FFX-2クリーチャークリエイト・捕獲のやり方
このサブゲームはインターナショナル版の追加要素です。オリジナル版にはありません。

まずはクリーチャーの捕獲から
 なにをするにしても、まずはクリーチャーを捕獲しないことには始まらない。黙っていては、クリーチャーが仲間になることは永遠にないのである。本作においては、クリーチャーはプレイヤー自らが積極的に捕獲しなければならない。となると、「FFX」での捕獲を思い出す人も少なくないだろう。「FFX」においては、オートアビリティ「ほかく」のセットされた武器でトドメを刺したクリーチャーを捕獲することができた。つまり、捕獲は戦闘で行っていたことになる。が、本作における捕獲は戦闘で行うものではない。「FFX」とは別物のシステムが採用されているのだ。

 本作での捕獲は、クリクリメニュー内で行う。簡単に言えば、飛空艇から各地域にクリーチャー捕獲用の「ポッド」と呼ばれる装置を仕掛けることで、その地域にいるクリーチャーを捕獲するというもの。つまり、ワナで捕らえるようなものだ。それではさっそく捕獲をしてみよう……という前に、捕獲にはポッドが必要。まずはポッドを手に入れよう。
ポッドを手に入れよう
 ポッドは、ゲーム中でいくつかの入手法がある。ギルでの売買は一切できないが、手に入れるのは難しくはない。そこで、まずはポッドを理解する前に、クリーチャーのサイズという概念を理解しておこう。クリーチャーはその身体の大きさによって、S・M・Lの3つのサイズに分類される。簡単に言えば「小・中・大」ということだ。だいたいは見た目の印象で判別でき、捕獲した後ならばメニューで確認することも可能である。

 クリーチャーのサイズは、捕獲時に大きく関わってくる。クリーチャーを捕獲するためのポッドも、サイズに合わせてS・M・Lがあるのだ。捕獲したいクリーチャーのサイズに一致したポッドでなければ、捕獲は成功しないということ。この大前提を、まずはしっかり理解しておいてほしい。また、ポッドにはS・M・Lのほかに「SP」というものもある(つまりポッドは全4種)。この「SP」はサイズでなく、捕獲するクリーチャーを種族で指定するというものだ。捕獲したいクリーチャーの種族があらかじめわかっていれば、それを指定することで狙って捕獲することができるのだ。

 ポッドの入手は、まず飛空艇で初めて「クリーチャークリエイト!」を選択した時に、S・M・Lがひとつずつ手に入る。また、本編のストーリーレベル1〜4をクリアした際には、それぞれSPが3つ手に入る。あとはクリーチャーの魔物人生コンプリート時や、魔物コロシアムでの勝利/敗北時などに手に入れることができる。詳しい入手法は別にまとめてあるので、そちらを参照していただきたい。なお、
ポッドは全ての種類を合わせて8つしか持てない。8つ持った状態だと、ポッドは一切補給されなくなるので注意しよう。特に目当てのポッドがある場合は余計なものは使いきり、空きを作っておくこと。

 ポッドの入手詳細はこちら
いよいよ捕獲してみよう
 ポッドを入手したら、いよいよ魔物の捕獲だ。クリクリメニューから「クリーチャー捕獲」を選ぼう。すると、ロケーション画面が表示される。まずはここで地域を選ぶわけだ。そしてその地域に、ポッドを仕掛けて魔物を捕獲することになる。地域によって生息する魔物は変わるので、目的の魔物がいる地域を選ぶことが重要だ。地域別の魔物捕獲リストはこちら。また、目的とする魔物のサイズに合わせたポッドを仕掛けることを忘れずに。

 ポッドを仕掛けたら、R1ボタンを押すことで捕獲した魔物を引き上げる(これを「ラウンドアップ」と言う)。捕獲に成功していれば、画面中央に捕獲した魔物が表示され、ステータス画面が現れる。ここで「仲間にする」を選ぶことで初めて、その魔物が仲間クリーチャーとなるわけ(名前の変更も可能)。ただし、
魔物は同時に8体しか仲間にできないため、すでに満杯の場合は仲間クリーチャーをいずれか一体解放(解雇)しなければ新たな仲間は獲得できないので注意してほしい。

 なお、
一回の捕獲でひとつの地域に複数のポッドを設置することはできない。ひとつの地域に目当ての魔物が何種もいる場合はいったんラウンドアップし、地域の指定からやり直す必要がある。

 捕獲できる魔物が地域によって異なるのは既に述べた通りだが、本編のストーリーレベルの進行によっても変化する。つまり、ゲーム序盤からいきなり終盤に登場するような魔物は捕獲できないということ。ストーリーレベルの進行に合わせて、地域ごとに捕獲できる魔物は入れ替わっていく。さらに、隠しダンジョンを見つけることで新たな魔物を捕獲することが可能になったりと、魔物の捕獲は本編の進行とリンクしているのだ。

 逆に言えば、ストーリーレベルが進んだり、隠しダンジョンを発見してしまうと、以前の状況で出現した魔物は非常に捕まえにくくなるということがわかるかな?ストーリーレベルが進むと、捕獲可能な魔物がより強い魔物に入れ替わる。それ以前の弱い魔物は、捕獲候補から外されてしまうのだ。即ち、理想を言うなら
各ストーリーレベルの最初の時点で、捕獲できるものはあらかた捕獲してしまうことだ。特に全クリーチャーコンプリートを目指しているプレイヤーについては、このことを厳守のうえプレイしてもらいたい。
捕獲ポッドSPの使い方
 目当ての魔物がはっきりしており、かつ地域ごとに出現するクリーチャーを把握しているのなら、特定の地域にポッドSPを使って種族ごとに捕獲していくのも効率がいい。捕獲ポッドSPは魔物のサイズではなく、種族を指定して捕獲するタイプの特殊なポッドである。ためしに一度、ポッドSPを仕掛けてみよう。すると、どの種族を捕獲するかを選択するウインドウが出現し、その中からチョイスする方式だ。どの魔物がどの種族に属しているかは、ウインドウ内に表示されているイラストで一目瞭然のはず。

 種族を指定してやると、その地域の中にいる指定した種族のみが捕獲候補に上がる。もちろんその種族がひとつもいなければ捕獲はスカとなるが、いればほぼ確実に成功するぞ。たとえば、あるSサイズのキノコ族を捕獲したい時、捕獲ポッドSを仕掛けると他のSサイズモンスターも捕獲候補に上がってしまい、なかなか目的の魔物が捕らえられないことがある。そういった時はポッドSPでキノコ族を指定してやれば、他のキノコ族がいない限り、ほぼ一発で目的の魔物を捕らえることができるのだ。もっとも同一地域・同時期に、複数の同一種族がいることはあまりない。

 このように書くとポッドSPは万能のようだが、実はそうでもない。種族選択のウインドウを見てもらえばわかるが、実はゲーム中にはこれらの種族に分類されないものがかなり存在するのだ。たとえばトンベリ・オチュー・モルボルなどは族に属していないし、クリーパーなどの地虫は6種類もいるのに「地虫族」という種族はありそうでない。種族のない魔物は、通常通りサイズ指定でコツコツ捕獲するしかないのである。

種族別の魔物捕獲リストはこちら
ルカでの捕獲について
 ルカでの捕獲は少々特殊なルールが適用されている。ルカは他の地域のように、「ある時期に捕獲可能な特定の魔物」が設定されていない。そのストーリーレベルにおいて、条件に見合った複数の地域とそこで捕獲可能な魔物がすべて候補に上がるのである。つまり、特定の魔物を狙って捕獲することができないうえ、ルカではポッドSPが使えないので種族を絞ることすらできないのだ。もちろん、ルカでなければ捕獲できないという魔物も存在しない。そこで、当サイトとしてはデータベース上、ルカは一切無視することにさせていただく。データベースとして掲載するメリットを、ルカにはあまり感じられないからだ。

 が、メリットがないかと言えばそうでもない。ある地域で時期的な問題から捕獲し損なった魔物でも、ルカでなら捕獲できる可能性があるからだ。即ち、ルカはそういった場合の救済措置として存在するようなもの。ただし前述したように、種族の絞り込みができないことを考えると、狙った魔物を捕らえるにはかなりの根気を要することは想像に難くない。全種コンプリートを狙う人はあくまで、ストーリーレベルの進展とともに、まめに全地域での捕獲を心がけていくようにしてほしい。ルカは最後の手段、神頼みぐらいのつもりで。
捕獲できない魔物について
 中には通常の捕獲では捕らえられない魔物も存在する。そういった魔物はイベントにおいて仲間にするしかない。

イベントでのみ捕獲できるクリーチャー
・アカ・マナフ(デーヴァを解放する)
・アエーシュマ(アカ・マナフを解放する)
・ジャヒー(アエーシュマを解放する)
・アルテマウェポン(モニュメントを解放するか、「魔界の扉」優勝時に仲間にする)
・オメガウェポン(「魔界の扉」優勝時に仲間にする)
・アニキ(初めてクリクリを開始するか、もしくは仲間クリーチャーをすべて外した時)
・シーモア(「異界カップ」でシーモアと対戦・勝利し、かつ優勝する)
・アーロン(「異界カップ」でアーロンと対戦・勝利し、かつ優勝する)
・????(「異界カップ」で????と対戦・勝利し、かつ優勝する)
・最強シンラ君(「最強シンラ君カップ」で優勝する)

 また、一部の人間族クリーチャーは、「強くてニューゲーム」でゲームを開始した時にしか捕獲できないものも存在する。つまり、初めてゲームをプレイする1周目では、絶対に仲間にできないということ(=クリーチャーコンプリート率が100%にならない)。

強くてニューゲーム時にしか捕獲できないクリーチャー
・ウノー
・サノー
・ルブラン
・ルールー
・キマリ

 中にはシナリオ本編で特定の条件を満たしていないと捕獲できないものもいる。もちろん条件を満たしていない場合は仲間にならず、コンプリート率は100%にならない。

特定の条件下でのみ捕獲可能なクリーチャー
・ルチル、エルマ
 条件:StLv.2で「すんごいスフィア」を青年同盟側に返していること
・バラライ、ギップル、ヌージ
 条件:アカギスフィアをすべて入手している
 ただし、「封印の洞窟」をクリアしたデータを使っての「強くてニューゲーム」ならば
 この条件を満たしていなくてもよい

 この他にも、特定の隠しダンジョンを発見していなければ捕獲可能にならない魔物が多数存在する。とにかく、隠しダンジョン発見のきっかけとなる「チョコ牧場」は、何がなんでも発生させておくことだ。そのためにはStLv.1及び2でクラスコを飛空艇に乗せ、ナギ平原のミッション「遺跡の魔物を退治せよ!」を必ず発生させておくこと。

一度解放(解雇)すると二度と仲間にできないクリーチャー
・アカ・マナフ
・アエーシュマ
・ジャヒー
・アルテマウェポン
・オメガウェポン

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