FFX-2 パーティキャラクター紹介

ユウナ(CV:青木麻由子)
名前の由来
 「ユウナ」とは、沖縄地方の言葉でだいたい「夜に近い夕刻」というような意味。「ティーダ」が「太陽」であることから、それとの対比した意味も含んでいるが、本作においてはそれほど重要な意味は持っていない。

人物設定
 かつて「シン」を倒した偉大な召喚士、ブラスカの娘。人類の期待と希望をその華奢な身体に受け止めて、彼女は強い決意のもとに「シン」を倒すべく『究極召喚』を求めて旅をする。その重圧は決して楽なものではないが、彼女はそれも受け入れ、周囲の人々を気遣う優しさと、強い精神を併せ持っている。旅を続ける過程において、彼女は「究極召喚」がまやかしのものであることを看破し、仲間とともに「シン」を倒す別の方法を模索することになる。この時に彼女の精神はエボンの呪縛から解き放たれるが、同時に彼女は最愛の人との訣別を経験する。

 本作ではリュックが持参した「きっかけのスフィア」がもとで新たな旅立ちを決意。言葉遣いや服装も召喚士のそれとは異なるアクティヴなものとなり、思考もライトに変化。前作とはちがった「ポジティヴなユウナ」の姿を満喫することができる。

キャラとしての特徴
 本作では「レベルが同じならそれぞれのステータスは3人とも同一」であることから、ユウナだけの特権というものは存在しないと言っていい。唯一違いがあるとすれば、レベルアップのスピードだ。主人公でありながらユウナは、この点についてのみ他の二人から遅れを取ることだろう。つまり、レベルアップのスピードが遅いのだ。
リュック(CV:松本まりか)
名前の由来
 不明。
人物設定
 エボンの教えでは、人々に機械を使うことを禁じている。よってスピラに暮らす人々は機械を使用しないのだが、その教えに反して機械を用いているのがアルベド族。リュックはそんなアルベド族の族長・シドの娘なのだ。明朗快活で、パーティのムードメーカーのような存在である。「X」から2年後ということは、17歳か。なんとまあ露出の多い17歳である(笑)。前作では自らの位置付けをパーティの「ニギヤカ担当」と自称し、暗くなりがちな一行の旅の清涼剤ともなってくれた。

 かつては雷が大の苦手で、雷平原は彼女にとって地獄のような場所であったが、その苦手を克服する前向きさも併せ持つ彼女。なんと雷平原で1週間キャンプをし、慣れることでアビリティ「雷なんて怖くない!」を獲得したらしい。

 今作においては、ユウナの旅立ちのきっかけともなったリュック。
キマリがガガゼト山で見つけたというスフィア(きっかけのスフィア)をユウナのもとに持参した。これを見たユウナは、ビサイドでののんびりとした暮らしを抜け出し、新たな旅をすることを決意したのだ。
キャラとしての特徴
 本作では「レベルが同じならそれぞれのステータスは3人とも同一」であることから、前作では特に「すばやい」という特徴を持たされていたリュックも、すばやさにおいては他の二人と同等である。レベルアップのスピードもパインとほぼ同等。
パイン(CV:豊口めぐみ)
名前の由来
 不明。髪型から由来しているのではないと思う(笑)。

人物設定
 とにかく謎が多い。当初からユウナと行動を共にしていることから単なる「カモメ団にもともといた一人」としか思わないかもしれないが、彼女がなぜカモメ団にいるのかは謎。ユウナよりも先にカモメ団にいたことから、リュックとはさらに早い時期に知り合っていたことになる。それだからか、リュックとの「ボケとツッコミ」の息の合い方はユウナが立ち入れないほどに完成されている(?)。ひたすらクールなパインだが、意外とノリはいいようだ。

 ストーリーが進むにつれ、ヌージやギップルといった組織のリーダーたちともかつて何らかの関係があったことが判明してくる。はたして過去に何があったのか。その多くはスフィアなどを発見することで語られてくるだろう。ひとつたりとも見逃すな!

キャラとしての特徴
 戦士タイプという見た目から、攻撃力や体力が高いと思われがちなパインだが、本作では「レベルが同じならそれぞれのステータスは3人とも同一」。すなわちパインの基本攻撃力が特別に高いということはない。ステータスはあくまで装備中のドレスに依存するのだ。ただし、レベルアップのスピードは3人の中で最も速い。

NPC名鑑はこちら。

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