ベベル廊のボス攻略

アラーネア
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第20層
HP:18280
MP:178

盗めるアイテム:
エーテルターボ(OS:休まずのワッペン)
落とすアイテム:
体力の秘薬(OS:クリスタルバングル)
オメデトウ!:
黒魔法の心得(OS:剣技の真髄)
 チェインとなる通常攻撃と、「かみつき」「ネチョネチョ」を使う魔物。「ネチョネチョ」はストップを誘発するので、全員が事前にストップを予防できていれば安泰。プロテスを使ったうえで、ガンガン攻撃していこう。念の為、ひとり回復担当を待機させるといいかも。

 ベベル廊に出現するとは言え、異界に出現するザコやボスの中では霞んでしまう程度の強さ。はっきり言って「ボリスパイダーの強化版」ほどの印象だ。実は、アラーネアを「みやぶる」とショッキングなメッセージが見られる。それは、「コイツさえ倒せないようならとっとと帰った方がいい」……これより下の階層にどんな強い敵がいるのか、不安にさせられるメッセージだ。開発者の心遣いだろうか?

ブラックエレメンタル
インターナショナル版:黒のエレメンタル
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第40層
HP:9999
MP:2380

盗めるアイテム:エーテル(レア:ルーンの腕輪)
落とすアイテム:魔力の秘薬(OS:フォーシールド)
オメデトウ!:妖術の心得
 通常は「フレア」をメインに使用しつつ、こちらをバーサク状態にしてくる。できる限りリボンを装備し、ステータス異常への対策をしておくのは、ここまで来たプレイヤーには言うまでもないだろう。ブラックエレメンタルはしばしば「吸収」でこちらからHPとMPを奪っていくが、この「吸収」は魔銃士でのラーニングはできないので念のため。

 「わりとヌルいかも?」などと余裕をかましてタラタラ戦っていると「アルテマ」を使われてしまう。敵のHPは高くないので、なるべく早めの決着が望ましい。とは言っても物理・魔法ともに防御に優れた相手なので、「わいろ」or「オメデトウ!」が可能ならお帰りいただくのも立派な戦略。さきがけ状態のダークナイトが「みちづれ」にするという玉砕戦法でも確実に勝利できる。まともに戦うつもりなら、歌姫の「マバリアダンス」や白魔法「シェル」、またアルテマ対策として「リレイズ」が有効。一方こちらは「光弾」「暗黒」などの防御力無視攻撃を当てていくといい。オススメはアイテムシューターの合成弾「ホワイトホール(例えば聖水+炎の魔石)」。ほぼ2回使用すればまず倒せるはずだ。

 魔物辞典コンプのためには当然コイツもオーバーソウルさせなければならないが、ベベル廊のさらに下の層ではザコとして出現するので、40層でオーバーソウルさせる必要は必ずしもない。ちなみにオーバーソウルすると「フレア」は使わなくなるが、強力な4属性黒魔法を使ううえに「リジェネ」「フルケア」などで自らを回復するようになる。「アルテマ」の頻度も多くなるように感じた。

マウントマイマイ
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第60層
HP:343280
MP:170

盗めるアイテム:エリクサー
落とすアイテム:聖なる魔石(OS:クリスタルの小手)
オメデトウ!:白魔法の心得(OS:奥義の真髄)
 通常攻撃に加え、MPをごっそり削られる「ベトベト」を使用しつつ、しばしば防御力無視の「メガトンプレス」で大ダメージを与えてくる。安全にいくなら全員をバーサーカーにしてしまおう(ただし回避カウンターを覚えていること)。敵は幸いなことに全体攻撃をしてこないので、敵の通常攻撃を回避して反撃→自分のターンでまた攻撃、を繰り返せばいい。回復は必要なく、「メガトンプレス」で戦闘不能になった者を蘇生させていくだけでOK。

 そこまでバーサーカーが育っていなければ、事前にロックマイマイを倒すことでマウントマイマイをオーバーソウルさせるのも手。オーバーソウルするとマウントマイマイは「メガトンプレス」を使わなくなるのだ。かわりに「フレア」「グラビデ」「サンダガ」などの魔法を多用してくるようになるので、魔法防御を上げつつ「シェル」「マバリアダンス」を活用して戦おう。相手がオーバーソウルしていて、かつこちらがバーサーカーであればなおよし。リフレクも併用すれば、ダメージを受けるのは「グラビデ」と「うらみのマイマイ」だけになるはずなので、よりラクに戦うことができるだろう。

 さすがにHPが高いので、キューソネコカミがあるならひたすら力押しするのもアリ。

チャク
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第80層
HP:437850
MP:820

盗めるアイテム:エーテル
落とすアイテム:光の魔石(レア:マジカルパウダー)
オメデトウ!:至高の魔石
 敵は通常攻撃と、リボンでも防げない特殊な石化攻撃「石化の眼」を使用してくる。石化した味方はすぐに治療すること。だが、それよりも怖いのは何と言っても「震天」。その攻撃力の高さもさることながら、同時に誘発される魔法防御ダウン効果が迷惑このうえない。つまり、1度目の「震天」を耐え凌いでも、誘発した魔法防御ダウンをなんとかしない限り、2度目の「震天」に耐えられないのだ。つまり、「震天」対策=チャク攻略、となる。

 最もお手軽なのは、事前に妖蛇族を倒すことでチャクをオーバーソウルさせること。オーバーソウルしたチャクは「震天」を使わなくなるのだ。あとは石化の治療さえしていけば、確実に勝てるはずだ。オーバーソウルさせることができなければ、「リレイズ」を使って「震天」を凌いでいく。一度戦闘不能になればステータス異常は解除されるぞ。また、チャクが「震天」を使うのは5ターン毎であることがわかれば、敵のターンを把握することで「断動」で中断させることもできる。

 発想の転換という意味では、「石化の眼」を封じるのもアリ。「石化の眼」は、こちらがひとりで戦う間は使用しない。戦闘不能になった味方を放置して戦う限り、石化は恐れなくていいわけ。これを利用し、「回避カウンター」を修得したバーサーカーを残して、あとの二人をあらかじめ戦闘不能にしてチャクと戦えば、「震天」だけに注意を払えばいいのだ。

注:名技師さんからの掲示板投稿によると、チャクはオーバーソウル状態の時のみ、こちらが一人でも「石化の眼」を使用してきたとのこと(管理人未確認)。前者の戦法を採る場合は味方を一人にしない、後者の戦法を採る場合は敵をオーバーソウルさせない、という対策が必要かも。二つの戦法を併用するのは避けた方が良い。

 爽快に勝つなら、「クイックトリガー」による連続チェインを使おう。キューソがあればなおよし。まずは、全員のすばやさを可能な限り上げたうえで戦闘開始、全員をヘイスト状態にし、最初のひとりが「クイックトリガー」を発動。攻撃が終わってチャクがひるみ動作をしているうちに、次の味方がクイックトリガーを発動する。うまくこれを繰り返せれば、敵に行動させずに一方的な攻撃が可能だ。実はこれ、チャクのみならずすべての敵、トレマにさえ使えるテクニックなので、一度おためしあれ。同様に、全員シーフで代わるがわる叩いていく手もあるが、こちらは与えるダメージが低く長期戦となるだろう。

すべてを捨てし者
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第100層
HP:200000
MP:9999

盗めるアイテム:至高の魔石
落とすアイテム:至高の魔石(OS:ダークマター)
オメデトウ!:ダークマター
 大前提として、すべてを捨てし者を倒すと次のトレマと連戦になることを覚えておこう。つまり、装備の見直しができないのだ。最強の敵トレマには、やはり万全の態勢で臨みたいところ。即ち、すべてを捨てし者と戦う段階で装備はトレマを見越したものにし、すべてを捨てし者には「わいろ」「オメデトウ!」でさっさとお帰りいただくのがベストなのである(かつダークマターももらえるし)。

 やむなく普通に戦うのであれば、ステータス異常防御を万全にし、プロテス・シェルを必ず使用すること。そして、体力の秘薬などでHPを上昇させておこう。攻撃に際しては、防御力を無視する「暗黒」「光弾」などの攻撃はしないこと。防御力無視の攻撃には、「すべての戦う者へ」という手痛い反撃がくるからだ。通常攻撃と「ジャッジメント」に耐えつつ、コツコツ戦おう。

 これまでの敵と同様、オーバーソウルさせるのも有効だ。オーバーソウルすると通常攻撃の頻度は減少し、魔法攻撃が増える。そのうえで回避カウンター修得済みのバーサーカーをリフレク状態にして戦えば、敵は自分の魔法で勝手に自滅してしまうだろう。バーサーカーを使わない場合は、歌姫の「マタドールの歌」で味方の回避を上げてもいい。そのうえで「リフレク」を使えば、結果は同じだ。

トレマ
遭遇時期・場所
 StLv5 ベベル廊・第100層
HP:999999
MP:999

盗めるアイテム:エーテル(レア:エーテルターボ)
落とすアイテム:ダークマター
オメデトウ!:無効
 まずは全員がリザルトプレートを「守り抜く勇気の光」にし、戦闘開始とともにリザルトプレートを一周して防御力をとにかく上げること。これはアクセサリー「アダマンタイト」があればそれで代用してもOKだ。そのうえで「プロテス」は必須。さらに体力の秘薬(薬でも可)を使用して全員のHPを上げるといい(最低でも9999にはする)。

 このような準備をしつつ、トレマのMPを「命の泉」を使って削り取っていこう。トレマのMPは999と低いので、すぐにゼロにできる。これで、アルテマとフレアという強力な魔法は封じることが可能。唯一メテオだけはMPがゼロでも使ってくるが、すでに述べたように防御力を限界まで上げてあれば耐え凌ぐことができるはずだ。「プロテス」を使用してあれば、メテオの威力をさらに軽減できる。例として、防御255でさらにプロテス状態で、メテオの威力は一人につき5000に満たないはずである。

注意!
 
インターナショナル版におけるトレマは、消費MPゼロのステータスが付加された。即ち、上記のようにMPを削っても魔法を封じることができなくなった。また、インターナショナル版ではメテオの軽減手段がプロテスからシェルに変更されているので、こちらについても要注意。総じてトレマ攻略が難しくなったが、そこは新要素「クリーチャークリエイト」で強力なクリーチャーを育てることでフォローしよう。鍛え上げたクリーチャーはきぐるみ士のユリパよりもはるかに強くなる可能性を秘めている。

 とにかく、アクセサリ欄は防御力とHPを増強するのに費やすべき。オススメは全員がクリスタルの小手装備(アダマンタイトがあればそちらを)。補助効果はすべてアイテムを使用することで発動させるといい。大事なのはとにかく防御力の強化とプロテス。これさえやっておけば、何度か挑むうちに必ず撃破できる。トレマの行動についてはその時の運もあるので、いやらしい攻撃を連続で使われたような時はあきらめることも必要になるだろう。99層到達時点で地上に戻ってセーブをしておこう。

攻略ポイント1
トレマはとにかく回避が高いようなので、ダークナイトの「暗黒」が効果的。一方で、サムライの「光弾」はガードされてしまいがち。もちろんただの打撃も回避される確率が非常に高い。

攻略ポイント2
とにかく防御力がカギ。アクセサリは「クリスタルの小手」「チャンピオンベルト」などの防御力を大幅にアップさせるものがベスト。「アダマンタイト」を持っているなら迷わず装備。リザルトプレートは「守り抜く勇気の光」「岩のごとく」などがオススメ。そのうえでバトル中にプロテスを使用(インターナショナル版ではシェルも追加)し、リザルトプレートのゲートを通ってさらなる防御力のアップにつとめる。

攻略ポイント3
HPの高さも勝負の決め手。アイテム欄に空きがあれば、「クリスタルバングル」でHPの増強を。「エンタープライズ」で限界突破させても良い。そのうえでバトル中に「体力の秘薬」などでHP2倍状態にする。

攻略ポイント4
なるべく防御・HPに秀でたドレスで挑む。きぐるみ士があれば言うことなし、「モグビィーム」「サボテンマシンガン」を繰り返そう。リュックは回復役に徹する。きぐるみ士がなければダークナイトあたりが適任。「暗黒」を連続して使用していく。ガンナーを使うならキューソネコカミ必須で。その「やられやすさ」を利用し、あえてフェニックスの尾で蘇生してピンチ状態を保ちつつクイックトリガーを叩き込む。いずれの場合も回復役をひとり待機させること。

攻略ポイント5
アイテムは惜しまず使え!戦闘開始と同時に「命の泉」でトレマのMPを削ぎ落とす。「メテオ」からの立ち直りにはラストエリクサーが最適。「チョコボの羽」のヘイスト効果も利用しよう。アイテムシューターを組み込むならば、合成弾の効果は最大限に利用するように。

これらのポイントから、自分の条件に合ったものを組み合わせてヒントとしてほしい。

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