PE2・ボスクリーチャー攻略

グレーターストレンジャー
HP:350 出現場所:アクロポリスタワー・カフェテリア
 最も初期に出会うボス扱いのANMC。とは言ってもHPはザコ級ストレンジャー系ANMCの倍程度しかなく、それほど恐れる相手でもない。攻撃力も並のストレンジャーと変わらないレベルだ。ダメージを受けるのももったいない相手なので、ここはマップ上にあるテーブルを最大限に利用させてもらおう。テーブルを挟むようにしてグレーターストレンジャーと対峙すると、敵は直線的にAYAを追うので、しばらく足止めすることができる。そこを狙い撃ちしよう。敵が接近して来たら、反対のテーブルに移動して再度足止め。これで楽勝のはず。敵を障害物で足止めするのは、今後も使っていける基本テクニックなので覚えておこう。

入手アイテム:回復剤Lv.2(メディソン・ウィール装着でさらにMD入手可能)
No.9(キングゴーレム)
HP:1600 出現場所:アクロポリスタワー・ヘリポート
 No.9は、ここまでアクロポリスタワーで戦ってきたクリーチャー達よりも、HP・攻撃力ともに格段に上。呑気に戦っていてはやられてしまうぞ。気をひきしめていこう。

 敵はAYAとの距離が近いと、剣による攻撃をしてくる。特に剣に炎がついた攻撃はかなりの痛手だ。逆にAYAとの距離が離れすぎると、
麻痺の効果があるグレネードを放ってくる。メタボリズムを修得していないと即ピンチなので、グレネードを放たれない距離をキープしよう。万一撃たれても、走れば避けることは可能だが、銃を構えているとすぐに走れないため、間に合わないかも。

 まずは、No.9との距離を保ちつつ後退しながら、
タワー内で拾ったグレネードをすべて叩き込んでいく。どうせこの後に没収されてしまうのだから、惜しむことはない。
 グレネードを撃ち尽くしたら、装備を変更。リロードが速く装弾数も多い、ハンドガンでいこう。ショットガンは避けた方がいい。

 ここで、途中にある
高圧ケーブルを利用しよう。あらかじめ高圧ケーブルをターゲッティングしておき、No.9が高圧ケーブルに接近したら撃つ。これで約100のダメージを与えることができる。その場でNo.9はしばらくもだえるので、攻撃の手は休めずに。

 リフト前まで追い詰められてしまうと、No.9は即死攻撃を放ってくる。つまり、通路の隅に到達する前に決着をつけないとゲームオーバーということ。もしリフト前までに倒せなかったら最後の手段、リフト手前の
高圧ケーブル+スチームパイプの出番。さきほどと同じ要領でNo.9を高圧ケーブルで感電させ、直後にスチームパイプを破壊しよう。これで一気に500のダメージを与えられる。

 ちなみに、No.9はPE攻撃によるダメージを半減するので、PEによる攻撃はあまり効果がない。
入手アイテム:なし
No.9(キングゴーレム砂漠装備)
HP:1100 出現場所:ドライフィールド・廃屋
 アクロポリスタワーで闘った時よりも、HPそのものは低くなっている。ただし、装備はガンブレードになっており、それによって繰り出される刺突の攻撃力は脅威になるだろう。ガンブレードとは言えショットガンとして使用することはなく、言わば攻撃がすべて近接攻撃であり、AYAが接近しなければ基本的にダメージを受けることはない。つまり、No.9と一定の距離を保ちながら、ひたすら撃っていくというのが基本戦法になる。ただし、敵の防具は正面からのグレネード攻撃およびPE攻撃を軽減し、また、貫通属性以外のあらゆる武器をも軽減してしまう。攻撃の基本は背後から行なうことになる。

 例外として、敵はしばしば「うはっ」という
をあげる。この直後だけは、PE攻撃を当てることができればクリティカルとなるのだが、相手との距離をとりながら撃っていく前述の戦法ではなかなか難しい。そこで、今回もグレーターストレンジャー戦でお世話になった、障害物による足止めを利用しよう。
 まず、この部屋に入る時に通ってきた狭い通路にAYAを移動。そのままNo.9が後を追って通路に入ってくるのを待とう。No.9が入ってきたら、ダッシュして横を通り抜け部屋の方へ戻る。そのまま足を止めずに、部屋の中にある棚の奥へ陣取るのだ。こうすると、敵はやはりAYAを直線的に狙うので、棚に足止めされる(棚を回避してくることはない)。さらに、敵のあらゆる攻撃はAYAには届かない。あとはこの場を動かず撃ちまくればOK。No.9が「うはっ」と声をあげたらPE攻撃すれば、確実にクリティカルを狙えるはずだ。ノーダメージで楽勝である。

入手アイテム:なし(メディソン・ウィール装着時のみ、ガンブレードを入手可能)
バーナー
HP:4650 出現場所:ドライフィールド・モーテル2F
 安全に闘うなら、1Fへと通じる階段の前に陣取ろう。ここでまずはエナジーショットを使用(重ねがけならなお良し)。あとはバーナーが顔を上げ、炎を吐くモーションを見せたら撃つ。炎を吐く直前に攻撃を当てると、バーナーがのけぞって炎の軌道がずれ、AYAには当たらないのだ。あとはこれを繰り返していけば、確実に倒せるだろう。なるべく早い段階でバーナーのモーションを見切ること。

 この時エナジーショットを使っていないと倒すのに時間がかかってしまい、戦闘結果に影響が出る。
 接近して戦った場合、バーナーは炎の他にさまざまな攻撃を繰り出してくる。状況によってはAYAをその手でつかんでくることもあるが、つかまれている最中に攻撃するとクリティカルになるので、攻撃の手を休めないように。その他の攻撃も、バーナーのモーションに対応することで、ほとんどが回避可能である。

 バーナーとの戦闘結果にはふたつのパターンがある。ひとつは
3分以内に、バーナーのHPを1627まで削った場合。この場合バーナーの顔面が損傷し(イベント挿入)、再度戦闘となり、残りのHPを奪えば勝利となる。

 もうひとつは
HPを1627まで削るのに3分以上かかった場合。こちらのケースではバーナーは逃亡してしまう。これでもシナリオ上は戦闘クリアとなるが、入手アイテムや獲得EXPなどが減少するほか、ダグラスの愛犬フリントが死亡してしまう。特に階段の手前で闘った場合、エナジーショットで攻撃力を上げていないと想像以上に時間が経過してしまうので注意すること。

倒した場合の入手アイテム:プロテイン、エアバースト×4(メディソン・ウィール装着時、さらにパイク)
逃した場合の入手アイテム:回復剤Lv.2、MP回復水Lv.1
ブリザードチェイサー
HP:500 出現場所:廃坑・洞穴
 廃坑の奥で闘うことになるANMC。チェイサータイプのクリーチャーの中でもただ一体のみ寒冷地に適応されたものなのだが、炎攻撃が有効ということはないので注意。実はコイツに有効なのは毒なのだ。ネクローシスを一度当ててやれば、ブリザードチェイサーは自分で毒を回復することができないので、徐々にHPを減らしていき勝手に倒れてくれる。それ以外にも、通常なら走り回る敵の姿を捉えるのは困難だが、毒によって減少するダメージ表示によって、ある程度の居場所が把握できるという利点もある。

 敵は、目前にAYAを捉えると突進するほか、距離によってはより攻撃力の高い首投げを放ってくる。逆にAYAとの距離が離れると、唸り声をあげた後にフライングボディプレスを仕掛けてくる。唸り声が聞こえたらその場から離れれば回避可能だ。

 マップにある
ドラム缶は何?と思っている人もいるだろうが、攻撃を加えることでドラム缶は破壊できる。その爆発に敵を巻き込むことができれば、一気に400のダメージを与えられるのだ。ドラム缶のHPは20なので、ハンドガンなどで爆発する直前までダメージを加えておき、ブリザードチェイサーが近くにきたら破壊するというのが基本的な使い方となる。が、前述のように、相手は毒で簡単に倒せる敵。ドラム缶は、続くブリザードチェイサーゾンビ戦までとっておいた方がいいだろう。

 なお、ドラム缶を破壊するごとに、マップが少しずつ明るくなる。暗いマップがいやだという人は、1〜2個破壊しておいてもいいだろう。
ブリザードチェイサーゾンビ
HP:2500 出現場所:廃坑・洞穴
 ブリザードチェイサー戦から、連続しての闘いとなる。準備はぬかりなく、ブリザードチェイサー戦の前にしておくこと。

 基本的な対処法はブリザードチェイサーと同じだが、ゾンビとなることでHPが5倍にもなっているほか、首投げに毒効果が加わっている。ネクローシスも有効だが、莫大なHPをこれだけで削るのは厳しく、さらに今回は毒効果を一定時間で解除してしまう。ここは、前の闘いで温存しておいたドラム缶を有効利用しよう。

 敵の攻撃に毒効果が付いた以上、接近戦は避けた方がいいだろう。なるべく距離を離し、フライングボディプレスを誘おう。それをかわしたうえで攻撃、これを繰り返していくのが基本だ。長期戦に備え、回復手段は多めに用意しておくこと。
ブリザードチェイサー戦を含めた入手アイテム:P229、回復剤Lv.2、グレネード×4
グラトン
HP:3000 出現場所:シェルターB3・ゴミ集積構
 グラトンのHPは3000あり、しかもまともなダメージを与えられるのは口の中への攻撃だけ、という厳しい条件のもとでの戦闘になる。まずはグラトンの攻撃を見てみよう。

 まず、緑色の「
マスタードガス」。これは毒効果を持ったガスで、触れると当然ダメージ+毒のオマケつき。グラトンから遠く離れれば当たらないが、実はグラトンの目の前にいれば、ガスはAYAの頭上を越して当たらないので安心だ。続いては「唾液」。オレンジ色をした球体状の唾液に当たると、AYAはしばらく行動不能になるので注意したい。AYAがグラトンに接近するとまれに繰り出してくる舌による攻撃は、攻撃力が高いだけでなく興奮を誘発する。このように、グラトンの攻撃はステータス異常を発生させるものが多い。

 画面のアングルが見下ろしになると、「
アシッドレイン」を放ってくる。アシッドレインの着地点は影で見えるので、その影を避けるように移動すればすべて回避可能だ。

 最も注意すべきなのは「
ブラックホール」。口の中に吸い込まれてしまうと即ゲームオーバーになってしまう。が、このブラックホール中こそ、グラトンに大きなダメージを与えられる唯一のチャンスなのだ。戦闘が始まると、グラトンはいきなりブラックホールで周囲のものを吸い込み始めるので、吸引と逆方向に走ってある程度(1画面分ほど)距離を離そう。あとは吸い込みに身をまかせ、引っ張られつつも口をターゲッティングしてひたすら攻撃するというのが基本的な攻略パターンになる。この時、可能な限りエナジーショットをかけておくことも重要だ。使用する武器は、一発の威力よりも距離による減衰を受けにくいもの、そしてクリティカル発生率の高いものをチョイスしたい。つまりショットガンは不向きということだ。

 あとはグラトンに「いかにブラックホールを使わせるか」がカギとなる。これについては、
グラトンの口の前を意図的にうろつくことで、ブラックホールを誘うことができる。「ブラックホール発生→1画面分離れる→吸われつつ攻撃→口の前をうろつき、再度ブラックホールを誘う」これを繰り返していくことになる。

 グラトンは徐々に前進するので(2回まで)、そのたびに敵の攻撃の射程範囲が変わるばかりか、AYAが逃げ回れるスペースが狭まっていき不利になる。なるべく早く倒すのにこしたことはない。
 グラトンの口を開けさせるのは「ブラックホール」ばかりではない。肩にも攻撃判定があるのに気付くことと思うが、この肩にクリティカル攻撃を当てると、グラトンは痛がって口を開ける。この時も攻撃のチャンスとなるのだ。ただし、グラトンは痛がると大きく体を揺らし、それによって上からマッドチェイサーが落ちてくる(8体まで)。このマッドチェイサーを吸い込むと、グラトンのHPが100回復してしまうので、その前にマッドチェイサーを倒そう(EXPも余分に稼げる)。グラトンの回復を無視して、その間に攻撃を続けてもいい。
 一度グラトンを倒してもすぐに、第二ラウンドが開始される。この時のグラトンのHPは再び3000まで回復しているのだ。今度の闘いはゴミ焼却通路を進みながらのものになり、グラトンはブラックホールとマスタードガスを頻繁に放ってくる。ブラックホールの回数が多いということは、こちらの攻撃のチャンスも多いということ。積極的に攻撃していけば、一戦目よりも倒すのはラクだ。

 二戦目のグラトンを倒す方法はふたつある。ひとつは、
普通に攻撃して倒す方法。もうひとつは、この闘いに用意されているギミックを利用する方法だ。通路を進むと、床がへこんでいて通れない場所がある。まず、右の壁際の床にあるスイッチを踏むことで通路をせり上げよう。グラトンも徐々に前進し、ここまでやってくる。が、HPを2000まで減らさない限り、グラトンはへこむ床より前にはこない。とりあえずここでHPが2000になるまで攻撃しよう。HPが2000を切ると、グラトンはさらに前進し、へこむ床に乗る。すると、その重みで床が下がるのだ。こうなるとグラトンは何もできなくなる。あとは手前の床にあるスイッチを踏むことでギミックが作動し、グラトンはあわれペチャンコになってしまうのだ。もし二戦目突入の段階で弾が不足していたら、この方法を利用しよう。ただし、ギミックを使って倒した場合、普通に攻撃して倒した場合よりも手に入るアイテムのランクが落ちる。
一戦目の入手アイテム:
グレネード×4、5.56ライフル×80、回復剤Lv.3
(メディソン・ウィール装着時、さらにエアバースト×4入手)

二戦目の入手アイテム

普通に倒した場合

回復剤Lv.3、エアバースト×4、オードトワレ
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)

ギミックで倒した場合:回復剤Lv.3
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)
プロトジェネレーター
HP:500 出現場所:シャンバラ・発電所
 プロトジェネレーター自体はなにも攻撃してこない。敷地内にはウォッチャーも設置されているが、手順通りにゲームを進めていれば無力化できているはず。よってボスとして紹介するほどのものではないのだが、倒し方を知らないと半永久的に倒せない。

 ジェネレーターは、
生命維持装置を備えている。これが健在なうちはあらゆるダメージを1/10にし、さらにHPを凄い勢いで回復してしまうのだ。真正面からジェネレーターを攻撃してもまったくのムダというわけ。まずは生命維持装置を破壊し、そのあとゆっくりジェネレーターを倒せばいい。
入手アイテム:回復剤Lv.3
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)
ベータジェネレーター
HP:750 出現場所:シャンバラ・発電所
 多少HPが高くなっているものの、対処法はプロトジェネレーターとまったく同じだ。まずは生命維持装置を破壊。そのあとでジェネレーターを攻撃だ。弾丸さえもったいない相手なのでエナジーショットで攻撃力を高めるか、PEそのもので攻撃してもいい。倒すとMPが多く回復するので、MP消耗については心配いらない。
入手アイテム:リンゲル液
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)
シーダイバー
HP:2000 出現場所:シャンバラ・水中回廊
 シーダイバーは、ボスと言ってもシナリオ上必須ではなく、倒さなくとも通過することができる存在。だが、攻略難易度のわりには手に入るアイテムが豪華なので、ぜひ倒しておきたい。

 基本的に、ザコのボッグダイバーと同様、ライトニングボルトによって攻撃してくる。が、ボッグダイバーのそれよりも電撃の持続時間が長く攻撃範囲も広いので、対処法を変える必要がある。敵がライトニングボルト発射のモーションを見せたら、通路に沿って円を描くように走って回避、攻撃が止んだら反撃、の繰り返し。やはり水棲生物らしく、ショットガンの
ファイアフライが最も効果的だ。

 バーナー同様、ライトニングボルトの直前に攻撃することで攻撃の軌道をずらすことも、場合によっては可能。電撃はAYAの頭上を越え、その間こちらが一方的に攻撃できるぞ。

入手アイテム
:プロテイン
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)
倒した後にプールを調べると、スカル・クリスタルを入手可能
パペットスティンガー
HP:4000 出現場所:シェルターB6・訓練室
 HPが4000あり、さらにPEまで使いこなす強敵。加えてマップ内には2機のディランジメントマシーナリーが設置されており、戦闘開始とともにAYAのMPがみるみる減っていく。スティンガーに気をとられているといつの間にかMPがなくなっていたなんてこともあるので、まずは邪魔なディランジメントマシーナリーから破壊しておこう。
 パペットスティンガーは、状態異常を誘発する攻撃をしかけてくる。暗闇・麻痺・混乱の中で最もやっかいなのはやはり麻痺。EODスーツなどでしっかりと予防しておくことだ。また、パペットスティンガーはEVEの力によって常にアンチボディ状態であり、武器攻撃を1/2にするうえに一切のPE攻撃を無効化する。ただ攻撃していたのではなかなか効果的なダメージを与えることはできない。そこで……
 一見危険に思えるが、思い切って敵に接近してしまおう。場所はEVEの真正面、パペットスティンガーの足元が理想。実はここで、敵の多くの攻撃を回避できるのだ。ここに陣取ったうえで、EVEを利用させてもらおう。パペットスティンガーとEVEは精神的に連動している。パペットスティンガー自体にはPEが無効だが、EVEにはどうかというと、プラズマが有効なのだ。EVEにプラズマを当てることで、パペットスティンガーの行動をキャンセルすることができるほか、一定時間アンチボディが消え、しばらくマヒする。ここが攻撃のチャンスなのだ。エナジーショットで攻撃力を上げて攻撃しよう。以後はこれの繰り返し。敵の攻撃を少しでも受けたくなければ、事前にMP回復アイテムを多めに用意し、敵の攻撃のたびにプラズマでキャンセルさせてやれば、かなり有利に戦えるはずだ。MPが尽きてしまった、回復アイテムが用意できなかったなどの場合には、プラズマの代用としてライフルM4A1のサブアーム・ハンマーが使える。ハンマーをEVEに当てれば、プラズマと同様の効果が得られるのだ。

 また、M4A1の別の利用法としては、
パイクを装備している場合、アンチボディーが解除された状態で火炎放射してやろう。エナジーショットも併用していれば、それだけで4000のHPを一気に削り取ることも可能。ただし、ハンマーとパイクは同時に装備できないので、どちらで攻めるかは事前によく考えよう。
 行動さえキャンセルさせてしまえば、脅威的な攻撃・インフェルノすら発動を止められるが、潤沢なMPがない場合やM4A1ハンマーを所持していない場合、インフェルノはくらうしかないのか……というと、そうでもない。パペットスティンガーおよびEVEは、自らを守るバリアーを張っている。これにAYAが触れるとはじき飛ばされてしまうが、ダメージはくらわない。しかも、はじかれて倒れている間は、AYAが無敵状態になるのだ。つまり、パペットスティンガーがインフェルノを発動し始めたのを確認したら、頃合を見計らってバリアに突撃!倒れたAYAは、見事インフェルノをノーダメージでやり過ごせるのだ。もちろん、インフェルノだけでなくあらゆる攻撃をこの方法で回避できるのだが、しょっちゅうはじかれていてはこっちが攻撃するヒマがなくなる。他の攻撃は自力で回避しつつ、攻撃の手を休めないようにしなければならないぞ。
入手アイテム:リンゲル液、オードトワレ
(メディソン・ウィール装着時、さらにMP回復水Lv.2入手)
リアクター
出現場所:シェルターB2・ポッド底部
部位名 HP 攻撃手段 備考
1500 コンバッション 頭頂部が赤く光るとコンバッション発動
頚部 700 フラッシュ(暗闇) フラッシュ発動時には光る
700×2 マスタードガス(猛毒)
アシッドスピット(麻痺)
肩をふるわせるとガス放出
破壊すると移動速度が落ちる
1000×2 殴打
触手 500×2 CSガス(麻痺)、強打 HPが半分になるとふたつに分裂
破壊しても一定時間で再生
1500 体液(麻痺) 体をふるわせたら体液放出
破壊すると移動速度が落ちる
臀部 700
1500 破壊すると移動速度が落ちる
3500 ヘルファイア 開放時のみ攻撃可能

 リアクターの最大の特徴は、これまでのクリーチャーにない部位の多さであろう(上の表を参照)。あちこちに照準が合ってしまうため、どこから攻撃すればいいのか最初は戸惑うはず。AYAにとってやっかいなのはやはり上半身各部による攻撃なので、そこから言えば下半身の腹・尻・尾と触手は無視していい。それ以外の部位を潰すことを優先していこう。AYAの操作に自信のないプレイヤーは、下半身の各部位(腹・尾)を破壊すると、敵の移動速度を低下させることができる。また、言うまでもないがリアクターの攻撃はステータス異常を誘発するものを多く含む。ここまで来たプレイヤーならばそのほとんどを予防できていることと思うが、あえて言うなら麻痺は絶対に予防しておくこと。麻痺を誘発する攻撃を放つ部位はなんと3つもあるのだ。

 戦闘の際には、ステージの高低差もよく把握しておきたい。上段にいれば下半身からの攻撃はほとんどが届かず、逆に下段ならフラッシュを回避できる。ステージの1ヶ所に留まらず、ぐるぐると何周も走りながら各部位に攻撃を加えていこう。これを考慮すると、どの高さにいても当たってしまうコンバッションを放つ
頭をまず潰すのが得策と言える。続いて攻撃力の高い殴打を繰り出す腕を破壊しよう。
 攻撃に使用する武器は攻撃力重視がいいだろう。あまり1ヶ所に立ち止まっての連続攻撃を許されないことを考えると、連射武器よりも一発の攻撃力が高い方がいい。兵士を救出した場合のみ米軍ショップに出現するグレネードMM1(+エアバースト)や、カイルモードならマングース(+44マグナム)が適任。そのうえでエナジーショットを併用していこう。

 敵の攻撃のうち、ガスや体液、触手は上段にいれば無視でき、下段にいたとしても止まらず移動すれば回避できる。腕による殴打も同様、距離をとって腕の届かない場所にいればなお安心だ。触手などは倒しても再生するため、キリがないので相手にしなくてよい。残るはフラッシュとヘルファイアだが、フラッシュは下段に移動すれば回避できる。ヘルファイアは胸部が開いたらすぐに走り、攻撃範囲から逃れよう。見た目よりも攻撃判定が広いので油断しないように。
 回避しながら攻撃を続け、危険な部位をあらかた潰したら本命・胸部への攻撃を開始しよう。胸部への攻撃はグラトンの口と同様、開いている間しかダメージを与えられない。が、胸部が開くとすぐにヘルファイアがくる。よってヘルファイアを回避の後、しばらく開いている胸部に攻撃、という手順を繰り返すわけだ。ほとんどの部位を潰したうえでAYAが敵の前方にいれば、高い確率で胸部を開いてくる。

 ヘルファイアの攻撃力はあらゆるクリーチャーの攻撃の中でも最上位クラス。まともにくらうと危険だ。回避が難しいとなったらアンチボディを発動する必要もあるだろう。
 PEアポビオーシスを修得しているのなら、使わない手はない。さすが隠されたPEだけあって、その効果はボスにも有効で、相手の行動をキャンセルさせることができるのだ。最も有効な使い方としては、胸部が開いてヘルファイアの兆候が見えたら、アポビオーシスでキャンセル。あとは開いたままの胸にむかってひたすら攻撃をすればいい。この方法が使えるなら、驚くほどアッサリ勝ててしまうだろう。

 なお、リアクターを倒した後はノーセーブでセーバー戦へと移行する。回復する機会はあるものの、セーブはできないわけだ。リアクター戦で消費したアタッチメントのアイテムを補充するほか、セーバー戦に向けた準備は必要以上にしっかりとしておこう。

入手アイテム

リンゲル液、グレネード×4、R.スラッグ×10
(メディソン・ウィール装着時、さらに9mmスパルタン×50)
セーバー
HP:???? 出現場所:シェルターB2・ポッド底部
 真の最終決戦。コイツなにもの?と思う間もないまま戦闘開始となるが、補足しておくと、先ほど倒したリアクターが○○○を取り込むことによって進化した姿だ。見た目も攻撃方法もまったく異なっていることが、闘ってみればすぐにわかるだろう。

 まずは準備。リアクター戦の後にしばし体制を整える時間はあるものの、電話やアイテムBOXのある場所へは戻ることができない。つまり、リアクターと闘う前に、セーバー戦も考慮したアイテムを持っておかなければならないということになる。限られたアイテム所持数をどうやりくりするかがカギ。まず、回復アイテムはこれまで温存してきた
リンゲル液をできる限り持つ。武器は、カイルモードならルパートからもらったマングースが最適。これに44マエダSPを装填しよう。マグナムを所持していないピアースルートなら、それまで自分がメインに使ってきた、扱いに慣れた武器でいい。ただし、グレネードを使うのであればMM12を装備しよう。

 これらの武器と回復アイテムをアタッチメントに装着。武器の予備弾薬も忘れずに。そのうえで、アタッチメントのアイテムも見直したい。例えば、今さらメディソン・ウィールは不要なので外し、スペースを有効利用しよう。
 カイルモードや2周目以降でマングースを持っているなら、44マエダSPはぜひセーバー戦に温存しておくこと。実はセーバーは毒の追加ダメージを受ける。マグナムの破壊力と毒によるダメージ、そしてエナジーショットが重なれば、場合によっては4ケタに達するダメージを与えることも可能。何も考えず、ありったけの弾丸を叩き込もう。他の武器で攻撃するなら、エナジーショットはとにかく必須。なるべく装弾数が多くかつリロードの速い武器が理想だ。距離による威力減衰も考慮したいところだが、ライフルでは一発の威力がこころもとない。ハンドガン+スパルタンが良いだろう。連射能力の高い武器で、とにかく一度のチャンスに多くの弾丸を撃ち込みたい。ショットガンを使うなら、相手と付かず離れずの距離を保とう。いずれの場合も、大きなダメージを与えると相手の行動をキャンセルできることがある。武器選びにはそれも考慮に入れるとなお良し。

 一方でセーバーの攻撃は多彩。超高速での突進や、上空や下方からの突撃をしかけAYAを弾き飛ばす。さらには近接攻撃をしたかと思えば、遠距離からもPEを放ってくる。突進系の攻撃はモーション(AYAの方向に対して飛行体型をとる)を見切れば回避することができ、縦方向の突撃もエフェクト(着地点が波打つ)によって判断可能。どちらも銃を構えていると避けきれないので、画面から相手が見えなくなったらターゲッティングを解除していつでも走れるよう準備しておこう。ダメージ覚悟のプレイスタイルなら、アンチボディをかけたうえで敵の攻撃はあえて受け、攻撃を終えたセーバーに対してすぐさま反撃していく方法もアリ。くれぐれもダメージは早めの回復を心掛けること。ステータス異常も、可能な限り未然に防いでおくのは言うまでもない。
 いろいろやってはいるがどうしても勝てない……という人、なにか忘れてはいませんか?そう、リアクターに対しても有効だったアポビオーシスが、セーバー戦でも非常に役立つのだ。行動をキャンセルさせたうえで相手の足を一定時間止めることができるので、プレイヤーに有利な時間を容易に作り出すことができるのだ。レベルを最高まで上げていれば、とりあえず相手が画面外にいても当たるので便利。ゲームを開始したら、とにかく風系PEを最高レベルまで修得することを前提に経験値を使っていこう。極端な話、炎系はまったく修得しなくても支障はない。

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