ボスモンスター個別攻略5

キングヴァーミン
遭遇時期・場所
 StLv5 ミヘン街道・ふしぎな洞窟
HP:39857
MP:872

盗めるアイテム:
エーテルターボ(OS:エータルターボ)
落とすアイテム:
パワーグローブ(OS:チャンピオンベルト)
オメデトウ!:
エーテルターボ大量(OS:エリクサー大量)
 その巨体に圧倒されてしまいそうになる、全身に炎をまとった魔物キングヴァーミン。見た目の通り、物理攻撃に加えてファイラ、ファイガを連発してくる。味方全員の装備を炎属性半減・無効・吸収のいずれかにしておけば、楽な勝負になるのは確実。さらにプロテスで守りを固めておけば、回復の必要もほとんどないまま勝利してしまうはずだ。事前に炎対策ができなかった場合は、とりあえずシェルはお約束。敵に弱点は特にないのでコツコツ攻撃していくしかないが、もちろん炎は吸収されるので使用しないように。

 洞窟内には多数の地虫族が出現するので、謀らずもキングヴァーミンがオーバーソウルしてしまうケースもありがち。炎属性魔法に加えグラビデ、そしてなんとフレアやホーリーまで放ってくるようになる。危険なので、最たる上策は「オメデトウ!」の使用。オーバーソウルしたキングヴァーミンはエリクサーを20〜30個もくれるのだ。「オメデトウ!」に頼れないなら、回復・蘇生を最優先とした長期戦を覚悟しよう。歌姫の「マバリアダンス」を使ってみるのもいいかもしれないが、効果が切れた時はくれぐれも注意し、すばやく再入力を。


ヤイバル
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道
HP:4330
MP:48

盗めるアイテム:チョコボの尾
落とすアイテム:マッスルベルト
オメデトウ!:無効
 まずは同盟トルーパーから倒していく。ヤイバルには「わいろ」が無効なので、トルーパーには「オメデトウ!」でとっととお帰りいただくのもいい。あとはひとり残ったヤイバルだが、ハイポーションでの回復は無視するとして、問題は全体攻撃「すみません!」だ。手榴弾でこちら全員にわりと大きなダメージを与えてくる。幸いHPは4330と低めなので、集中攻撃で回復のひまを与えず一気にと倒すこと。盗めるものもチョコボの尾なので、無理はしなくていいぞ。


エルマ
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道
HP:4882
MP:870

盗めるアイテム:回復の泉
落とすアイテム:チョコボの尾
オメデトウ!:無効
 同盟ソルジャー2人を引き連れて登場するので、基本通りにザコから蹴散らして残ったエルマを集中攻撃だ。HPは4882とそこそこだが、おそれるほどでもない。回復の泉を盗みつつ、シェル、プロテスも使っておくといい。なにより怖いのは多彩な状態異常攻撃。暗闇・沈黙・睡眠・混乱とひととおり揃えているので、混乱だけは全員が防御したいところ。エルマが「プチマイティガード」を使ったら、デスペルで解除するように。なお、当然ながらエルマ相手にわいろは無効。


ルチル
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道
HP:7324
MP:370

盗めるアイテム:チョコボの尾
落とすアイテム:サークレット
オメデトウ!:無効
 さすがに潔く、ルチルは単体で戦いを挑んでくる。カーテン系のアイテムで守りを固めるので、そのつどデスペルで解除してしまおう。そうすれば、再度のアイテム使用にターンを浪費してくれる。ルチルは他に魔石による連続属性攻撃を繰り出してくるので、味方の属性への耐性を高めるのはもちろんのこと、通常攻撃に交えて放ってくる「告死剣(デス効果)」のために、即死防御も施しておきたいところ。HPは7324とそれなりに高いが、ここまで勝ち進んだパーティならさほどの脅威ではないはずだ。とにかく、戦闘不能の味方は最優先で蘇生すること。


リュック
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道・封印の洞窟
HP:7800
MP:92

盗めるアイテム:奥義の心得
落とすアイテム:黒魔法の心得
オメデトウ!:無効
 ユウナと一対一とは言え、リュックは通常攻撃とボムの魂、電気玉、やすもの手榴弾といったアイテム攻撃をしてくるのみ。特に素早いという印象もない。弱点は特に存在しないので、物理攻撃が最適だろう。ユウナをダークナイトなどの堅牢なドレスにし、リュックの攻撃をものともせず打撃を叩き込んでいけばよし。念の為、何らかの回復手段は持たせておくこと。もちろんアイテムでもかまわない。


パイン
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道・封印の洞窟
HP:9200
MP:55

盗めるアイテム:剣技の心得
落とすアイテム:チャンピオンベルト
オメデトウ!:無効
 リュックよりHPは高いが、単体攻撃しか持たずチェインも発生しない。魔法や回復も一切行なわず淡々と打撃を打ち込んでくる。特筆することすらない相手であり、対策も作戦も必要ない。ただひたすら打撃攻撃をしていくだけでまず勝てる。強いて言えばリュックとの連戦になるので、準備期間がないことのみが懸念事項(HP・MPは回復)。装備の選定は洞窟に入る時点で、この後に控えるヌギバ3連戦をも見越したものにしておくことだ。


バラライ
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道・封印の洞窟
HP:12220
MP:720

盗めるアイテム:あばれるの真髄
落とすアイテム:クリスタルボール
オメデトウ!:無効
 アンダーベベルで戦った生身のバラライと使う技はほぼ同じ。一閃や徹甲弾、不動掌、グラビデを頻繁に繰り出しつつ、打撃や3連攻撃を織り交ぜてくる。「不動掌」によってMPが尽きてしまいがちなので、MPに依存しない回復手段を用意しておきたい。攻撃もMPに頼らず、物理攻撃をガンガン叩き込んでいこう。また、「プロテス」を使っておくことも忘れないようにしたい。これがあるとないとでは雲泥の差があるぞ。


ギップル
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道・封印の洞窟
HP:14800
MP:235

盗めるアイテム:白魔法の心得
落とすアイテム:カイザーナックル
オメデトウ!:無効
 多彩な技を放つギップル。「グラインダー」はこちらの防御力を無視したダメージを与えてくる。これにブラインボム、サイレスボムを織り交ぜつつ、しばしば放ってくる「ワンショットエンド」はHPを7/16にする割合攻撃だ。問答無用でHPを削られてしまうぞ。そして「モーターガン」も防御力無視と、なにかと大きなダメージをくらいやすい相手だ(モーターガンは魔銃士が習得可能)。ただ、防御力無視とは言っても物理攻撃なので、プロテスで半減することはできる。バラライ戦に続き、ここでもプロテスは必須としておこう。


ヌージ
遭遇時期・場所
 StLv5 キノコ岩街道・封印の洞窟
HP:23800
MP:720

盗めるアイテム:妖術の心得
落とすアイテム:魔導ダンス大全上巻
オメデトウ!:無効
 トリだけあって、ギップルよりもさらに1万ほどHPの多いヌージ。嘲笑しながら銃による物理攻撃をしかけてくるが、脅威なのはやはり特殊攻撃。「むさぼる閃光」はこちら一体のHPとMPを同時に削る攻撃だ。あまりにMPに依存した戦法をとっていると思わぬピンチに陥るかも。アイテムシューターを組み入れていると心強いだろう。

 そして、ヌージの最強攻撃はなんといっても「散りゆく極光」。ヌージの残りHPが3000を切ると放ってくるこの攻撃は、こちら全体に5000程度のダメージを与えてくるというもの。ピンチ確実なので、相手の状態を「みやぶる」で確認しながら、HPが3000をきったところで一気に潰したい。具体的にはダークナイトの「暗黒」、サムライの「光弾」あたりがオススメだ。タイミングを測れなかったら、誰かがスペシャルドレスにチェンジして凌ぐか、リレイズの使用を。


エクスペリメント
遭遇時期・場所
 StLv5 ジョゼ寺院
HP:18324
MP:0

盗めるアイテム:エーテルターボ
落とすアイテム:エリクサー
オメデトウ!:無効
 なんと言ってもプロテス・シェルは全員必須!さらに、事前に装備で防御力は可能な限り上げておくことだ。全体攻撃「バーティカルランチャー」は、エクスペリメントのレベルによって攻撃力が上がっていく。最強状態の「バーティカルランチャー」を食らうと、何も対策を施していない場合、2人は戦闘不能になってしまうかも。できれば常時ヘイスト状態の回復役も用意したいところ。「ライフスライサー」はその名の通り、味方1名のHPを確実にゼロ(=戦闘不能)にする攻撃。回復役は必要のない限りコマンドを入力せずに待機、戦闘不能の味方を蘇生することを優先しよう。

 エクスペリメントが最強状態の時のみ使用する全体攻撃「ジェノサイド」は魔銃士がラーニングできるが、全員を魔銃士にするのは危険が大きすぎる。ラーニングしたいのならひとりずつにした方がいいかも。一方でこちらからの攻撃だが、エクスペリメントはレベルが上がると攻撃力とともに防御力も上がる(HPは固定)。なので、防御力を無視した攻撃が最適だ。具体的には、ダークナイトの「暗黒」やサムライの「光弾」といったところ。ダメージ量から言えば、「光弾」が最も効率的と言える。


グローブイーター
遭遇時期・場所
 StLv5 ナギ平原・遺跡の奥
HP:11600
MP:310

盗めるアイテム:メガポーション(OS:エリクサー)
落とすアイテム:パワーグローブ(OS:同)
オメデトウ!:白魔法の心得(OS:カイザーナックル)
 注意すべきなのは、グローブイーターは常時リフレクであるということ。つまり、こちらの魔法攻撃はすべて反射されると思っておくべし。そのくせグローブイーター自体は4属性の黒魔法やフレアを使いこなし、さらにアスピルでこちらのMPを奪い取るしたたかさも持ち合わせている。一方で通常攻撃も強烈だ。まさに死角なし、といったところだが、その死角を作り出してやることはできる。必要なのは歌姫の「マバリアダンス」だ。魔法ダメージの一切を無効化できるので、あとは物理攻撃にのみ注意していけばいい。ただし、歌姫は敵の物理攻撃に屈しやすいので、どちらを取るかは悩みどころだ。歌姫を編入するなら、装備やプロテスで防御を強化し、リサルトプレート効果の助けも使用したい。


フンババ
遭遇時期・場所
 StLv5 雷平原
HP:27772
MP:785

盗めるアイテム:ハイポーション(OS:フォーシールド)
落とすアイテム:雷神の指輪(OS:天雷の指輪)
オメデトウ!:あばれるの心得(OS:同)
 見た目はベヒーモスだが、別物の強さ。むしろ前作の「シンの体内」に出現したキングベヒーモスに近い。雷平原のボスだけあって強力なサンダラ、サンダガを多用しつつ、アッパーカット、タイラントテイルなどの物理攻撃を繰り出してくる。雷属性防御をしつつ(無理なら「シェル」)、「プロテス」はやはり必須で。そして敵の力を○○ブレイク系の剣技で削ぎ落としていくといい。また、「マイティガード」を使われたらデスペルで解除していこう。敵のターンをなるべく浪費させるのだ。

 怖いのは何と言っても、トドメを差した時に最後っ屁で放ってくる「メテオ」だ。せっかく倒してもこれで全滅してしまっては勿体無い。「シェル」で半減できるので、言われるまでもなく使っておくこと。また、安全にいくなら「わいろ」もしくは「オメデトウ!」でお帰りいただこう。この場合は「メテオ」を使わないのだ。


マキナパンツァー
遭遇時期・場所
 StLv5 雷平原・新たな洞窟
HP:30500
MP:1247

盗めるアイテム:誓いのヴェール
落とすアイテム:クリスタルバングル
オメデトウ!:無効
 ストーリーレベル3以降に各地に出現し、倒すと最後に「ログ送信」を行なっていたレコーダーたちは、実はこのマキナパンツァーにログを送っていたのだ。その結果、このバトルで「ログで送られた攻撃」が封印されてしまうという、長すぎる伏線だったのである。戦闘開始とともに、レコーダーたちは封印モードを発動。すると、こちらの一部コマンドが使用できなくなる。これについては対応するレコーダーを破壊すれば解除されるので、まずは本体を無視してレコーダーから叩こう。3体が頻発してくる黒魔法もかなりやっかいだからだ。

 コマンド封印さえ解除してしまえば、本体はそれほどの脅威ではない。「ガトリングガン」によるチェインは見た目は派手だが、微々たるダメージだ。「ソーサルビーム」で受けたダメージのみしっかり回復しつつ戦えば、負ける要素はなにひとつないと言っていいだろう。


ジャボテンダー
遭遇時期・場所
 StLv5 ビーカネル砂漠・サボテンダーの穴
HP:22222
MP:1111

盗めるアイテム:体力の秘薬(OS:同)
落とすアイテム:体力の秘薬(OS:おまもり)
オメデトウ!:無効
 見かけ倒しとはまさにこのこと。ジャボテンダー自体は最初にヘイスガを放った後、もう何もしてこなくなる。むしろ脅威は、すばやくなったサボテンダー×2の方だろう。「暗黒」などでこれらをあっさり倒してしまえば、あとはゆっくりジャボテンダーを倒せばいい。なんだか攻撃するのも可哀想だが。

 ただし、オーバーソウルした時は容赦ない攻撃を見せるので注意。4属性黒魔法やグラビデに加え、フレアまでも繰り出してくる。HPも3万オーバーになるので、気合を入れて臨むこと。


アンラ=マンユ
遭遇時期・場所
 StLv5 ビーカネル砂漠
HP:333444
MP:9999

盗めるアイテム:ラストエリクサー
落とすアイテム:リボン
オメデトウ!:無効
 実は魔物3体扱いの敵となる。右手に見えるのはタルウィ(HP:5440)、左手がザリチュ(HP:同)だ。つまりほとんど3対3のバトルだと言うこと。その分、敵にも多くのターンが回ることになる。油断は禁物。

 装備は防御力と異常予防に重きを置いてチョイスし、パーティはダークナイト×2、アイテムシューターがベストか。アイテムシューターは白魔法も使えるようにしておくとなおよし。そのうえで、戦闘開始とともに「シェル」「プロテス」可能であれば「リフレク」と使っていく。リフレクは当然回復魔法も跳ね返すので、以後回復はアイテムシューターの「メガポーション」で行なう。保険の意味で、毎ターン使用してもいい。

 あとはダークナイト×2で「暗黒」を繰り返し、タルウィ・ザリチュごと本体も攻撃していく。タルウィやザリチュのHPが尽きると、本体は「アレイズ」を使用するが、これで本体のターンを浪費させることができるわけだ。一方でタルウィの放つ「血なまぐさい息(あらゆるステータス異常攻撃)」は装備で防ぎ、ザリチュの黒魔法もシェルで軽減済み。となれば、注意するのはザリチュの「滅びの閃光」のみだ。強力な攻撃なので、これが発動したら全員が手を休め、万一の場合の蘇生・回復を優先しよう。

 タイミングによっては、本体に「フレア」や「炎獄」、「グラビデ」「バイオ」を使われることもあるが、しっかり対策をしてあればアイテムシューターの回復で間に合うはず。ダークナイトはひたすら「暗黒」を繰り返そう。

 どうしても勝てない場合は、別の作戦を考えよう。アイテムを使って、アンラ=マンユのMPを削り取ってしまう方法だ。すると、敵は「アスピル」を繰り返す。こちらから吸い取った分も削ってやり、双方のMPが尽きたら……あとは楽勝だ。一度タルウィとザリチュを倒してしまえば、「アレイズ」も使えない本体は沈黙するほかないのだ。


シヴァ
遭遇時期・場所
 StLv5 異界への道
HP:14800
MP:9999

盗めるアイテム:
極光の指輪
落とすアイテム:
クリスタルの小手(レア:ロイヤルクラウン)
オメデトウ!:無効
 3連の物理攻撃も使用するが、やはりブリザガを多用してくる。しばしば「天からの一撃」を使用してこちらのHPとMPにダメージを与え、全体攻撃「ダイアモンドダスト」を放つ。氷属性を吸収できれば回復いらずだが、「ダイアモンドダスト」は無属性なので注意。また、「天からの一撃」が持つストップ誘発効果は、できれば事前に装備で予防しておきたいところ。

 見た目通りの氷の女王だが、イメージのまま炎属性が弱点。味方には「シェル」を使ったうえで、炎属性でガンガン攻めよう。シヴァのすばやさはなかなかのものだが、HPはあまり高くないのが救いとなる。


メーガス三姉妹
遭遇時期・場所
 StLv5 異界への道
HP:
ドグ10330、マグ12240、ラグ9788
MP:全員9999

盗めるアイテム:
ドグ/やすらぎのポプリ
マグ/ホワイトケープ
ラグ/混乱の衝撃
落とすアイテム:
ドグ/マジカルパウダー
マグ/妖精のピアス
ラグ/妖精のピアス
オメデトウ!:いずれも無効
 3体同時に戦うことになる召喚獣。即ちこちらと3対3、対等な勝負だ。全員特に弱点はなく、誰から倒せばいいか考えどころだが、ここはやはり最もHPの少ないラグを狙いたい。ただし、ラグの回避はかなりのもので打撃は当たりにくい。そこで、回避や防御力に妨げられない攻撃手段が重要になる。3体を効率よく倒す意味でも、便利なのがおなじみの「暗黒」と「覇弾」。3人で連発していれば、思ったよりもあっさりと片付くだろう。1体でも倒せば、3体健在の時に使ってくる全体攻撃「デルタアタック」もなくなるのだ。ラグを倒したら、次は回復を含む多彩な技を持っているマグを狙うといい。とは言っても引き続き「暗黒」「覇弾」でOKだ。

 マグの使う「プチマイティガード」はすぐにデスペルで解除。「リジェネ」は解除するよりも攻撃していった方が早いだろう。ドグの「シュメルツェンド」、マグの「アングルティール」、ラグの「リトルナーレ」はそれぞれ単体攻撃なので脅威ではないが、むしろ危険なのはマグの「グラビデ」。味方全体のHPを削られたところに敵の攻撃がくると思わぬピンチに陥ることも。とにかく敵の攻撃が頻繁にくるので、保険で「プロテス」「シェル」は使っておこう。


アニマ
遭遇時期・場所
 StLv5 異界
HP:36000
MP:9999

盗めるアイテム:怒りの衝撃
落とすアイテム:フォーリング
オメデトウ!:無効
 異界への道で最後に戦うことになる召喚獣。HPもかなりのもので、長期戦は必至。ただし、敵の攻撃に脅威的なものはなく、対策さえ施せば確実に勝てるのでご安心を。その対策とは、まずはお約束の「プロテス」。そして、事前に装備で暗闇・沈黙・着がえたいを可能な限り防いでおこう。アニマは通常攻撃と「ペイン」を多用するが、この「ペイン」に暗闇・沈黙・着がえたい誘発効果があるのだ。さらに、しばらくすると放つ「カオティック・D」は、前作をプレイした人にとっては想像するだけでイヤな攻撃のはず。だが、今作のアニマが放つ「カオティック・D」は、驚くほど弱体化している。少なくとも全滅するような攻撃ではないので、回復を怠らなければ問題ない。

 こちらからの攻撃は、弱点である聖属性でいこう。戦士の「エクスカリバー」が有効だ。アイテムシューターの合成弾「ホワイトホール」もオススメ。


ヴェグナガン(尻尾)
遭遇時期・場所
 StLv5 異界・ヴェグナガン
HP:34200
MP:9999

盗めるアイテム:エクスポーション
落とすアイテム:ラストエリクサー
オメデトウ!:無効
 戦闘開始から間もなく、敵は「ノリ・メ・タンゲレ」を放ち、こちら全体に1000以上のダメージを与えてくる。可能であれば3人ともHP・防御力に優れたドレスで戦闘を始めたい。敵より早くプロテスを発動できればダメージを軽減することができるが、もちろんオートプロテスなどで代用してもよい。また、戦士で「鉄壁」を使えば、「ノリ・メ・タンゲレ」のダメージを1にすることが可能だ。戦闘開始とともに全員が「鉄壁」を使用すれば、かなり有利に戦いを始められるはず。

 敵のもうひとつの攻撃手段「ビーム」は、割合ダメージで最大HPの5/16を削ってくる。これは防ぎようがないので、アイテムシューターなどがこまめに回復していくしかない。


ヴェグナガン(脚)+ターレット
遭遇時期・場所
 StLv5 異界・ヴェグナガン
HP:18220
MP:9999

盗めるアイテム:エリクサー
落とすアイテム:ミスリルバングル
オメデトウ!:無効
ターレットA、B、C
それぞれのHP:300000/MP:9999
落とすアイテム:ラストエリクサー(レア:英雄の薬)
 まずはターレットの特性からおさえておこう。ターレットとは、赤・緑・黄色に輝く3つの球体のことをいう。画面を見ればわかると思うが、ターレットには直接攻撃が届かない。銃による攻撃(ガンナー、アイテムシューター、魔獣士)と魔法など、遠距離攻撃可能なコマンドでしか攻撃できないわけだが、やっかいなことにターレットはそれぞれ30万という脅威的なHPを持つ。つまり、3つで90万。どの攻撃をするにしても、かなりの労力となる。

 実は、ヴェグナガン(脚)を倒せば戦闘終了となるので、ターレットは無視するのが得策だろう。ターレットは赤い時は物理攻撃(ディエス・イレ、ミサイル)、黄色の時は魔法攻撃(黒魔法、フレア)、緑の時は回復・補助(ケアルラ、リジェネ、プロテス、シェル)を行なう。つまり、プロテス状態なら赤の攻撃は半減できる。リフレクにすれば黄色の攻撃も無効だ。ただし味方の回復も跳ね返すので、魔法以外の回復手段が重要。

 ヴェグナガン(脚)のHPは決して高くないので、集中攻撃で一気に倒そう。上記のようにターレットの攻撃を弱体化させていれば、注意するのは脚が放つ「ウィータ・ブレウィス」のみ。常に行動可能な回復担当をひとり用意しておこう。やはりアイテムシューターあたりが適任だろうか。「バーサク」「ブレイク」は装備で防ぎたいところ。最低一人はリボンを装備しておきたい。


ヴェグナガン(コア)+ブルワーク
遭遇時期・場所
 StLv5 異界・ヴェグナガン
HP:33040
MP:9999

盗めるアイテム:エーテルターボ
落とすアイテム:ラストエリクサー
オメデトウ!:無効
ブルワークL、R
それぞれのHP:3000/MP:9999
盗めるアイテム:フェニックスの尾
落とすアイテム:メガポーション
 ブルワークは画面上で両手のように見える補助パーツ。こちらの物理攻撃や魔法攻撃を感知して、それに合わせた反撃を行なってくる。いずれもなかなかの攻撃力なうえ、デスペル効果も含むのでこちらの補助魔法を解除されてしまうのだ。また、自らに補助魔法をかけたり、こちらにブレイク、バイオを使ってくる。ステータス異常は可能な限りで事前の防御を。

 一方で本体「コア」は、「エネルギーチャージ」の後で「メメント・モリ」を放ってくる。このように、コアとブルワークの連携にはかなりの苦戦が予想される。そこで、着目したいのはブルワークのHP。なんと3000と極めて少ないのだ。つまり、アンラ・マンユ戦の応用で、「暗黒」「覇弾」などでコアとブルワークをまとめて攻撃。ブルワークのHPが尽きると、コアは「アレイズ」で蘇生しようとする。即ち、「暗黒」「覇弾」を連発すれば、コアにダメージを与えつつそのターンを「アレイズ」で浪費させ、かつブルワークは復活するたびに倒してしまえるのだ。ふたりが「暗黒」もしくは「覇弾」、もうひとりが回復役という布陣がベストだろう。


ヴェグナガン(頭部)+リダウト
遭遇時期・場所
 StLv5 異界・ヴェグナガン
HP:38420
MP:99999

盗めるアイテム:ラストエリクサー
落とすアイテム:−
オメデトウ!:無効
リダウトL、R
それぞれのHP:2500/MP:9999
盗めるアイテム:フェニックスの尾
落とすアイテム:−
 バトル開始直後に相手にすることになるのはリダウトL、リダウトR。「ラクリモーサ」を筆頭に、「フレア」、「グラビデ」といった魔法攻撃、「ブライン」、「ブレイク」、「スロウ」といった異常誘発、倒された仲間を蘇生する「アレイズ」とやっかいな攻撃を揃えているが、幸いHPは高くない。全体攻撃でサクっと倒してしまいたい。

 両方のリダウトを倒すと、ヴェグナガン(頭部)への攻撃が可能になる。できればリダウトととの戦いの間に、全員をプロテス・シェル状態にしておくとラクだ。あとはひとりを回復役にして待機させ、ふたりが持てる最強の攻撃手段でガンガン攻めよう。というのも、実はこの戦闘には制限時間があるのだ。カウントは目に見えないが、目安はある。戦闘中にしばしばシューインのセリフが挿入されるが、実はこのセリフが7回に達するとタイムオーバー。ヴェグナガンが発射され、スピラは滅亡という結末になる。言わばバッドエンドだ。

 頭部は「ネモ・アンテ・モルテム・ベアトゥス」でリダウトを復活させるので、やはりここでも「暗黒」「覇弾」が便利だ。


シューイン
遭遇時期・場所
 StLv5 異界・ヴェグナガン
HP:23850
MP:210

盗めるアイテム:英雄の薬
落とすアイテム:−
オメデトウ!:無効
 シューインはまず最初に「テラー・オブ・ザナルカンド」を使用。前作におけるティーダの最強オーバードライブ「エース・オブ・ザ・ブリッツ」によく似た攻撃で、こちら単体に250×9のダメージを与えてくる。あとは「ラン&スラッシュ(ランダム対象に100×6ダメージ)」→「スピニングカット(単体攻撃)」→「フォースレイン(全体に400程度のダメージ)」と、4種類の攻撃をこの順番で繰り返し発動しつつ、合間に単体打撃を交えてくる。基本的には「テラー・オブ・ザナルカンド」を受けた味方のHPさえきちんと回復しておけば、あとの攻撃はさほど脅威ではない。ただし、「テラー・オブ・ザナルカンド」を受けた味方のHPが2250に達していないと戦闘不能になるので、素早く蘇生させること。

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