PE2・主要キャラクター紹介

アヤ・ブレア

 本作の主人公で、プレイヤーの分身。プレイヤーは彼女を操作し、ゲームを進めていくことになる。前作「パラサイト・イヴ」で常人とは異なるミトコンドリアの力に目覚めた彼女は、自分が「人間ではない存在」となってしまうのをおそれて自ら能力を封印。それまで所属していたニューヨーク市警を去り、現在はNMCハンターとして、連邦捜査局ロサンゼルス支局のMISTに籍を置いている。好物はコーラ。
カイル・マディガン

 ドライフィールドで、AYAが出会う謎の男性。自ら私立探偵と名乗るものの、その正体は不明である。AYAと行動をともにしたかと思えばしばしば行方不明となり、また突然現れては様々な情報をAYAに与えたりと、行動自体にも謎が多い。彼は何を目的とし、何のために行動するのか。すべてはゲーム終盤で明かになるだろう。
ルパート・ブロドリック

 MISTに所属する男性で、AYAと同じNMCハンター。前作で発生した「マンハッタン島封鎖事件」で妻と子供を失い、自らMISTに志願したらしい。彼のNMC退治の根本にあるのはいかなる時も「復讐」であり、NMCに対しては必要以上に執拗かつ残忍な攻撃を加える。そのためか同僚からも敬遠されているようで、ハンターとしては孤独な存在となっている。任務にも単独であたることが多い。
ジョディ・ブーケ

 MISTに所属する火器管制官。常にマイペースで、どことなく幼児性が抜けきれていない口調とは対照的に頭脳明晰らしく、自ら武器や防具の設計・選択をこなし、仲間から多大な信頼を集めている。武器を購入したり、外部からMISTに電話で報告をする場合には、何度もお世話になるだろう。
ピアース・キャラダイン

 MISTに所属し、情報処理を担当する青年。武器による戦闘はまるでダメなようだが、その高いハッキングなどのコンピュータースキルを活かし、あらゆるところから有益な情報を引き出してくる。いわゆる「パソコンオタク」として周囲に認識されているためか、親しい人といったらAYAぐらいしかおらず、彼としてはAYAに対して友人以上の好意を持っているようだ。
エリック・ボールドウィン

 MISTの上級特別捜査官であり、AYAたちにとっては直属の上司という存在。いかなる非常事態であっても淡々と、沈着冷静に指示を下す彼を、MISTの部下たちはコンピューターに例えて「HAL」と呼称している。外部からMISTに電話をすると、かなりの頻度で彼みずから応対してくれる。
ギャリー・ダグラス&愛犬フリント

 ダグラスは、ドライフィールドで廃車解体を生業とする男性。フリントは彼の愛犬だ。今や訪れる人もほとんどいなくなったドライフィールドにただ一人残り、町を守るために日夜パトロールをしている。ドライフィールドのいたる所に仕掛けられた対NMC用のトラップは、もと軍人だったダグラスによるもの。単独で捜査を続けるAYAにとって、彼らは強い助けとなるはずだ。趣味は武器のコレクション。
ナンバー9

 アクロポリスタワーにてルパートを襲い、直後にヘリポートでAYAと対峙した仮面男、それが彼だ。自らをAYAと同じハンターだと言うが、所属している組織はまったくの謎であり、「同じ」と言いながらもなぜAYAと敵対するのか、何を目的としているのか、すべてが不明だ。
イヴ

 AYAが見る白昼夢に度々現れる少女。そして、AYAはシェルターの地下深くで、実際に彼女と対面する。ゲームを進めるうちに、彼女は謎の組織に何らかの利用をされていることがわかる。何のためにこんな少女を?そして驚くほどAYAと似ている彼女は、いったい何者なのか?

PE2トップへ戻る

2003/2004 GAMERS EDEN