魔法防御とHPが充分でないとまず一撃死となる。蘇生をオートフェニックスにまかせるのがベストだ。さらに、このサンダジャにはディレイの付加効果もある。

 カウンターの物理攻撃には睡眠効果がある。たとえ生き残ったとしても高い確率で眠らされてしまうのだ。おまけにアーマーブレイク・メンタルブレイクのおまけつき。なるべくデスペルで解除しよう。また、ヘレティック・イクシオンはすばやさがやや高く、こちらの攻撃をかわしやすい。命中はそこそこ高めておきたいところ。

 これらを考慮すると、定石通り「オートフェニックス」と「オートヘイスト」は必須。HP限界突破は必ずしも重要ではない。「リボン」もしくは「完全睡眠防御」で睡眠も防ぐのが理想である。ここまでの対策ができていれば、サンダジャで戦闘不能になってもオートフェニックスで蘇生し、常にヘイスト状態という有利な状況で戦えるので、勝つことはさほど難しくはないはずだ。逆にこれらが揃っていないと、一人戦闘不能になるたびに蘇生、ヘイストのかけなおしと行動を2度浪費してしまう。根気強く粘るしかない。

 なお、オーバードライブゲージが満タンになると使用してくる「エアロスパーク」は単体攻撃であり、威力もサンダジャに比べると低いので、召喚獣に受けさせるほどのことはない。

なお、この一回戦からは逃げることができるので、後に述べる「キャラクターの育成」に利用することが可能。このことから、ヘレティック・イクシオンはキャラがじゅうぶんに育つまでは倒さず、稼ぎポイントとして確保しておいた方がいい。


 2回目の戦闘でのヘレティック・イクシオンはカウンターを行なってこないうえ、サンダジャも使用しない。基本的に混乱効果のある物理攻撃と「エアロスパーク」を通常攻撃として放ってくる。どちらも単体攻撃なのは同じだが、注意すべきなのは混乱。同時にアーマーブレイク・メンタルブレイクの効果も発生してしまうので注意。ブレイク状態はすぐさまデスペルで解除すること。ただ、逆に言えば混乱対策さえしてあれば、一回戦よりはだいぶラクに戦えるということになる。

 オーバードライブゲージが満タンになった時に使用する技が「トールハンマー」に変化していることだけはおさえておこう。「エアロスパーク」とちがって全体攻撃なので、不安ならば召喚獣を盾にした方がいい。


 ヘレティック・イクシオンも他のダーク召喚獣と同じく、ダメージ限界突破付きの武器やHP限界突破、リボンの付いた防具を落とす。だが高い確率で「雷攻撃」「雷吸収」なども付いてしまうのが難点。落とすアイテムはダークマター、レアならマスタースフィア。
ヘレティック・イクシオンを利用したキャラの育成
 ヘレティック・イクシオンとの一回戦から逃げられる、ということを利用すれば、とんずら&エンカウントを繰り返すことでキャラの育成に役立つ。特にインターナショナル版では限界突破がやりにくくなっているため、この方法が最もお手軽な突破法だと言えるだろう。

 まず、育成したいキャラに「ドライブをAPに」「ピンチにドライブ」「トリプル(ダブル)ドライブ」「AP3(2)倍」の付いた武器を装備する。「ピンチにドライブ」「トリプル(ダブル)ドライブ」「AP3(2)倍」は必ずしも必要ではないが、それぞれが欠けた分、得られるAPは当然低下する。この時、
HP限界突破はセットしないことが重要。HPを9999にしておけば(もしくは下1ケタが奇数)、フェニックスの尾やレイズで蘇生するだけで必ず瀕死(HP表示が黄色)になるため、「ピンチにドライブ」の効果が得られやすいのだ。さらに、オーバードライブタイプを「修行」にする。つまり、敵の攻撃によるダメージがAPに変換されるようにしておくということ。

 ここまでの準備をしたらヘレティック・イクシオン一回戦とエンカウント。こちらはヘイスト・ヘイスガで味方の行動速度を上げるだけにし、あとはひたすら何もしない(ガード)。この時、ヘイスト・ヘイスガを使用していないと、ヘレティック・イクシオンに連続行動を許してしまい全滅の危険が生じる。

 ヘレティック・イクシオンは自分のターンで「サンダジャ」を使用する。普通にシナリオを進めている程度の状態なら、まず99999ダメージをくらって即死になる。この99999ダメージが、この場合は逆にありがたいのだ。インターナショナル版では「ドライブをAPに」の効果が「前回入手したAPの90%」という具合に変更され、一回の戦闘内で得られるAPが徐々に低下していくことになった。つまり、
いかに一回で多量のAPを得る=多くのダメージを受けるか、ということがキモなのである。サンダジャを当てられるキャラを任意に特定できないのがやや不便ではあるが、ヘレティック・イクシオンが2回ほどオーバードライブを放つぐらいまで粘ろう。その後で「とんずら」してしまうのだ。すると、50〜80はS.Lvが上がる。あとはどんどんスフィア版を埋めるだけ。S.Lvが尽きたらもう一度エンカウントし、APを稼ぐ。この繰り返しであっというまに限界突破するだろう。オリジナル版に比べてやや面倒だが、これがインターナショナル版においては最も手間いらずな方法。

 注意したいのは、ヘタに攻撃してカウンターを受けると、獲得APが減ってしまうこと。物理攻撃で受けるダメージは20000〜50000。「ピンチにドライブ」の特性上(前回得たAPの90%)、その次の獲得APが極端に減少してしまうことになるぞ。うかつに手を出さないように。

 このことから、ヘレティック・イクシオンは
いつまでも倒さずに放っておくのが望ましい。もうこれ以上キャラの育成はしない、という段階にきてから倒すようにしよう。ただし、この方法は万能ではなく、「キャラが育てば育つほど」得られるAPが減っていく。特に魔法防御の数値が上がっていくと、サンダジャでも30000以下のダメージしか受けなくなってしまう。こうなるとどんなに頑張っても得られるAPは1ケタがいいところだろう。APはなるべくキャラが弱いうちに稼ぐようにすることだ。ヘレティック・イクシオンを弱く感じられるようになってしまったら、同じような方法によるキャラクターの育成が、訓練所で戦えるサポテンダーで可能。

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