キューソネコカミの具体的な取り方講座

 キューソネコカミは、ピンチ時(HP表示が黄色)にほぼすべての攻撃ダメージと回復量が9999になるというアクセサリーで、基本的にはゲーム中でひとつしか手に入らない。そのあまりの威力のせいか、同一周回ではきぐるみ士の獲得と両立できないようになっている(幻光河がエピソードコンプリートしないため)。シナリオときぐるみを優先するか、キューソを優先するかはプレイヤー次第。ここではキューソを選んだアナタに、実際の取り方を伝授する。

キューソネコカミ入手条件
・ストーリーレベル1の幻光河のミッションをしない。幻光河には近付かない。トーブリと会わない
・その条件を確定してから、ストーリーレベル1クリアのためキーリカに行くと、そこでトーブリと出会う
・キーリカで出会ったトーブリは、なぜか飛空艇に乗り込む
・ストーリーレベル2のオープニング、楽団員を運ぶイベントにトーブリも出現
・トーブリもエレベーターに乗せればキューソネコカミ入手!

 と、字で記すのは簡単なのだが、エレベーターまで運ぶ際もトーブリはチョコマカチョコマカと落ち着きがなく、一筋縄では運ぶことができない。これには何人ものプレイヤーが苦汁を舐めたことであろう。では、実際の手順を見ていくことにしよう。


 まず、チョコマカと動き回るトーブリの前に立ちはだかろう。ユウナの右半身をトーブリにひっかけ、ヤツの動きを止めるのだ。具体的には、ユウナが画面奥でこちらを向いて立ち、そこに背中を見せたトーブリが引っかかればOK。トーブリがその場で足踏みするだけになれば成功だ。トーブリが奥へと歩こうとするところに、ユウナが壁となって通せんぼする形がイメージできるかな?この初期ポジションが重要だぞ。

 続いて、その位置関係をキープしたまま、トーブリを画面手前に向かって押して来る。この時、ユウナをただ前進させるだけではトーブリに逃げられてしまう。トーブリの身体がユウナの中心線から右に出ないよう、ユウナのコントロールはチョイチョイと小刻みに。コントローラーの入力は↓↓→、↓↓→の繰り返しで、徐々に前進しながらユウナの身体をトーブリの右側に当て続けていく。そのままマップ真ん中あたりまで押して来よう。

 マップ真ん中まで来ると視点が変化し、上から見下ろしたような画面になる。このあたりからはカメラアングルが敵。アングルが変わると当然コントローラーの方向入力が変化するからだ。慎重に、慎重に。↓→、↓→の操作を小刻みに繰り返していき、トーブリを引っかけたまま画面右方面に移動する。場合によっては微妙なナナメ入力が必要となることもあり、ここが一番の難所だ。トーブリの身体にユウナをこすりつけるようにして少しずつ移動。決して焦らず、大胆な操作をしないように。

 次第にカメラアングルが、ユウナの後姿を映すような視点になってくる。ここまでくるとだいぶラクだが、コントローラーの操作は完全に変化。↑→、↑→を小刻みに繰り返していき徐々に前進し、トーブリを奥へ奥へと押していこう。ただし、あくまで慎重に、だ。床にあるピンクのラインを目安として、位置関係の把握に活用しよう。

 さらに視点が変化してほぼ後正面となったら、↑↑→、↑↑→をチョン、チョンと入力。入力時間が長すぎるとユウナが大幅に動くこととなり、スキ間からトーブリが逃げてしまう。最後まで安心せず、慎重に。画面奥のエレベーターに、トーブリを押し込もう。

 あとは残りの楽団を全員乗せれば、キューソゲット!筆者の順序はトーブリ→デブ→チビ→ノッポという感じ。デブを最後にすると、せっかくトーブリを乗せてもデブが乗れずにやり直すハメになることも。


 最後に!インターナショナル版ではこのイベントで入手できるアイテムがエンタープライズに変更されているので、せっかく苦労したのに〜、と怒らないように。では、キュウソはどこで手に入るのか?それは、ベベル廊第40層で黒のエレメンタルを倒した後に出現する宝箱の中だ(通常版では、ここでエンタープライズが手に入った。つまり逆になっているということ)。

 ところが、ベベル廊に入れるようになるのはストーリーレベル5になってから。つまり、インターナショナル版においてキューソネコカミは、ゲーム終盤まで手に入らないことになってしまったのである。黒のエレメンタルを倒す、という条件が、易しいか難しいかは人それぞれだが、オリジナル版でキューソに頼った人にとっては痛恨の改変だろうか?

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