ビーカネル砂漠の発掘賃金査定
ビーカネル砂漠の発掘では、成功して戻るごとにプレイヤー(ユウナ)に対して賃金が支払われるのはご存知の通り。当初は1回につき100ギルだが、実はこの賃金、査定を受けることでアップすることが可能なのだ。ストーリーレベルが進むにつれて自動的に賃金の底は上がるが、査定によるアップはそれを大きく上回るはずだ。砂漠ではこれについて語られないために見過ごしているプレイヤーもいることと思われるが、マメに査定を受けていれば賃金はどんどん上がる。なお確認だが、発掘者レベルは賃金に一切影響せず、成功/失敗回数も関係ない。
上の表は各ストーリーレベルごとの初期賃金と最高賃金をまとめたもの。賃金の上限はストーリーレベルごとに決まっており、どんなに査定を受けてもその上限以上は上がらない。例えばストーリーレベル1での賃金の上限は150ギルだ。ストーリーレベル2以降は、前のストーリーレベルでの賃金がいくらだったか、を加味して上限が算出される仕組みになっている。ということは、各ストーリーレベルでできる限り上限に近い賃金になるよう査定を受けておいた方がおトクだ、と言うこと。あまり査定を受けていないと(賃金が上がっていないと)、最高賃金は表中のものよりも低くなるのである。ちなみに、初期賃金は各ストーリーレベルで初期値に戻される。例えば、ストーリーレベル2で賃金を300まで上げても、ストーリーレベル3開始時には200に戻されるということ。二度手間にはなるが、査定で再度引き上げをしよう。 査定はビーカネル砂漠内で行なうのではなく、ジョゼ寺院で受けることになる。寺院内の居住区・右側の部屋がそこだ。部屋の中央にあるコンソールを調べると、査定を行なうための設問が表示されるぞ。ここで提示される全6問の質問に対してどう答えたかによって、賃金の査定がなされるのだ。もちろん、マズい返答をしてしまうと賃金は上がらない。また、上がっても上がらなくても一度査定を受けたらすぐにでももう一度査定を受けたくなるものだが、発掘を5回行なってからでないと再査定は受けられないので注意しよう。 質問は10問ごとに大きく6つのグループに分かれ、それぞれひとつのグループから1問がランダムに選出・出題される。そうして出題された合計6問の質問は、それぞれの解答について解答ポイントが定められており、ポイントの合計が合格基準に達していれば賃金は上がるのだ。ストーリーレベル1では合格点が5ポイントと易しいが、ストーリーレベルが進むにつれて徐々に厳しくなる。デタラメに解答しても、設問によってはなかなか賃金が上がらないことも。 そこで、ここではすべての質問とベストな解答を一挙掲載しておく。 |
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賃金査定全質問&ベスト解答 | ||||||||||||||||||||
区分 | 質問 | 解答 | ||||||||||||||||||
1 | 発掘が楽しくて仕方ない | どちらとも | ||||||||||||||||||
発掘するのは生活のためだ | はい | |||||||||||||||||||
食べるために働いている | どちらとも | |||||||||||||||||||
マキナ派発展のための発掘だ | はい | |||||||||||||||||||
発掘できれば賃金は安くていい | いいえ | |||||||||||||||||||
本当は嫌だが仕方なく発掘している | どちらとも | |||||||||||||||||||
発掘は暇つぶしにすぎない | いいえ | |||||||||||||||||||
できれば遊んで暮らしたい | いいえ | |||||||||||||||||||
ギルがあれば発掘しない | いいえ | |||||||||||||||||||
思わぬお宝を発掘するのだ | はい | |||||||||||||||||||
2 | 賃金が上がれば、やる気も上がる | はい | ||||||||||||||||||
自分の働きぶりから言って賃金アップは当然だ | どちらとも | |||||||||||||||||||
賃金が上がっても、さらに上がるよう努力を続ける | はい | |||||||||||||||||||
賃金が増えたらその分は貯金だ | はい | |||||||||||||||||||
賃金が増えたら買い物したい | いいえ | |||||||||||||||||||
増えた賃金は遊びにつぎこむ | どちらとも | |||||||||||||||||||
使いみちがあるわけではないが お金があるに越したことはない |
いいえ | |||||||||||||||||||
豊かな暮らしのためにはより多くのお金が必要だ | はい | |||||||||||||||||||
お金よりも心を豊かにしたい | どちらとも | |||||||||||||||||||
お金にこだわりすぎるのは見苦しい | どちらとも | |||||||||||||||||||
3 | やりかけたことは責任をもって最後までやりぬく | はい | ||||||||||||||||||
イヤなことがあればとんずらすると決めている | いいえ | |||||||||||||||||||
怒られなければ、さぼってもよし! | いいえ | |||||||||||||||||||
自分には、発掘よりも向いた仕事があるに決まっている | どちらとも | |||||||||||||||||||
働くのが好きだ! | はい | |||||||||||||||||||
仕事は嫌いだが、お金は好き | どちらとも | |||||||||||||||||||
働くことは自分には向いていない | いいえ | |||||||||||||||||||
仕事には適度な手抜きが必要だ | どちらとも | |||||||||||||||||||
発掘しているときの汗は快い | はい | |||||||||||||||||||
一生懸命働くのはかっこわるい | いいえ | |||||||||||||||||||
4 | 発掘にはロマンがある | はい | ||||||||||||||||||
発掘に夢中になって時間を忘れる | どちらとも | |||||||||||||||||||
発掘のないスピラなんて考えられない | はい | |||||||||||||||||||
もっといいものを発掘したい | はい | |||||||||||||||||||
他のことを忘れて発掘に熱中する | いいえ | |||||||||||||||||||
発掘をいつやめるか常に考えている | いいえ | |||||||||||||||||||
発掘に行くのが面倒だ | はい | |||||||||||||||||||
発掘しているとイライラする | いいえ | |||||||||||||||||||
発掘なんて、もうあきた | どちらとも | |||||||||||||||||||
発掘中に寝てしまったことがある | いいえ | |||||||||||||||||||
5 | もっと機械に頼るべきだ | どちらとも | ||||||||||||||||||
機械なしの生活なんて考えられない | はい | |||||||||||||||||||
機械は人を豊かにする | どちらとも | |||||||||||||||||||
近所でもホバーがあればホバーに乗っていく | はい | |||||||||||||||||||
機械は便利だが好きではない | いいえ | |||||||||||||||||||
人間も機械と変わらない | どちらとも | |||||||||||||||||||
機械によって便利になったが代わりに 何かを失った気がする |
どちらとも | |||||||||||||||||||
機械を信じすぎるのは危険だと思う | はい | |||||||||||||||||||
機械を嫌いすぎる人間は心が狭い | どちらとも | |||||||||||||||||||
機械など破壊すべきだ | いいえ | |||||||||||||||||||
6 | マキナ派バンザイ! | どちらとも | ||||||||||||||||||
ギップルバンザイ! | はい | |||||||||||||||||||
心の中ではギップルをギッポーと呼んでいる | はい | |||||||||||||||||||
将来はバラ色だ! | いいえ | |||||||||||||||||||
将来はイバラの道だ! | いいえ | |||||||||||||||||||
人間は疲れがエネルギー源だ | いいえ | |||||||||||||||||||
弱気は勇気の裏返し | どちらとも | |||||||||||||||||||
よかれと思ったのに? | はい | |||||||||||||||||||
忘れっぽい? | いいえ | |||||||||||||||||||
ビックリよりドッキリだ | はい | |||||||||||||||||||
意外なことだが、全体に「マキナ派バンザイ」「発掘最高!」といったヨイショ、ゴマスリ系の解答はポイントが低い場合が多い。正直に答えろということだろうか?「発掘に目的がある(それが生活のためならなおよし)」、「お金は必要だ」という感じが無難なのは、そもそもギップルが生活苦のユウナのために(思い込みだが)面接に合格させたことを思い出せば、理解できるだろう。 仕事に対する責任感は重要なポイント。これはまるでスクウェア社員に向けたメッセージであるかのように、なかなかシビアかつリアルだ(笑)。また、アルベド族のマキナ派ということからとにかく機械を褒め称えておけばいいだろう、という考えが間違いなのは、解答を見てもらうとわかるだろう。機械の暴走を起こしたり、エクスペリメントなんてものを作るマキナ派だが、この設問を作った人物はなかなかの良識派のようだ。 グループ6については意味不明の質問が多いが、これは設問のバリエーションを増やすための苦肉の策か、意地悪か。とにかくここに挙げた解答を選んでいけば間違いない。ちなみに、解答には2、1、0と3つのポイントが設定されている。ここに乗せたのはすべてポイント2のベストな解答だ。6つの質問×2ポイントで、12ポイントとなる。「はい」「いいえ」は断言しているだけに0ポイントの「ハズレ」も多いが、「どちらとも言えない」には0ポイントが少ない。困った時には「どちらとも言えない」を選ぶのが、実は最も無難な選択であったりする。 |
2003/2004 GAMERS EDEN