PE2・MIST射撃場
期間限定のミニゲーム |
PE2でミニゲームと呼ばれるものは、MISTで挑戦できる射撃場のみだ。ただし、いつでもチャレンジできるわけではない。具体的には、1日目のアクロポリスタワーに出動する前と、2日目でドライフィールドに出発する前だけという、非常に限定された期間しか挑戦できないのだ(期間内なら、何度でも挑戦可能)。ドライフィールドに向かってしまうと、以後射撃場には挑戦できなくなる。 つまり、ゲームの操作に慣れてからゆっくりとチャレンジして景品ゲット……ということができないのだ。これが何を意味するかというと、プレイヤーにとっての本当の意味での「訓練」なのである。まだゲームに慣れていない、初期のうちにしかチャレンジできないということは、逆に言えば、これをじっくりやり込めば、本編のプレイに非常に役立つということ。射撃訓練をろくにやらずに本編を進めると、操作もままならず敵に翻弄されてしまうわけだ。 |
射撃場のシステム |
射撃場への挑戦を決定すると、レベルやBGMの選択のほか、Ayaが複数の武器を所持していると、どれを使うかという選択も出現する。もちろん、より強力な武器の方が有利だが、使える武器は以下の10種に限られ、弾丸も制限を受ける。 使用できる銃器 M93R(Aya初期装備)、M229、M950、MP5A5 弾丸:9mmパラベラム PA3、SP12、AS12 弾丸:バックショット M4A1、M249 弾丸:5.56ライフル マングース 弾丸:44マグナム 訓練のレベルは全部で5種あり、もちろんレベルが上がるとより実戦に近いものとなり、難易度が上がっていく。ここでは各レベルの特徴を簡単にまとめておこう。 レベル1 言うまでもなく、最も初歩的な訓練。銃の撃ち方とターゲッティングのシステムなど、基礎的なことを習得しよう。Ayaの移動はなく、固定視点からのプレイになる。ターゲットは1種類しか出現せず、かつ動かない。ただし、一定時間が経過するとターゲットは消えるので、撃ち漏らすとその分スコアが下がる。 レベル2 基本的にはレベル1と大差はないが、出現するターゲットが3種類に増え、かつ移動するようになる。より迅速な行動が要求されるのだ。 レベル3 ここからは、Ayaの実際の移動も含めた、より実戦に近い訓練となる。ターゲットの種類が10種と大幅に増えているほか、撃つと減点対象となるターゲット「Woman」ガ出現する。「Woman」を撃ってしまうと3000点の減点となり、苦労が水の泡となってしまうので要注意。 レベル4 レベル4からはPEの発動が可能となり、より実際の戦闘に近くなる。ただし、発動できるPEはパイロキネシス、コンバッション、エナジーショットの3種類のみだ。また、MP回復用としてコーラが2個用意されている。 レベル5 いよいよ総仕上げのレベル5。ここではターゲットを破壊せずに5秒放置すると、Ayaがダメージを受けるようになっており、HPがゼロになると訓練終了となる。回復アイテムとして回復剤Lv.1が3つ、MP回復水Lv.1が2個用意されている。 どのレベルにおいても、ハイスコアを獲得するのに共通したポイント、それはターゲットがいない間にリロードを済ます、これにつきる。リロードおかまいなしで撃ちまくっていると、当然撃ち漏らすターゲットが出てくることになり、その分スコアが下がるのだ。敵のスキをみてリロード、これは実戦においても非常に重要なことだぞ。 |
ボーナスBPと景品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
訓練には、プレイヤーのスキルアップ以外のメリットもある。獲得したスコアに応じて、BPやアイテムがもらえるのだ。正直言ってそれほどレアなアイテムはないが、序盤から持っているとちょっとだけ有利、というアイテムが多い。獲得できれば、ゲーム本編を有利に進めることができるだろう。 ただし、ひとつのレベルにおいてBPやアイテムを獲得できるのは一度きり。BPしか獲得できないスコアを出してしまうと、そのレベルのアイテムをもらうことができなくなる。例えば、レベル5でショルダーホルスターが欲しいのに、スコアが55000に届かないとBPしかもらえず、ショルダーホルスターは以後もらえなくなってしまうというわけ。アイテム狙いのプレイヤーは、スコアによってはリセットしよう。
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2003/2004 GAMERS EDEN