FFX-2・ボスモンスター個別攻略3

ヨウジンボウ
遭遇時期・場所
 StLv3(もしくは5) ナギ平原・谷底の洞窟
HP:22000
MP:9999

盗めるアイテム:パワーリスト
落とすアイテム:回復の腕輪
オメデトウ!:無効(ギルのみ入手)
 すばやさの数値がかなり高いらしく、頻繁に攻撃を繰り出してくる。相手の早さを止める手段はないので、こちらとしてはいかにダメージを軽減するかを考えていこう。まず、白魔導士をパーティに入れ、プロテスは必ず使用したい。これでかなりダメージは軽減できるはずだ。なので単体攻撃「脇差」はあえて無視、MPダメージ+毒状態を誘発する「小柄」は、毒防御対策を事前にすることで異常を防ごう。ヨウジンボウは特に弱点もなく、ステータス異常も効果がない。できるだけ攻撃力を上げ、強力な物理攻撃で地道にダメージを与えていくことだ。魔法に依存した戦いをしていると、いざ「小柄」や「斬魔刀」によってMPが尽きた時にどうしようもなくなる。

 ヨウジンボウの攻撃で最も脅威となるのは「斬魔刀」。こちらすべてのHPとMPを1にされてしまう。すばやく回復しないと続く攻撃で戦闘不能にされてしまうメンバーが出てくるはずだ。エーテルを使ってからケアル……そんなことをしているヒマはないので、ここは発動の早い白魔導士の「祈る」で応急処置。白魔導士がヘイスト状態ならなお心強いぞ。この時、事前に毒防御ができていないと、「小柄で毒にされる」→「斬魔刀でHPを1にされる」→「毒のダメージで戦闘不能」→「全滅」という最悪のケースを迎えることになる。斬魔刀そのものよりも毒のダメージこそが脅威なのだ。

 削られたMPを回復する必要はなく、回復は毎ターン「祈る」もしくはアイテムの使用でしのいでいこう。どうせ数ターン後には「斬魔刀」で再びMPを1にされてしまうのである。最初から魔法はナシのつもりで挑もう。

ガリク=ロンゾ
遭遇時期・場所
 StLv3 ガガゼト山
HP:6880
MP:238

盗めるアイテム:氷の一閃
落とすアイテム:光の腕輪
オメデトウ!:無効(ギルのみ入手)
 2人のロンゾ若衆を引き連れているガリク。相手の手数を減らすには、まずロンゾ若衆を片付けよう。HPは1体につき4060。ミスリルバングルを盗んでからさっさと倒してしまおう。若衆の使う「破魔の一突き」はこちらのMPをごっそりなくしてしまうが、所詮は物理攻撃。こちらの回避を上げる(歌姫の「マタドールの歌」)か、向こうを暗闇状態にしてやればほとんどの攻撃を回避可能だ。

 ガリク一体になったら、集中攻撃を開始。ガリクは物理攻撃をしつつ、「ブライン」でこちらを暗闇にしてくる。また、こちらに黒魔導士がいると、「呪いの一突き」をしかけてくる。さらに「マイティガード」で防御を固めてしまうので、可能であれば逐一、デスペルで解除していきたいところだ。ガリクを混乱させれば、「マイティガード」を味方にかけてもらうこともできる(魔銃士がラーニング可能)。とにもかくにも、こちらの回避を上昇できればかなり有利。ムリならプロテスで守りを固めよう。多勢に無勢、負ける要素のない戦いとはこのこと。

なお、ガリクの使用する技は「ロンゾのユウナに対する信頼度」で変化する。信頼度を決めるのは、ストーリーレベル1および2における、ロンゾたちからの選択肢への返答による。信頼度が一定値以上になっていれば、ガリクは「ブライン」「呪いの一突き」「マイティガード」を使わず、「プロテス」「シェル」を使うようになる。

ヴァルファーレ
遭遇時期・場所
 StLv3 ビサイド寺院・祈り子の間
HP:8430
MP:9999

盗めるアイテム:回復の泉
落とすアイテム:月の腕輪
オメデトウ!:無効(ギルのみ入手)
 ヴァルファーレの使う技は魔力に依存するものが多いので、戦士の「マジックブレイク」で魔力をダウンさせると、敵の攻撃力を弱めることができる。「シェル」でもいいが、「シェル」は味方の回復魔法も半減させる点には注意すること。装備やリザルトプレートの効果で、こちらの魔法防御を引き上げるのも効果的だ。

 物理攻撃による力押しでもじゅうぶんに勝てるが、安全に戦うなら黒魔法で攻めよう。ヴァルファーレの魔法防御はそれほど高くないので、「ガ」レベルの黒魔法を覚えているなら大きなダメージが期待できるぞ。その際、敵の「ソニックウイング」はこちらのMPを減少させるので、「MP吸収」「アスピル」などのアビリティが使えるとベスト。つまり、黒魔導士が適任なのだ。敵の打撃はプロテスで軽減しよう。「シューティング・パワー」や「シューティング・レイ」も一見ダメージの大きそうな攻撃だが、もともと魔法防御の高い黒魔導士にとってはたいしたダメージにはならないはず。

イフリート
遭遇時期・場所
 StLv3 キーリカ寺院・祈り子の間
HP:8820
MP:9999

盗めるアイテム:炎の一閃
落とすアイテム:天使のイヤリング
オメデトウ!:無効(ギルのみ入手)
 圧倒的に属性のハッキリした敵であるゆえ、その属性に対する対策をしっかりと施しておけば楽勝。イフリートはもはや常識の通り炎属性の攻撃をしてくるため、炎を半減・無効・吸収いずれかの効果で弱体化してやればいい。手段はいくつか考えられるが、最も簡単なのは全員のリザルトプレートを「炎の戦鬼」にしてしまうこと。これにより炎属性の攻撃はすべて吸収できるので、イフリートが「地獄の火炎」や「ファイガ」を放つたびに回復することが可能だ。打撃や「メテオストライク」はプロテスで対処する。

 イフリートはこれまた当然のように氷属性が弱点なので、「ブリザガ」連発で早期決戦が期待できる。が、上のような対策を施しているパーティなら、わざわざ弱点属性を利用する必要もない。イフリートに回復してもらいながら、てきとうにぶん殴っているだけで勝ててしまう。負ける要素はどこにもない。もし炎対策をしないまま戦闘に突入してしまったら、できるだけ魔法防御に優れたドレスにチェンジし、シェルを使いながら弱点属性で攻めること。

イクシオン
遭遇時期・場所
 StLv3 ジョゼ寺院・祈り子の間
HP:12380
MP:9999

盗めるアイテム:ダッシューズ
落とすアイテム:ソウルオブサマサ
オメデトウ!:無効(ギルのみ入手)
 イメージからいくと雷属性さえ防げば楽勝なようにも思えるが、その思い込みで戦うと痛い目を見る。実はイクシオンの攻撃で属性防御できるのは「サンダラ」ぐらいのもので、「エアロスパーク」「トールハンマー」には属性がないのだ。さすがにストーリーレベル3のトリだけあり、イフリートほど甘くはないぞ。雷属性を吸収できればHPの回復は可能だが、楽勝という状況にはならない。雷防御はあえて捨て、防御力・魔法防御を全体的に高める方が、結果としてパーティを有利にするのだ。

 イクシオンは通常攻撃の頻度も高いので「プロテス」は必須。すばやさも高く、必然的に敵の手数が増えることになるだろう。「シェル」も併用し、こちらの回復はアイテムシューターの「メガポーション」など、「シェル」で軽減されない方法を用意しておきたい。とにかくなにかと大きなダメージを受けやすく、「エアロスパーク」は対象者のHPの5/8を削る。「エネルギーチャージ」は、「トールハンマー」のサイン。パーティ全体のHPに大ダメージを与える攻撃だ。パーティに歌姫を置いて防御面をさらに強化するのも手だが、「マジックブレイク」などで相手の攻撃力を低下させることも大事。また、イクシオンは一応水属性が弱点なので黒魔法も有効だが、黒魔導士では敵の攻撃に耐えきれないこともある。ここは「暗黒」など、敵の防御力を無視できる攻撃の方が威力を発揮するはず。

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